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元特捜部長ら9月12日初公判 証拠改ざん犯人隠避事件

2011年7月13日19時56分

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 大阪地裁の岩倉広修(ひろみち)裁判長は13日、部下の証拠改ざん事件を隠したとして犯人隠避罪で起訴された元大阪地検特捜部長の大坪弘道(ひろみち)被告(58)=懲戒免職処分=と元副部長の佐賀元明(もとあき)被告(50)=同=の初公判を9月12日に開くと決めた。2人は公判で無罪を主張するとみられる。

 公判での焦点は、郵便不正事件で厚生労働省元局長(無罪判決確定)の捜査を担当した元検事の前田恒彦受刑者(43)=証拠隠滅罪で懲役1年6カ月の判決確定=の改ざん行為に対する2人の認識。また、前田受刑者や当時の地検トップの検事正らが証人出廷する見通しで、元検事が法廷で対決する異例の公判となる。

 前田受刑者は厚労省元局長が事件に関与したとの見立てに合わせるため、元局長の部下宅から押収したフロッピーディスク(FD)のデータを改ざん。2人はこうした事情を知りながら同僚検事らに口止めしたとされるが、最高検の調べには「前田受刑者からは『誤って書き換えた』との報告を受けた」などと説明し、隠蔽(いんぺい)工作について全面的に否認した。

 改ざんを認めた前田受刑者の裁判は4月に終わったが、2人については公判前に争点などを絞り込む非公開の手続きが続いていた。(平賀拓哉)

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