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辺野古案容認「なぜこのような報道が」24日の鳩山首相

2010年4月24日22時33分

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 鳩山由紀夫首相が24日午後、視察先の群馬県大泉町で記者団に語った内容は、以下の通り。

 (秘書官「あとの日程ございますので、簡潔にお願いします」)

 【群馬県を視察】

 ――視察の感想は。

 「はい。今日はいくつかの観点から視察をしました。一つは、いま、こちらで見ましたように、この多文化共生。ここは日系ブラジル人がたくさん住んでおられる所。そういう地域の方々の、地域の皆さん方のお声とか、あるいは、頑張っておられる外国人の方の声を聞かせていただいて、むしろ、将来的にこの国は、もっともっと開かれた国にしていかなきゃならない。そのための、先行的に頑張っている地域の実情というものを勉強させていただいて、政府が何をやるべきか、というものを考えさせて頂いた。これが1点。それから、群馬県はコンニャク、コンニャクと言えば群馬県ですから。そのコンニャクの現実と、それから、厳しさの双方もまた、学ばせていただいて、地域の農業というもののあり方、個別所得補償のあり方というようなものも、考えさせていただいた。そして、もう一つは、富岡製糸工場の世界遺産登録へ向けての思いをですね、聞かせていただいて、なかなかやっぱり、大したもんだなと。明治の5年で、あのようなものを造られるというね、国策の大きさ、壮大さですね。世界一のものを当時造るということの、明治政府の懐の大きさみたいなものをですね、感じさせていただいて、やはり、わたくしどもとして、協力できることはないかな。これから、考えていきたいと思いました。この3点です」

 【普天間問題】

 ――(岡田外相が現行案を大筋受け入れたという)米紙ワシントン・ポストの報道は事実か。

 「この報道は事実ではありません。今政府案は真剣に検討している最中ですから、まだ結論が出ているわけではありません。したがいまして、報道は事実ではありません。ま、岡田大臣がいま、昨日でしょうか、一昨日でしょうか、昨日かな、ルース大使と話し合ったという、そのことは事実だと思っておりますが、しかし、内容に関しては必ずしも事実ではない、ということであります。わたくしは、このような報道がなぜ出されたのか、それはよくわかりません」

 ――総理は先日、「自分が愚直だから辺野古の現行案にならずに済んだ」と言っていたが、今後も現行案や報じられた修正案になることはないのか。

 「私はあの辺野古の海に立って、あの辺野古の海が埋め立てられる、そのことの自然に対する冒涜も含めてですが、それは大変強く感じました。あそこに立った人はみんな、『あの海が埋め立てられたらたまったもんじゃない』と思われたと思います。したがって私はまさに、現行案が受け入れられるというような話はあってはならないと。そのように思います」

 ――修正案もないということでいいか。

 「・・・」(立ち去る)

 (秘書官「はい、ありがとうございました。後の日程もありますから」)

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