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人権・校閲

こちら人権情報局

転んだって起きあがればいい

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
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■今週のことば
「大丈夫! 1度くらい転んだってへっちゃらだから」=障害者スキーを教える荒井秀樹さん(2010年5月24日社会面「五線譜」から)

障害者スキーを教える荒井秀樹さん(五線譜)拡大ストックを持たずに滑る練習法を教える荒井秀樹さん=新潟県妙高市

 バンクーバー・パラリンピックの金メダリスト・新田佳浩選手(29)を育てた荒井さん。「世界で勝つという目標にはたどり着いた。だけど、夢はもっと先にある。障害者スキーのすばらしさを広めたい」

■今週の注目記事

車いす アカホシの輪 募金協力500店超す(5/25=大阪本社版)
 惜しまれながら昨季、阪神タイガースのユニホームを脱いだ赤星憲広さん(34)が、引退後も続ける車いすを贈る運動に、支援の輪が広がっている。募金箱を置いてくれた協力店は飲食店など全国500店以上。「車いすを贈ることで僕が勇気をもらっていた。この喜びをもっと多くの人と分かちあいたい」と話している。

障害者差別禁止 新法制定を検討 政府の「障がい者制度改革推進会議」(5/25)
 24日、制度改革の基本方針素案をまとめた。2011年の通常国会で障害者基本法の抜本改正を目指す。障害者差別禁止法(仮称)の制定も検討していく。障害者の定義の範囲も広げる。障害の原因となる疾患や症状などは主に医学的に決められているが、これを日常生活で行動が制限されている状況などを踏まえて社会的側面からも判断するように変える。→毎日新聞(5/25)は、「身体、知的、精神の個人の心身機能に注目した従来の『医学モデル』を転換し、社会参加を難しくしている社会の側の問題からとらえ直す」としています。

教科書「色づかい」を配慮 色弱の人にも見えやすく(5/24)
 教科書に「カラーユニバーサルデザイン」が広がっている。一部の色の違いが見分けにくい色弱の人は全国に300万人以上いるとされ、できるだけ多くの人が見やすい色づかいにしたり、形や模様も多用して情報を伝える工夫をしたりする取り組みが進んでいる。

生きる、まひの体と 「喜び、悩む姿を見て」 事故で障害の男性、映画に(5/22=大阪本社版)
 交通事故で首から下がまひし、一度は死も考えた男性が、人とかかわりながら生きる力を取り戻していく。そんな2年半を追いかけたドキュメンタリー映画「生きていく」が完成した。「障害のある人だけでなく、生きることに悩む若い人にも見てもらいたい」。監督の神吉良輔(かんき・りょうすけ)さん(36)=兵庫県芦屋市=は上映会の希望を募っている。

裁判員裁判で要約筆記者を配置、奈良地裁で3人(5/22)
 聴覚障害のある50代の女性が補充裁判員に選ばれ、地裁側が要約筆記者3人を配置。法廷内でのやりとりがパソコンの画面に文字で映し出された。全日本ろうあ連盟(本部・東京)によると、裁判員裁判で要約筆記者が配置されたのは初めて。女性は補聴器を外すとほとんど音が聞こえない聴覚障害2級で、同連盟の担当者は「裁判員裁判に参加する権利が保障されたことは重要だ」と話している。

音楽誕生の瞬間 見えた 障害ある子と即興 映画公開(5/22)
 自閉症やダウン症の子供たちと音楽家が即興演奏で交流するドキュメンタリー映画「音の城♪音の海」(服部智行監督)が今月、公開される。音楽療法の記録映画ではない。「音楽の誕生の瞬間」に立ち会える。出演した大友良英は国際的に活躍する多忙な音楽家。寸暇をぬって映画にかかわった理由を聞いた。

◎橘勇佑がサッカーW杯のピッチに 知的障害者サッカー(5/21)
 サッカーW杯の準々決勝がある7月3日、南アフリカの同じピッチで前座として行われる知的障害者サッカーの試合に日本の橘勇佑(18)が出場することになった。スペシャルオリンピックス日本が20日に発表した。知的障害を持つ世界のサッカー選手16人と著名人が混合チームをつくり、20分の試合をする。京都市出身の橘は、高い技術が評価されたという。そのまま準々決勝を観戦するそうで、「ぜひ日本に残って欲しい。僕もゴールを絶対決める」。得点力不足の岡田ジャパンに思いは通じるか。

