ドイツのシュレーダー首相は18日朝、国民に向けてテレビ演説し、「現在のイラクの独裁者の脅威は、罪のない多くの人々を間違いなく殺す戦争を正当化できるほどなのか。私の答えはノーだ」と述べ、米英主導のイラク攻撃に反対する姿勢を明確にした。
首相は「現在、イラクは国連の実質上の管理下にあり、査察も成果を生んでいる。止める根拠はまったくない」と主張。「平和を求める声は、我が国民のみならず、国連安保理の多数、さらに世界の声である」と述べた。
(03/18 19:11)