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大阪地検前特捜部長らを聴取 証拠改ざん事件で最高検

2010年9月24日3時11分

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写真最高検に向かう大坪弘道・前大阪地検特捜部長(現・京都地検次席検事)=23日午後0時49分、東京・霞が関、戸村登撮影

写真最高検の聴取を受けるため、JR品川駅に到着した大坪弘道・前大阪地検特捜部長(現・京都地検次席検事)=23日午後0時29分、東京都港区、高橋雄大撮影

 最高検は23日午後、郵便不正事件の捜査を指揮した大阪地検特捜部の大坪弘道・前部長(現・京都地検次席検事)と、同部の佐賀元明・前副部長(現・神戸地検特別刑事部長)から事情聴取した。2人の部下だった同部検事・前田恒彦容疑者が証拠隠滅容疑で逮捕されたことを受けた検証の一環だ。

 大坪前部長と佐賀前副部長は、前田検事から今年1〜2月に「FDのデータを書き換えた可能性がある」と明かされた経緯や、その後に「問題ない」と小林敬・大阪地検検事正ら幹部に伝えた理由について説明したとみられる。

 これまでの大阪地検の調査によると、前田検事が「FDのデータを書き換えた可能性がある」と佐賀前副部長に電話で打ち明けたとされるのは、今年1月末。

 佐賀前副部長から大坪前部長へと伝えられたあとの2月上旬には、「前田検事がデータを改ざんしたといううわさもあるが、意図的な変更は考えられず問題ない」と小林検事正と当時の玉井英章・次席検事(現・大阪高検次席検事)に報告されたという。

 最高検の調べでは地検幹部のほかに大阪高検にも報告が上がったが、高検トップや最高検には報告されなかった。データ改ざんについては前田検事による単独の犯行とみているものの、幹部らが把握したあとにさらに上層部に報告しなかった理由など、組織的な隠蔽(いんぺい)がなかったかを調べる。

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