政府は7日、イラクへの自衛隊の派遣期間延長と、新しい防衛計画の大綱(防衛大綱)、中期防衛力整備計画(次期防)の閣議決定の日程を変更し、派遣期間延長を9日、防衛大綱と次期防を10日に閣議決定することを決めた。防衛大綱に盛り込む陸上自衛隊の定員をめぐって防衛庁と財務省の調整が難航し、当初予定していた9日の閣議に間に合わなくなるおそれが出てきたためだ。
政府はイラクへの派遣期間を1年間延長する基本計画変更について、9日午後に与党党首会談、首相と野党党首との会談、安全保障会議などを開いたあと、臨時閣議で決定。その後、小泉首相が記者会見し、延長の理由を説明する。
防衛大綱と次期防は10日午前の定例閣議で決める方針だ。当初は防衛大綱と次期防を9日、派遣延長を10日に決定する予定だったが、これを入れ替えた。
(12/07 11:54)
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