メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

人権・校閲

こちら人権情報局

バリアフリー世界一の街

2010年3月(創刊準備号1)

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
〈asahi.com内の記事へのリンクについて=日付の古いものは表示されないことがあります〉

拡大サリバン前バンクーバー市長

今週のことば

「多くの人は市長が障害者だったから街のバリアフリーが進んだと思っているが、事実はその逆。街のバリアフリーが発展していたから私が市長を務めることができた」(前バンクーバー市長のサム・サリバンさん)

 パラリンピックの舞台となったカナダ・バンクーバーは、「世界で一番のバリアフリーの街。車いすさえあれば1人でどこにでも行くことができる」とサリバンさん(3/8夕刊)。「障害を特別なことと思わないことが本当のバリアフリー」とも。日本で「うちが一番」と胸を張れる自治体はあるのでしょうか?

今週の注目記事

「『創氏改名』遺族に壁(置き去りの65年 東京大空襲忌を前に〈2〉)」(3/8東京版)=東京大空襲で被災した中には、朝鮮から徴用されてきた人たちも大勢いました。日本風の名前に改名させられていたため、遺族がわからない例も多いといいます。「誰がどういう状況で連行され、どのように死んでいったか。それを明らかにしなければ遺族は浮かばれません」(調査団の朝鮮側事務局長、李一満さん)という言葉が重く響きます。

◎「盲導犬交通事故死 294万円賠償命令 全国初の判決」(3/5)=盲導犬は白杖(はくじょう)のような単なる歩行補助具ではないと認めた画期的な判決です。中部盲導犬協会では、盲導犬を1頭育成するまでに453万円の費用がかかるそうです。

◎「らしく、でなくありのまま 同性愛歌う米『ゴシップ』、新作を発表」(3/4)=「ゴシップ」はレズビアンであることを公表する女性ボーカルが率いる米国のロックバンド。新作アルバムは「ミュージック・フォー・メン」。同性愛やフェミニズムを題材にした歌詞が注目を集めています。「固定観念を覆そうというのではなく、ありのままの自分を受け入れよう」というのがボーカルのベス・ディトーからのメッセージです。

朝日新聞には載らなかった!気になる記事

○「女性議員:ルワンダ56%で世界1位、日本11%で97位」(3/7毎日新聞)=列国議会同盟(世界151カ国の国会議員らで構成)がまとめた今年1月末現在での世界187カ国議会(下院)における女性議員の割合ランキング。日本(衆院)は11.3%、各国平均は18.8%だそうです。

○「ともに歩く 目の探訪記」(毎日新聞3月6日から連載)=記者がアイマスクをつけて視覚障害者の世界を体験するルポ。食事の用意、会社への通勤から山に登るまで。日本盲人会連合には白内障の疑似体験などもできる「視覚障害の体験キット」があるそうです。


「走る意味 命を救うランニング」(金哲彦、講談社現代新書)=子どものころは「在日」を特別に意識しなかったそうだが、高校生のときにカミングアウト。朝鮮籍を韓国籍に変えればロス五輪、ソウル五輪に韓国代表として出場の可能性もあったが、変更には抵抗を感じた。後に韓国籍を取得してバルセロナ五輪を目指すが、韓国のレベルが上がっていて果たせなかった・・・・・・。