国際テロ組織アルカイダ傘下を名乗る「アブハフズ・アルマスリ軍団」が22日、パレスチナ過激派ハマスの創設者アハメド・ヤシン師の殺害に報復するため、米国などを攻撃するとの声明をイスラム系のウェブサイトに出した。
声明で同組織は、ヤシン師を殺害したイスラエルの背後にいるのは米国だと主張し、「米国の金と武器、政治、メディア支援によってヤシン師は殺された。真の敵は米国だ。米国とその同盟国に対する復讐(ふくしゅう)を軍勢に呼びかけた」としている。
同組織の実態は不明だが、これまでにマドリードで起きた列車同時爆破テロの犯行声明や、日本を攻撃するとの警告文を出している。
(03/23 11:59)
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