昨年末のイラン大地震の被災者を支援しようと、京都市北区の金閣寺(鹿苑寺)が、境内の鐘を参拝者についてもらって義援金を集めている。1回つくと300円で、3月末まで。
鎌倉前期の作とされ、高さ約1.5メートル、直径約80センチ。毎朝夕に鳴らされ、大みそかの除夜の鐘にも使われるが、一般開放は初めて。
義援金は京都仏教会を通じてイランに送る。同寺の山木康稔執事長は「鐘の音色を楽しんでもらいながら、お役に立ちたい」と話している。 (02/04 21:54)