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今年は鮮やかな柄もののレインブーツが人気を呼びそうだ=東京都渋谷区のエーグル渋谷本店で |
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ヒョウ柄のレインブーツ=東京・世田谷の高島屋玉川店で |
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2人が並んで入ってもぬれないツインアンブレラ=東京都渋谷区の東急ハンズで |
そろそろ梅雨の季節。雨続きで洗濯物は乾かないし、外に出かけるのも面倒――なんて、憂うつな気分になる人も多いのでは。でも、そんな梅雨を楽しく、快適に乗り切る商品もたくさん登場している。
東京・新宿の京王百貨店は、6月8日までレイングッズフェアを開催中だ。目玉は、イタリアのしにせブランド、ポルトモーロの商品。レインコートや傘、バッグ、レインハットなど鮮やかな花柄を中心に、それぞれ、種類や色をとりそろえている。
今年一番の注目株はレインブーツ、いわゆる長靴だ。これまでは、単色で地味なものが多かったが、今年は花柄やヒョウ柄など華やかな模様が登場、人気を呼びそうだ。高島屋は、ニューヨークからヒョウ柄、千鳥格子、ダイヤ柄の3種類を輸入。フランスのアウトドア用品メーカー、エーグルもレディース用に花柄2種、子ども用に果物柄3種を新作で売り出した。
長靴での通勤に抵抗がある人には、はっ水加工を施したパンプスや、雨を通さず、汗などの湿気を逃がすゴアテックス素材の靴がおすすめだ。ワコールの「ティア」シリーズはショートブーツ、パンプス、運動靴など15種類にゴアテックスを使用している。また、歩きやすさを追求したウオーキングパンプスではっ水加工したものもある。
傘は、折り畳み式が小さく軽くなっている。骨の部分にアルミやカーボンを使い、長さ15〜20センチ、100グラム前後にまでコンパクトにした。このほか、ラルフローレンは折り畳み式でワンタッチ開閉のものを発売している。
アイデア商品としては、2人が並んで入ってもぬれない「ツインアンブレラ」や、後ろが広い卵形の傘で、背中に背負ったランドセルやリュックがぬれない「たまごの傘」などがある(いずれも東急ハンズ)。
■嫌なにおい消し、布団もシャリッ
湿気の多いこの時期。むれや汗のにおいも気になるところ。
スポーツ用品各社は、汗のにおいを化学反応させたり、分解したりする素材を使ったTシャツや下着などを相次いで発売した。フェニックスの「デオシーム」は、縫い糸に使われている消臭糸の成分が、不快なにおいの成分アンモニアを中和し、においのない別の物質に変化させる。洗濯しても効果は変わらない。Tシャツ、下着、靴下など24種類を売り出した。
汗のにおいの分子構造をイオン分解で無臭に変える消臭スプレー「イノセント」(発売元クロッシング)も登場した。汗くさいと感じたら衣服の上からシュッとひと吹き。香水やコロンなどいいにおいには反応しないのでそのまま残る。
じめじめした布団は重く、寝苦しいもの。ユニクロドットコム(www.uniqlo.com)は、快眠アイテムとして、麻のようにシャリッとした肌触りで、吸水性に優れたタオルケットとベッドパッドを新発売した。
吸水性に優れた繊維の周りに吸水・発散にすぐれた繊維をらせん状に巻くことで、綿の柔らかさを生かしながらも、麻のような風合いがあるという。
■洗濯の「部屋干し」定着 「速乾」衣料や消臭洗剤続々
梅雨どきの悩みのひとつが洗濯。部屋干し関連では、洗剤や家電メーカーが、におい対策や速乾性などを売りにした関連商品を相次いで出している。
ライオンは28日、部屋干しをした場合に出やすいにおいの元になる菌の増殖を防ぐ効果があるという洗剤「部屋干しトップ」の液体タイプを売り出した。
同社は03年、首都圏に住む20〜50代の女性566人を対象に調査を実施。部屋干しをすると答えた人は91%にのぼり、01年時点より7ポイント増えていた。01年に発売した専用洗剤も、他の商品より1割ほど高いが、年間通じて売れる定番商品になっているという。
三菱電機は昨秋、室内に干した洗濯物を効果的に乾燥させるという機能をつけた除湿器を発売した。ユーザーへの購入理由を尋ねたアンケートで、3割以上が「洗濯物を速く乾燥させるため」と答えたのがきっかけだった。
スプレー「GLアイロンスムーサー」(環境浄化研究所)は、衣類に吹き付けてアイロンをかけると、嫌なにおいの分子構造を組み替えて消臭する。アイロンがけした衣類はにおいがつきにくくなる。同じGLシリーズで室内用の消臭剤もある。
通常より短時間で乾燥するジーンズなどの衣料「部屋干しシリーズ」を手がける丸紅は、今春、バスタオルや布団カバーなどの日用品分野の商品を売り出した。06年には、スポーツウエアの分野にも手を広げる予定で、担当者は「『部屋干し』のコンセプトは、市場に定着した」と話す。