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池田 博之(いけだ・ひろゆき)

記事一覧

夏隣り、色彩のことばに耳をすます

ことば談話室

夏隣り、色彩のことばに耳をすます (2013/05/16) 

 桜の花びらにうっすらと差された紅色(くれないいろ、べにいろ)と、アジサイの花束を染める藍色(あいいろ)との間(あわい)、春から夏へと渡る季節には、ちょうどそ…続きを読む

果実の中の果実――掌中の珠

ことば談話室

果実の中の果実――掌中の珠 (2012/11/08) 

 さて、問題です。  「ジャガイモとトマトに共に含まれている果物はなんでしょう」  答えは「リンゴ」。  ジャガイモはフランス語で「ポム・ド・テル(pomme…続きを読む

藍色を集める

ことば談話室

藍色を集める (2012/06/21) 

 雨の季節を彩る花、アジサイ。東京郊外の自宅から最寄り駅まで歩く道すがら、家の庭先やマンションの植え込みで、藍(あい)、水色、紫、白と多彩な色のアジサイが見ら…続きを読む

土(つち)。春へ

ことば談話室

土(つち)。春へ (2012/01/19) 

 ここは古代エジプトの大地。遠くには先の王のピラミッドが見える。撮影カメラがぐっと近寄ると小さな彼女が見える。彼女は大きな玉を押している。自分の体の何倍もある…続きを読む

茗荷の香り この夏の記憶 -下-

ことば談話室

茗荷の香り この夏の記憶 -下- (2011/08/04) 

 『〈忘却〉の文学史』という本があります。10年ほど前に書店の棚で見つけました。著者はドイツの言語学者ハラルト・ヴァインリヒ、副題に「ひとは何を忘れ、何を記憶…続きを読む

常夏に思う この夏の記憶 -上-

ことば談話室

常夏に思う この夏の記憶 -上- (2011/07/21) 

 節電の暑い夏も、女子サッカーW杯でのなでしこジャパンの活躍で、一陣の清涼な風が吹きわたった感があります。彼女たちの華麗なプレーは、ナデシコの薄紅色をした、た…続きを読む

沙翁の春は〈下〉

ことば談話室

沙翁の春は〈下〉 (2011/03/24) 

 これまで、シェークスピア(沙翁〈しゃおう〉)の戯曲に出てくる花の名の語源を中心に見てきました。最後に取り上げた三色スミレは、恋をもたらすキューピッドの花とし…続きを読む

沙翁の春は〈上〉

ことば談話室

沙翁の春は〈上〉 (2011/03/17) 

 沙翁(さおう、しゃおう)とはシェークスピアのこと。「沙」は「沙比阿」などの略。「翁」は高齢の男の人の敬称で、16~17世紀に活躍したイギリスの偉大な劇作家へ…続きを読む

カボチャをめぐる物語

ことば談話室

カボチャをめぐる物語 (2010/11/18) 

ピーター、ピーター、カボチャ好き 女房持ったが、うまくはいかず カボチャの殻に閉じ込めた そしたら女房とめでたしめでたし  イギリスの伝承童謡マザー・グースの…続きを読む

「夏され」

ことば談話室

「夏され」 (2010/08/05) 

 作家幸田文の随筆に「夏され」と題されたものがある。ある夏の「すごく暑い昼さがり」。幸田の家に、息子の病気の治療代を借りた母親がお金を返しに来る。母親の「額か…続きを読む

ドクダミの白い花

ことば談話室

ドクダミの白い花 (2010/05/20) 

 毎年、初夏から秋口にかけて、自宅の庭にはびこるドクダミと格闘している。そのせいか、アスファルトでおおわれた東京の街を歩いていても、ひとたび路地に入ると、人家…続きを読む

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