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2012年7月5日12時4分
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観測の空白域、日本チーム挑む〈グリーンランド取材記〉

写真:上空からのグリーンランド南部。雪をまとった山々の間を氷河が流れる=6月30日、中山由美撮影拡大上空からのグリーンランド南部。雪をまとった山々の間を氷河が流れる=6月30日、中山由美撮影

 グリーンランドへやって来ました。ここはデンマークの自治領、北緯約83度から60度、南北2670キロに広がる世界一大きな島です。広さは日本の約6倍、その85%が氷で覆われています。厚い所は3千メートルを超えます。この氷床が今、世界の研究者たちに注目されています。その変化が北極圏全体に影響を与え、さらに地球全体の気象や環境にまで影響を及ぼし始めているからです。

 北極圏では各地でさまざまな観測が積み重ねられていますが、グリーンランドの北部となるとアクセスが困難で、データは乏しくなります。その「観測の空白域」へ今夏、日本の研究チームが乗り込みました。

 6月に現地入りした先発隊は、北西部の村カナックから標高1500メートルの氷床の上(北緯78度)にヘリコプターであがり、テント生活をしながら観測中です。気象研究所の青木輝夫さん(54)と庭野匡思さん(32)、北海道大の的場澄人さん(42)、雪氷防災研究センターの山口悟さん(40)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の谷川朋範さん(35)、北極犬ぞり冒険家の山崎哲秀さん(44)の6人です。

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