レビット駐米フランス大使は18日、CNNテレビのインタビューで、米国の対イラク戦争には反対の立場を取りながらも、「サダム・フセイン(大統領)が化学・生物兵器を使用した場合、事情は一変する」と述べ、フランスが対米協力に踏み切る可能性を示唆した。
同大使は「わが国には(化学戦を)戦う装備がある」と語り、最終的な判断はシラク大統領が下すとしながらも、化学兵器や生物兵器をイラク軍が使用すれば、参戦も視野に入れた方針転換があり得るとの考えを示した。(時事) (03/19 10:57)