大地震に襲われたイラン・南東部のバムで10日、学校再開に向けて子供たちに文房具が配られ、「新しいノートで早く勉強を始めたい」と子供たちは笑顔を見せた。現地の対策本部は11日にも授業を再開させたい意向だが、一方で「教師が出勤してくるかどうかは、当日にならないとわからない」と担当者は話している。
この日午前、広場に子供たちが集まり、ノート2冊と12色の色鉛筆セット、定規、絵本2冊を一人ひとりに行政機関の職員が配った。チョコレートなどの菓子も入っていた。
両親とテント生活を続けているマスメちゃん(9)は「楽しいことが何もない。学校が始まったら楽しいことがきっといっぱいあると思う」と話している。
(01/10 21:32)
|