「建国義勇軍」などと名乗るグループによる一連の事件で、銃刀法違反などの罪で9日に起訴された「刀剣友の会」会長の村上一郎被告(54)らが、朝日新聞やNHKなどの報道機関も襲撃対象として考えていたことが捜査当局の調べでわかった。
村上被告が関与を認めた事件は、02年10月に起きた福井市の在日本朝鮮人総連合会福井県本部への放火から、03年11月に加藤紘一・元自民党幹事長の山形県内の事務所に郵送された散弾入りの脅迫状まで計24件にのぼる。報道機関への襲撃は、その後の目標として考えていたという。 (01/10 11:18)