大地震の発生から9日目を迎えたイラン南東部の古都バムで3日、90代と見られる女性が建物のがれきの下から救出されたとロイター通信などが伝えた。現地の赤新月社(イスラム教国の赤十字社にあたる組織)は、女性の年齢を97歳としている。
女性はシャフルバヌ・マザンダラニさん。3日午後、救助犬がかぎつけ、救助隊が3時間かかって、がれきを取り除いたという。
家具によるすき間に入り込んで助かったらしく、大きなけがもなかった。救出直後、「お茶がほしい」といい、「神が私を生かしてくれた」と話しているという。
生存者の発見は、1日に9歳の少女ら3人が見つかって以来だ。
(01/04 01:04)
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