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11月25日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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家庭遺産

  • まだまだ大募集中です!!

    捨てるに捨てられない、家族の思い出のつまったモノありませんか?エピソードと共にご紹介ください

  • 家庭遺産の魅力とは

    マンガ家の天久聖一さんとしりあがり寿さんが家庭遺産の魅力を語りました。動画もお楽しみください

家庭遺産

あなたの家族の思い出を、遺産として登録する家庭遺産!
今週もおなじみ「ぼろぐるみ」から、壮絶な闘病を物語る感動の逸品まで、
貴重な家庭遺産が集まりました!
それでは早速ご覧いただきましょう!

No.029

ぽち

私が4歳くらいの頃に母から受け継がれたねこのぬいぐるみです。推定40歳。
小さいころは首に巻いて出かけたりキャラクターにして漫画を描いたりしていました。
初見で猫だとわかってくれたのはいまだに三歳のいとこ1人だけです。
胴体の綿はほぼなくなってしまい、頭部と手足もだいぶ怪しい感じになってきています。

所有者ネーム りもと なつみ

家庭遺産

僕も第一印象はイタチ? もしくはフェレット? でした。すいません。
家庭遺産ではもうレギュラーとなった「ぼろぐるみ」ですが、親子二代に渡るモノははじめてです。
長生きしたネコは化けると言います。
このぬいぐるみも40年の長命によって立派なお宝に変わりました。
いまこれを巻いて外出……は難しいでしょうが、たまには小さい頃のように可愛がってくださいね。
あと、いま気付きましたがネコなのに「ぽち」というネーミングも素晴らしいです(笑)

No.030

うさぎのティッシュカバー

ある日、保育園から帰った娘が「まま、いいものあげる。なんでしょう」といって自慢げに取り出しました。
紙で作られたピンク色のうさぎの顔としっぽがゴムテープでつなげられています。
何に使うのかと思っていたら、「どうするかおしえてあげる」といって、得意満面でティッシュボックスにとりつけました。
「まま、つかうから。いいでしょう」3歳の娘が初めて作ってくれた母の日の贈り物でした。
当時は花粉症でティッシュが手放せなかったのです。
夫と二人で不覚にも泣きそうになりました。
今、娘は中学生。親にも反抗するようになりました。
うさぎは耳が曲がり、ゴムが伸びてしまいました。
大変なこともあるけれど、うさぎを見るとちょっとうれしくてにっこりしてしまいます。

所有者ネーム とも まま

家庭遺産

なんとも可愛い家庭遺産です。
子供の工作はけっこうかさばるものですが、代表作はしっかりとっておきたいものですね。
その上、ともままさんの場合はいまも使用されている。
つまりこの遺産がすっかり家庭に溶け込んでいるわけです。
中学生の娘さんと親子ゲンカになったときも、視界の隅にこのティッシュカバーがあると思うと、すぐ仲直りできそうですね。
多少傷んではいますが、年月を考えると大切に使われているのが伝わります。
貴重な遺産ありがとうございました。

No.031

ボラギノール軟膏のチューブ

私が大学生の頃、痔を患っていた父は、ボラギノール軟膏を使っていました。
何度も薬局に買いに行くのが恥ずかしく、また、母や私に買いに行かせるのも申し訳ないと思っていたようで、
一度使い始めると最後の最後までほじくり出して使っていたらしく、
ある日、洗面所のゴミ箱にこのような状態になったボラギノールのチューブを見つけてギョっとしました。
思わずつまみ上げてみると、こんなになるまで使われたボラギノールがなんだかかわいそうに思えたので、捨てずに缶に入れて保管しました。

その後手術し、現在はもう父の痔は治っていますが、
これを見ると、痔だった頃の父の、つらいけどボラギノールを買いに行く回数を減らしたかったという葛藤、
そして「完全に使いきってやる」というボラギノールに対する執念を想像して、いまだに笑ってしまいます。

所有者ネーム おかめちゃん

家庭遺産

まさかボラギノールでこれほど感動する日が来るとは思いませんでした!
この痛々しいまでの使用済み感、エピソードにもあるお父さんの「葛藤」がそのまま具現化したような家庭遺産です。
己の病を克服せんと歯を食いしばり、かつ切り口で指を切らないよう慎重に軟膏をすくうお父さん。
そのあまりにもいじましく、人間的な姿には涙を禁じ得ません。(爆笑で)
またそれを「闘いの記録」として保管したおかめさんも立派です。
全国の痔持ち(僕も含めて)と、ボラギノール関係者に勇気を感動を与える遺産、ありがとうございました!

いかがだったでしょうか?
家庭遺産はどの家庭にも、必ずひとつはあるものです。
年末の大掃除に、みなさんの家庭で発掘された遺産を、是非お送りください!

以下の投稿フォームから簡単にご応募いただけます。
また、応募された方には全員に、「家庭遺産認定書」を送らせていただきます。
みなさまからの、味わい深い遺産をお待ちしております!

※デザインは変更する場合もあります
申請から認定までの流れ

 あなたの家の家庭遺産を写真に撮り、それにまつわるエピソードと共にお送りください。

 応募いただいた家庭遺産について、より詳細なエピソードをお聞きする場合がございます。その際こちらから連絡を差し上げますので、連絡をとれるご自身のメールアドレスと電話番号をご記入ください。

 認定された家庭遺産は、朝日新聞デジタルと一部紙面で順次掲載します。またご応募いただいた方には左の認定証をメールでお送りいたします。

これまでの家庭遺産

家庭遺産とは?

~家庭遺産委員長・天久聖一さん寄稿~
 家庭遺産。それはどこの家庭にもある、家族にとって忘れられない思い出のつまった宝物です。世界遺産が後世に残したい人類共通の遺産なら、家庭遺産はその家庭バージョン。家族だけが知っている、もっとささやかな遺産です。

 それは他人から見るとぜんぜん意味のないものかもしれませんし、場合によっては当の家族からも迷惑がられているものかもしれません。たとえばお父さんが家族の白い目もかえりみず集めたコレクション。お母さんが突然つくりだした奇妙な手芸品、こどもたちが幼い頃つくった謎の工作。旅行先で浮かれて買ったものの、いまは押入で埃を被っている土産物などなど。

 そんな捨てるに捨てられない、けれどたしかに家族の歴史を刻んだ宝物を発掘、紹介するのが私たち家庭遺産委員会の活動です。あなたの家庭に眠る貴重な遺産を、その遺産にまつわるエピソードを添えてお送り下さい。あなたの思い出がつまった家庭遺産には、世界遺産以上の価値があるはずです。きっと。

天久 聖一

1989年、マンガ家としてデビュー。現在は演劇脚本、小説執筆、映像制作など多方面で活躍している。マンガのバカドリルシリーズや、ほぼ日刊イトイ新聞での連載「味写道」「家庭遺産」を執筆。

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紙面イメージの「地域面」がさらに充実したものになりました

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