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〈はぐ〉託児付き店、一発検索 東京の女性がサイト開設

2010年5月8日15時25分

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 子育て中のお母さんが子どもと向き合うばかりでなく自分の時間も持てるよう、託児付きの店を使いやすくしたい。そう考えた女性が6日、託児付き店舗を携帯電話で検索できるサイト「託児付き.com〜キッズルームなび〜」を始めた。掲載しているのは首都圏の店だが、秋には全国に広げる。

 サイトをつくったのは、東京都練馬区の岩崎聡美さん(45)。

 検索サイトのアイデアを思いついたのは2007年。雑貨店を開こうとして、地域の母親らに店を知ってもらう催しを企画したときだ。

 会場に託児付きの店を、と探そうとしたが、検索サイトがなかなか見つからない。一方、細かくホームページの検索をかけてみると、託児付きの店は関東近県だけで500カ所以上確認できた。

 まず、子育てブログを書いているお母さん20人ほどに意見を求めるメールを送った。こんな答えが返ってきた。

 「髪を切る、体調管理する。そんなささいな時間を作るにも親やだんなの協力を仰ぎ『お願い』しなくてはいけなくなります。どうして私ばかりが頭を下げて都合をつけなくてはいけないのだろうと思い悩んでいた時期がありました」

 どんな情報が欲しいかアンケートしたところ、きめ細かい情報を求める声が集まった。託児スタッフの資格、保険に加入しているかどうか、託児室の見学の可否、託児予約の要不要、食事やおやつが禁止かどうか、など30項目を載せることにした。

 対象の店は、美容院やデパート、スポーツ施設などだ。パチンコ店も含めれば、駐車場に止めた車に子どもを置き去りにしての事故も防げるのではと考えたが、母親たちからは「そこまでは必要ない」という声が出て、掲載しないことにしたという。

 店舗には月2千円払ってもらって掲載する形にし、08年9月、まずパソコンサイトで首都圏の50店を登録して始めた。登録店は160カ所余りにまで増えている。

 「ママが自分の時間を持てるようになれば、子育てのストレスや虐待も減るのでは。母親たちがちょっとした息抜きを罪悪だと思わずにすむようにしたい」と岩崎さん。

 秋にはパソコン、携帯サイトとも掲載エリアを全国に広げ、病院や資格学校なども載せる。仕事への復帰を支えるために求人や資格取得、家事サポートの検索サイトも計画している。

 携帯サイトはhttp://gizam.jp/takujitsuki、パソコンサイトはhttp://www.takujitsuki.com/(編集委員・氏岡真弓)

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