米軍などによるイラク攻撃が秒読み段階に入ったのを受け、警察庁は18日、全国の警察本部に対して、米国大使館や原発などの重要施設への警備を強化することを指示した通達を出した。国内でテロが起きるのを防ぐためで、警備強化の対象は米軍基地や官邸、空港など計330カ所に上る。
また、同庁は同日午後2時、奥村万寿雄警備局長を長とする警備対策室を設置。戦争が始まれば、漆間巌次長を長とする全庁的な警備対策本部に切り替えて警戒に当たるという。 (03/18 17:35)