イラク攻撃が確実になった情勢を受け、イスラエル軍は17日、地対空ミサイル・パトリオットを運用する部隊など防空を担当する予備役兵の招集を始めた。また18日には、生物化学兵器に備えてシートや粘着テープ類で密閉した部屋を準備するよう国民に指示を出した。イラクからミサイル攻撃を受ける最悪の事態を想定した準備が進み、イスラエルは徐々に戦時体制に移りつつある。
91年の湾岸戦争ではイスラエル最大の商業都市テルアビブやその郊外のラマトガンが39発のスカッドミサイルの標的になった。 (03/18 19:58)