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「建国義勇軍」などを名乗るグループによる一連の事件で、警視庁などの合同捜査本部は29日、刀剣愛好家団体「刀剣友の会」理事の古物商野々山文雄容疑者(52)=銃刀法違反などの容疑で逮捕=に38口径の拳銃1丁を売り渡したとして、神奈川県藤沢市柄沢、会社員黒羽輝男容疑者(45)を銃刀法違反(譲り渡し等の禁止)の疑いで逮捕した、と発表した。
また、同日午後、友の会会長の村上一郎容疑者(54)=同=が役員を務める岐阜県岐南町の刃物販売会社「日本レジン」の倉庫から拳銃2丁を押収した。うち1丁は黒羽容疑者が野々山容疑者に譲渡したものと捜査本部はみている。
村上容疑者らがかかわったとみられる銃撃事件は東京と大阪のアーレフ(オウム真理教から改称)道場など計7件。このうち6件の現場で見つかった銃弾はすべて38口径の回転式拳銃から発射され、線条痕も酷似していた。アーレフ銃撃などの実行犯とされる村上容疑者は「野々山容疑者から渡された拳銃を使った」と供述しているという。
調べでは、黒羽容疑者は昨年12月中旬、野々山容疑者が経営する横浜市内の古物商店で、38口径の回転式拳銃1丁を野々山容疑者に譲り渡した疑い。調べに、黒羽容疑者は「野々山容疑者に頼まれて渡した」と認めているという。野々山容疑者は「120万円で買った」と話しているという。
黒羽容疑者は友の会会員ではなく、趣味の刀剣を通じて野々山容疑者と知り合ったという。
一方、日本レジンで押収された拳銃2丁はともに38口径の回転式で、アタッシェケースに入っていた。それぞれの弾倉に3発と2発の銃弾が残っていた。
(12/29 21:28)
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