イラク中部のファルージャで26日、米海兵隊と反米勢力との間で激しい銃撃戦があった。カタールの衛星テレビ、アルジャジーラによると、住民9人と、米ABCテレビのために働くフリーのイラク人カメラマン1人が銃撃戦に巻き込まれて死亡、少なくとも30人が負傷した。米軍によると、米海兵隊員も1人が死亡した。ロイター通信によると、戦闘による米兵の死者は昨年3月のイラク戦争開戦後、400人に達した。
ファルージャはバグダッドの西方約60キロに位置し、米軍を標的にした攻撃が頻発している「スンニ派三角地帯」の一角。25日にも米軍の車列が仕掛け爆弾などによる攻撃を受け、海兵隊員1人が死亡、2人が負傷した。
(03/27 11:10)
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