メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

キーワード

「季節のことば」の記事一覧

心ほっこり 春の季語――猫の恋 カエル目を借り 山笑う

心ほっこり 春の季語――猫の恋 カエル目を借り 山笑う (2014/04/17) 

 ここ1年ほど、毎月祖母と手紙のやり取りをしています。俳句好きの祖母からの手紙には、毎回必ず季節の名句が添えられています。その影響で、それまでは短歌一辺倒だっ…続きを読む

にび色の空の下で ~東西で異なる「入梅」の語釈~ (2013/06/20) 

 過日、仕事をしていて、梅雨入りを報じる記事を校閲したことがあった。    その記事の中に「平年より小雨になると見られている」というフレーズが出てきた。ここで…続きを読む

夏隣り、色彩のことばに耳をすます

夏隣り、色彩のことばに耳をすます池田 博之 (2013/05/16) 

 桜の花びらにうっすらと差された紅色(くれないいろ、べにいろ)と、アジサイの花束を染める藍色(あいいろ)との間(あわい)、春から夏へと渡る季節には、ちょうどそ…続きを読む

梅雨――ウメとアメの関係は

梅雨――ウメとアメの関係は青山 絵美 (2012/06/07) 

 雷、雹(ひょう)、竜巻と、お天気に油断のならないこの頃ですが、6月ともなるとそろそろ気になるのは梅雨前線ではないでしょうか。  気象庁によると、沖縄はすでに…続きを読む

土(つち)。春へ

土(つち)。春へ池田 博之 (2012/01/19) 

 ここは古代エジプトの大地。遠くには先の王のピラミッドが見える。撮影カメラがぐっと近寄ると小さな彼女が見える。彼女は大きな玉を押している。自分の体の何倍もある…続きを読む

茗荷の香り この夏の記憶 -下-

茗荷の香り この夏の記憶 -下-池田 博之 (2011/08/04) 

 『〈忘却〉の文学史』という本があります。10年ほど前に書店の棚で見つけました。著者はドイツの言語学者ハラルト・ヴァインリヒ、副題に「ひとは何を忘れ、何を記憶…続きを読む

冷房も言葉も「温度調節」が肝心~原発事故をめぐって

冷房も言葉も「温度調節」が肝心~原発事故をめぐって加勢 健一 (2011/07/28) 

 「漁港の集約については、県でコンセンサスを得るよう努めてください。そうすれば我々としても様々な方策がとれる。ひとつしっかりとお願いします」    ――言って…続きを読む

常夏に思う この夏の記憶 -上-

常夏に思う この夏の記憶 -上-池田 博之 (2011/07/21) 

 節電の暑い夏も、女子サッカーW杯でのなでしこジャパンの活躍で、一陣の清涼な風が吹きわたった感があります。彼女たちの華麗なプレーは、ナデシコの薄紅色をした、た…続きを読む

恵方・えと・節分

恵方・えと・節分町田 和洋 (2011/01/27) 

 2月3日は節分。最近はコンビニやスーパーで売られる「恵方(えほう)巻き」も全国的に定着してきたようです。節分の夜に、その年の恵方に向かって目を閉じて一言もし…続きを読む

「夏され」

「夏され」池田 博之 (2010/08/05) 

 作家幸田文の随筆に「夏され」と題されたものがある。ある夏の「すごく暑い昼さがり」。幸田の家に、息子の病気の治療代を借りた母親がお金を返しに来る。母親の「額か…続きを読む

球春っていつ? 2

球春っていつ? 2大西 秀明 (2010/05/13) 

 野球のシーズン到来を告げる、「球春」ということば。今回は、新聞や雑誌での使用例を探してみました。 ◇朝日新聞の見出しでは1973年から  マスメディアでいつ…続きを読む

球春っていつ? 1

球春っていつ? 1大西 秀明 (2010/05/06) 

 プロ野球が開幕して約1カ月半。好きな球団の勝敗に一喜一憂されている読者の方も多いでしょう。さて、朝日新聞の紙面では「球春、大リーグにも/キャンプに日本勢15…続きを読む

  • 新しい記事
  • 1