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自民新総裁に安倍氏 得票6割超える

2006年09月20日21時21分

 20日投開票の自民党総裁選で、安倍晋三官房長官(51)が第21代総裁に選ばれた。得票は目標の7割に届かなかったが、小泉首相の直近2回の総裁選の得票率を上回った。安倍氏は26日召集の臨時国会で首相指名を受け、戦後最年少で初の戦後生まれの首相として新内閣を発足させる。総裁就任後の記者会見で「構造改革の加速」や「21世紀にふさわしい国造り」を掲げ、教育目標に「愛国心」を盛り込んだ教育基本法改正案を臨時国会で最重要法案とし、教育改革を最優先する考えを示した。

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新総裁に選出されて握手を交わす安倍官房長官(右から2人目)と麻生外相(左)、谷垣財務相(右)、小泉首相=20日午後3時11分、東京・永田町で

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新総裁に選出され、「(衆院)補欠選挙必勝を期してがんばろう」と拳をあげる安倍官房長官(右)と、小泉首相=20日午後3時15分、東京・永田町で

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自宅前で報道陣の質問に答える安倍晋三氏=20日午前10時すぎ、東京都渋谷区で

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 安倍氏は20日の自民党総裁選で、総裁選序盤からの優位を維持したまま国会議員票と地方票を合わせた全体の3分の2という分厚い支持で新総裁に就いた。しかし、投票率が前回を下回ったうえ、麻生氏と谷垣氏がそろって100票の大台を超え、安倍陣営が目標とした7割の得票に及ばなかった。3分の1という批判票を抱え、万全とは言えない船出となった。

 投票総数は、党所属国会議員の403票と党員・党友数により各都道府県に持ち票として配分された地方票300票の計703票。議員に無効票が1票あり、有効投票総数702票で争われた。党員・党友の投票率は61.45%で、前回03年の69.33%を下回り、勝敗が見えた選挙戦の盛り上がらなさを裏付けた形だ。

 安倍氏は国会議員票で267票、地方票で197票を獲得した。支持を受けた森、丹羽・古賀、伊吹、高村、二階グループの5派閥に加え、若手・中堅主体の再チャレンジ支援議員連盟や当選7回以上のシニアの会など派閥横断の組織からも幅広い得票を得た。

 麻生氏は国会議員69票と地方67票を獲得した。麻生氏の支持を明確にしていたのは、所属する河野グループ(11人)だけだったが、派閥の人数を50以上も上回った。

 谷垣氏も得票の合計が100票を超え、目標の「70票」を大きく上回った。谷垣氏支持を表明したのは自ら領袖(りょうしゅう)を務める谷垣派(15人)だけ。推薦人にも同派の議員が多かっただけに麻生氏以上に他派への浸透が課題と言われたが、議員票は派閥の人数を大きく上回った。

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