中国の通貨・人民元の為替レートは、国家管理の外国為替市場で決まり、1ドル=8.277元前後でほぼ固定している。中国政府が外貨交換を厳しく管理しているためで、日米欧のように金融機関が値動きを見て売り買いするようなことは、中国ではできない。輸出入などに伴い、ドルの売買が必要になるときだけ許される。
中国は輸出超過で、外資の進出も多く、国内でドルが余る。政府はレートの変動幅を前日の平均値から上下0.3%以内と決めており、中国人民銀行がドル買いをすることで、実質的な固定相場を維持している。
高成長を続けた中国の経済実力からすれば、2〜4割は割安との見方が強い。
(朝日新聞9月4日付朝刊)
|
|
|
|