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![]() タスマニア原生地域(豪) 守れ世界遺産―海外では(2)2005年11月14日15時05分 オーストラリアのタスマニア島では今、北西部のクレイドル山周辺を縦走する「オーバーランド・トラック」が人気だ。ツアー客は、食料やテント、寝袋などを背負い、6日間で約80キロを歩き通す。南半球が夏を迎えるこの時期、多くの観光客が訪れている。
これまでは国立公園の入場料(1日約850円)を払うだけでよかったが、今月からコースの利用が有料化され、さらに1人約8500円が必要となった。大幅な負担増だ。若者や旅行者から「金持ちしか行けなくなる」と反対意見がさっそく出されている。 有料化するのは1年のうちの半分。それ以外の季節は無料のままだ。有料化することで客を分散化するのが狙いだ。客が集中すると草原が踏み荒らされて、傷みが進む恐れがあった。資金は木道整備などにあてる。日本の国立公園では、入場料を徴収する例はない。 テッド・バグ公園長は「生態系を守るために集中化は避けたい。有料化の理解をさらに求めていく」と話している。 ◇ 〈タスマニア原生地域〉 クレイドル山=セントクレア湖など五つの国立公園と周辺の約138万ヘクタールでタスマニア島の2割を占めている。1982年に世界遺産登録。ウォンバットや固有種のタスマニアデビルなどが多く生息しており、有袋類の宝庫といわれる。アボリジニーの遺跡もある。 PR情報
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