■asahi.com>マイタウンから

【北海道】パーソナリティー武部さん 22日登山(5/20) 笑顔で山頂に立つ 武部さん、市民らと(5/23)
 生まれつき下肢障害がある札幌市西区のコミュニティーラジオのパーソナリティー、武部未来(みき)さん(23)が22日、西区にある三角山(標高311メートル)登山に初挑戦。約2時間半かけて頂上に立つなど、登山を成功させた。参加した市民ら約150人も片道約1.4キロをそれぞれのペースで登った。

【福島】ミスコンの現状は(5/21)
 「女性の商品化」「美の序列化」といった批判が続出し、この10年で全国的に廃止の波にさらされてきたミス・コンテスト。県内各地のミスコンも続々廃止、と思いきや、応募条件や名称を変えることで生き残りをはかっている。福島のミスコンの実情を探った。

【福島】車いす生活を快適に、雑貨店を開業(5/21)
 本宮市に住む安斎透さん(38)が21日、車いすにかかわる生活雑貨を製造・販売する店を開業した。事故で車いす生活を送る安斎さんが、自分で使いたいと手作りした品ばかり。全国の車いす利用者向けに通信販売する予定で、安斎さんは「うちの商品で、車いす生活をもっと快適に楽しく過ごしてほしい」と話している。

【群馬】脊髄小脳変性症の患者会 前橋で初会合(5/22)
 10~20年かけて徐々に運動障害が進み、ろれつも回らなくなる。映画やドラマ「1リットルの涙」で注目を浴びた、難病・脊髄(せきずい)小脳変性症の患者会が県内で発足し、初めての集まりが23日に前橋市内である。

【東京】バリアフリーの響き 耳の不自由な人招き音楽会(5/24)
 会場に補聴器の感度を高める装置を持ち込み、耳が不自由な人にも演奏を楽しんでもらおうという音楽会が30日、大手町で開かれる。主催は都内を拠点とする市民オーケストラの「モーツァルト・アンサンブル・オーケストラ」。「障害のあるなしに関係なく、音楽は体全体で受け止めることができる。そのきっかけにしたい」と重ねてきた練習は、ほぼ仕上がった。

【東京】最新映画もバリアフリー(5/21)
 耳の聞こえない人も、目が見えない人も最新の映画を楽しめるサービスが23日、大田区蒲田の映画館「蒲田宝塚」と「テアトル蒲田」で始まる。聴覚障害者には字幕を、視覚障害者には場面を説明する「音声ガイド」がつく。

【多摩】「ゲゲゲ」効果 初の観光案内所 調布(5/20)
 NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の舞台になっている調布市の京王線調布駅前に23日、市内初の観光案内所がオープンする。新商品「ゲゲゲのコップ」などを販売、市内の知的障害者の授産施設が「妖怪焼き」と名付けて売り出している人気のタイ焼きも。

【神奈川】障害ある生徒の高校入学を訴え(5/24)
 障害のある生徒の高校進学をめざす市民グループ「神奈川・『障害児』の高校入学を実現する会」が23日、横浜市内で交流会を開いた。約30人が参加し、障害者の高校進学が進まない現状について、課題や今後の取り組みを話し合った。

【神奈川】海 鮮やか、心 動いた(5/21)
 高次脳機能障害を抱え、アクリル画を描き続ける平林望さん(29)=横浜市保土ケ谷区=が、同市中区元町の「ギャラリーオオノ」で個展を開いている。7回目の今年は新作32点を展示、50号の大作にも取り組んだ。

【神奈川】認知症の妻殺害 認知症の夫、実刑(5/18)
 介護していた認知症の妻を殺害したとして殺人罪に問われた被告(78)の裁判員裁判が17日、横浜地裁であり、久我泰博裁判長は懲役2年(求刑懲役5年)を言い渡した。公判では、自身も認知症を発症しながら、介護する妻の病状の進行に絶望し、犯行に至った被告の姿が浮かび上がった。久我裁判長は「経緯には同情すべき事情がかなりある。執行猶予を付すことも視野に入れるべき事案」としつつ、人命を奪った事件の重大性や、「老々介護など同様の立場にある人への社会的影響も無視できない」と実刑に至った理由を説明した。

