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ゴールデンウイーク特集

貝毒に「安全策」、潮干狩りアピール 大阪湾

2007年04月28日23時31分

 2年連続でアサリなどから貝毒が検出された大阪湾で、沿岸各地の潮干狩り場が衛生面に配慮しながら営業を続けている。貝毒の影響で売り上げが激減した昨年の二の舞いを避けようと、客が掘った貝を引き取り、持ち帰り用の安全な貝を渡す対策をとった。関係者らは「これで安心。連休はぜひ潮干狩りに来てほしい」とアピールしている。

写真潮干狩りを楽しむ親子連れら=28日午後、大阪府岬町の淡輪潮干狩場で

 貝毒は、毒性を持つ植物プランクトンを食べたアサリやシジミなどが、体内に毒素を蓄積。これらの貝を人が大量に食べると、頭痛やしびれ、呼吸困難などの症状を招くという。

 大阪府水産課によると、大阪湾では今春、貝毒の原因となる植物プランクトンが大量発生。海水1ミリリットル中の数は、昨年は最大約80個だったが、今年は同約440個に達した。暖冬でプランクトンが増殖しやすかったことなどが原因として考えられるという。

 同府貝塚市の二色の浜では昨春、潮干狩りの解禁前に国の規制値を超す貝毒がアサリから見つかり、オープンが5月中旬にずれ込んだ。このため昨シーズンの入場客は前年比で1割強に落ち込んだという。さらに今年も、4月中旬の解禁直後に貝毒を検出。潮干狩りと客の安全確保を両立するため、21日から客が掘った貝を持ち帰り用の貝に交換する対策をとっている。

 一方、同府岬町の淡輪潮干狩場では、近くのアサリから貝毒は検出されていないものの、客の不安にも配慮して掘った貝を別の貝に交換している。淡輪潮干狩管理組合の福本三郎組合長は「対策は十分にとっているので、安心して潮干狩りを楽しんでほしい」と話している。

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