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【キトラ古墳】
 
キトラ古墳被葬者、50代男性有力 人骨と歯を鑑定

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頭骨や歯の模型、写真を使って鑑定結果を説明する片山一道・京大大学院理学研究科教授=10日、奈良県橿原市の奈良文化財研究所飛鳥藤原宮跡発掘調査部で

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キトラ古墳の石室から出土した人間の歯(下)と頭骨の断片=文化庁提供

 奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末〜8世紀初め)の石室で見つかった人骨や歯を詳しく鑑定した結果、被葬者は熟年(40〜60歳代)の男性で、50代の可能性が最も高いことがわかった。文化庁が10日、発表した。性別や年齢が絞り込まれたのは初めてで、天武天皇の10人の皇子や百済の王族などの説がある被葬者像の解明に、新たな手がかりが増えた。

 文化庁の委託を受けた奈良文化財研究所が昨年6月、石室にたまった土砂の中から約100片の人骨と、23本の歯を見つけた。

 鑑定した片山一道・京大大学院教授(自然人類学)によると、骨はすねの部分の破片1点を除いてすべて頭骨で、最大4センチ四方。粉状に砕けたものも多かった。重複する部分はなく、被葬者は1人とみられる。

 目の付近の骨が丸みを帯び、耳の後ろの骨が凸凹して頑丈なことなど男性の特徴が目立った。頭骨は全体にがっちりしており、骨太の印象があるという。身長は推定できなかった。

 歯は全体に大きめで、すり減り方や奥歯の根元に付着した石灰、頭骨の状態などから、50代の可能性が高いという。右上の奥歯1本はかなりひどい虫歯だった。

 文化庁によると、石室から取り出した土砂のうち詳しい分析が終わったのは約半分で、今後も人骨などが新たに見つかる可能性もあるという。 (03/11 01:56)


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