衛星放送アルジャジーラなどによると、イラクの首都バグダッド北方約60キロにあるバクバで18日、地元テレビ局のスタッフが乗ったバスが武装勢力に銃撃され、病院関係者によると3人が死亡、10人が負傷した。攻撃を受けたのは、「ディヤラ・テレビ」のスタッフ。米英の暫定占領当局(CPA)から資金提供を受けており、親米メディアを狙った攻撃とみられる。
メディアを狙った攻撃では、米CNNのクルーが1月下旬にバグダッド郊外で銃撃され、イラク人スタッフらが死亡した事件はあるが、イラク人メディアが攻撃対象になったのは初めて。17日夜のバグダッド市内のホテルを狙った爆弾テロ事件をはじめ、20日のイラク戦争開戦1周年を前に、反米武装勢力による無差別的なテロ攻撃が活発化しつつある。
(03/18 21:32)
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