記事一覧
ことば談話室
子どものころからあまりテレビを見ない筆者だったが、いまでも心に残っているCMがある。 大滝秀治による「流氷を故郷とした人々がいた」というセリフで始まるナレー…続きを読む
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◇時刻表に見つけた流れ星 「一番星」。「広辞苑」では「かつて菅原文太が演じた主人公が映画中で使用したトラックおよび主人公の愛称」と書いているはずもなく「夕方…続きを読む
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◇18人の精鋭 「フナッシー頑張れー!!」 同僚らの掛け声の後、ANAのグランドスタッフ、船津英里子さん(28)の審査が開始された。ANAは昨年12月、グ…続きを読む
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◇航空会社の「顔」に迫る 「新聞社で編集作業に携わる我々は、言葉を紡ぎ、言葉の力で表現し、情報やメッセージを伝えるのが仕事である」と、数回このコーナーで述べ…続きを読む
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取材先であいさつや名刺交換をすると、気遣いもあってか、「毎年『甲子園』楽しみにしてます」と言ってくださることがある。「『普門館』へ行くことが目標でした」とい…続きを読む
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自他ともに認める「テツ」(鉄道オタク)であるため、よく「電車が好きなんですね」と言われる。一般人からいえば、「テツ=電車好き」なのだろう。ここで素直に「はい…続きを読む
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北の大地にあこがれ、「その先へ」とたびたび訪れてきた知床。前回は遅い春の知床をお伝えした。その自然が鳴らす警鐘に耳を傾けるため、今回は季節はずれの感があるが…続きを読む
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一昨年の当コーナーで「九州育ちのゆえか北の大地にあこがれ、頻繁に冬季の北海道を訪れている」と書いた。あいかわらず、今冬も2月に道南地方を訪れた。 今春のJ…続きを読む
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寝台特急「あけぼの」の定期運行終了で、「一つの時代の終焉(しゅうえん)」を感じた筆者であるが、実はもう1件、「時代の終わり」を実感した出来事が、3月末にあっ…続きを読む
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「終焉」(しゅうえん)という言葉がある。「広辞苑」によると、「焉(ここ)に終わる」の意とあり、死に臨むこと、いまわ、末期、などとなっているが、必ずしも人の臨…続きを読む
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実家の部屋を整理していると、1枚の写真が出てきた。撮影日は1975年2月10日、当時8歳の筆者とプロペラ機。初めて飛行機に乗った記念に父が撮ったものだ。プロ…続きを読む
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「ダンス」という言葉からイメージするものはなんだろうか。ここ数年は「フラガール」の「ハワイアン」か。ある世代は運動会での「フォークダンス」であろうし、また別…続きを読む
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「バトンタッチ」という表現がある。「後任に引き継ぐ」という状況で使われるが、最近強く印象に残ったのは元AKB48・篠田麻里子のブログに掲載されたものだ。 …続きを読む
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「スクランブル」という言葉が最近、新聞紙面にたびたび出ている。3月、ロシアのTU95爆撃機2機が日本を一周するという特異な飛行をした。領空侵犯はなかったもの…続きを読む
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青森と東京が新幹線で2時間59分で結ばれたというニュースから、ふと思い浮かんだ「夜汽車」。辞書では「夜に運行する列車。夜行列車」と定義されているが、単にそれ…続きを読む
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東京と東北がさらに近くなった。物理的な距離が短くなったわけではもちろんない。今月16日のJRのダイヤ改定によって、東北新幹線「はやぶさ」の最速列車で東北の北…続きを読む
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【鈍】どん。広辞苑では、「切れ味が悪いこと。にぶいこと。のろいこと。」とある。通常「鈍」の字はポジティブな意味では使わない。 われわれはスピード社会に生き…続きを読む
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「新体操」というスポーツはご存じでも、関係者以外、その競技内容、演技時間を正確に答えられる方は少ないだろう。 個人は1分30秒以内、団体でも2分30秒以内…続きを読む
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「海猿」という言葉はご存知の方も多いだろう。漫画や映画等ですっかり有名になった海上保安庁の潜水士。伊藤英明が演じる仙崎大輔がその代名詞となった感がある。シリ…続きを読む
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健康ブームのせいか、「エアロビ」という見出しが躍る紙面をよく見かける。記事を読んでいくと2通りの表記に気づく方もいるのでは。「エアロビクス」、そして「エアロ…続きを読む