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「このまま議員を続けたって永田町には居づらいよ。『経験者』が言うんだから間違いない」
92年の参院選愛知選挙区で当選したものの、選挙で偽った学歴や経歴を公表したとして議員を失職した新間正次氏(69)は27日、朝日新聞の取材にこう語った。新間氏は、古賀潤一郎・衆院議員への「エール」として、「潔く身を引いて、再出発した方がいい」と忠告する。
タレントの新間氏は、高い知名度を背景に民社党(当時)公認で立候補した。選挙中、選挙公報などで「明治大学中退」としたが、当選直後、入学していなかったことなどが判明。「うその学歴を公表した」として公職選挙法違反(虚偽事項公表)の罪に問われた。
離党したものの議員は辞職せず、公判では「推薦入学の手続きは取った」などと無罪を主張。最高裁まで争ったが、94年7月に有罪判決が確定し、失職した。公選法違反の罪で最高裁の有罪判決を受けた初の現職国会議員となった。
新間氏は、今回の古賀氏の問題を自身と照らし合わせて「卒業していないなら(公選法上の)『虚偽事項の公表』となる」と指摘。「出処進退はきっちりすべきだ」とした上で「第一、このまま国会議員を続けたって、永田町には居づらい」と古賀氏の身の上に思いを巡らせた。
新間氏自身、失職するまで約2年、議員を続けた。だが所属会派もなく、政治活動ではイバラの道を余儀なくされた。
「常にマスコミや市民に監視される。並大抵な神経じゃやれない。歳費も返上するというが、金がなくてどうやって政治活動をするのか」
また、「(古賀氏は)スポーツマンでナイスガイ。もし会えるなら『思い切ってやり直してみろよ』って、福岡までアドバイスに行ってあげたいなあ」とも語った。
新間氏は現在、過去の経験を逆手にとって「学歴詐称評論家」を自称し、タレント活動にも復帰している。名古屋の地元ラジオでの番組に「永田町を切る」と題したコーナーを設け、「(政治家を)バシバシ切ってる」と笑った。
(01/28 08:03)
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