
準備飛行を前に、米軍岩国基地では駐機する新型輸送機オスプレイの整備作業が行われていた=20日、山口県岩国市、藤脇正真撮影

米軍岩国基地に並ぶ新型輸送機オスプレイ。機体の下に入り整備する人の姿もあった=20日午後4時47分、山口県岩国市、朝日新聞社ヘリから、福岡亜純撮影
米軍が新型輸送機オスプレイの沖縄配備に向け、一時駐機中の岩国基地(山口県岩国市)で21日から「準備飛行」(試験飛行)を予定していることがわかった。日本政府が19日に安全宣言を出し、国内での飛行を認めたことを受けた。外務省が在日米軍司令部に確認した。
駐機中の12機は、7月に船で運び込まれた。外務省が司令部から受けた説明では、米軍は21日から機体を点検し、異常がないと確認したものから順に飛行を始めるという。ルートは岩国基地周辺で、午前8時から午後6時の間を予定する。
準備飛行の期間は明らかでないが、防衛省は20日の自民党の会合で「12機が準備飛行を終えて沖縄に移動するまでは2週間かかる」と説明。このため、配備される普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への到着は10月初めになるとみられる。
森本敏防衛相は、安全宣言や沖縄配備の見通しについて仲井真弘多知事らに説明するため、23、24両日に沖縄県を訪れる予定だ。