文化庁の河合隼雄長官は14日、昨年暮れの地震で大きな被害を受けたイラン南東部の城塞(じょうさい)遺跡アルゲ・バムの復興・修復に向け、協力の可能性を検討するために文化財の専門家を派遣する考えを明らかにした。
日本ではなじみの薄い日干しれんが造りだが、技術的に貢献できる分野を探りたい意向だ。研修のために同庁が招いたイラン国立博物館のゴルジー・マフナーズ保存修復部長らに語った。
(01/15 00:50)