自衛隊が駐留するサマワ市南部の住宅地の空き地で27日朝、小型ロケット弾が爆発し、病院筋によると、近くにいた12歳と13歳の男の子2人が死亡した。現場に駆けつけた保安部隊は近くで、3発の小型ロケット弾を発見した。ロケット弾は旧政権の民兵などが遺棄したものと見られ、子供たちが接触したらしい。
03年春のイラク戦争の戦場となったサマワなどイラク南部では、米軍に抗戦したイラク政府系民兵が敗走時に小型ロケット弾などを遺棄したため、いまなお多くの武器や弾薬が放置されている。
(03/27 19:23)