【山梨】「ありんこ」装い新たに 富士吉田市(5/20)
 富士吉田市大明見に障害福祉サービス事業所「ありんこ」の新しい建物が完成し、18日に開所式があった。手狭だった同市下吉田の施設から移転した。式に出席した近所のお年寄りは「ありんこから元気な声がもれてくる。近所にとっても、うれしい。ありがたい」と喜んだ。

【新潟】障害者の人生支援に使命感(5/22)
 障害者のための複合型支援スペース「りとるの家」(上越市)を運営する社会福祉法人「りとるらいふ」理事長・片桐公彦さん(35)。「障害者には地域で暮らすための支援、家族には必要な時に必要なサービスが受けられる安心、地域の人たちには多様な人々と共に暮らす喜びを提供すること」。それが使命と自分に言い聞かせている。

【石川】羽咋・難病女性、電車 大阪笑顔の旅(5/20)
 羽咋市の地域サポートハウス「楽生(らっきい)」に通う北山友美子さん(21)はこの春、電動車いすで列車に乗り、初めての大阪旅行をした。国内に数十人しかいない難病「進行性骨化性線維異形成症」(FOP)で、指などを除いて体のほとんどが動かない。でも周囲の応援を受け、一歩踏み出してみたら「とっても楽しかった」。みんなが「友美ちゃん、表情が変わったね」と感じている。

【石川】小規模施設にも「投票の場を」(5/19)
 選挙時の不在者投票所の設置を巡って、金沢市の特別養護老人ホームが声を上げている。この施設の定員は40人だが、県選挙管理委員会は不在者投票所が設置できる施設を定員50人以上としているためだ。急速な高齢化で、定員の少ない高齢者入居施設も増えつつある。憲法で認められた参政権をどう守るのか。

【関西】「私、虐待しています」 苦しむ母親、告白して家族再生(5/20)
 子どもへの虐待が止まらない。なぜ、わが子を傷つけてしまうのか。母親も苦しんでいた。立ち直るきっかけになったのは、追い込まれた自分を受け止めてくれる人の存在だった。

【大阪】障害者のスポーツ大会、大阪市で開幕(5/17)
 第10回大阪市障害者スポーツ大会が16日始まった。この日は長居第2陸上競技場でトラック競技や跳躍、投てき、フライングディスクの種目があり、約200人が汗を流した。23日にアーチェリーと卓球、ボウリング、30日に水泳が大阪市内各所である。

【奈良】握らずはめる「筆」好評(5/18)
 指で握らず、指先にはめて動かすだけ――。奈良市の書道用品メーカー「墨運堂(ぼくうんどう)」(松井茂浩社長)が開発した文房具「PopCorn(ポップコーン)ゆび筆」が話題を呼んでいる。腕や手の筋肉が弱ったお年寄りや障害者だけでなく、健常者からも「新しい感覚で書ける」と好評。4月の発売後約1カ月で約6千個を売り上げた。

【和歌山】透析治療の充実求める(5/24)
 透析患者らでつくる全国腎臓病協議会(全腎協、事務局・東京、宮本高宏会長)が23日、和歌山市の県民文化会館で、患者が抱える諸問題を考える「全腎協全国大会in和歌山」を開いた。全国から患者、家族ら約1200人が参加。「安心して透析治療を受け、毎日生活できる社会の実現を目指す」とする大会決議を採択した。

【兵庫】ともしびの箱 善意今年は7.2万円(5/20)
 知的障害がある人たちの保護者でつくるNPO法人「三田市手をつなぐ育成会」(古田弘子理事長)は19日、同市総合福祉保健センターで、市内の医院など27カ所に置いた募金箱「ともしびの箱」を開けた。1年間に7万2820円が寄せられていた。

【兵庫】パラリンピック銀の円尾さん、後輩にエール(5/19)
 カナダのバンクーバーで3月にあった冬季パラリンピックのアイススレッジホッケーで、日本代表選手として銀メダルを獲得した太子町出身の円尾(まるお)智彦選手(42)が18日、母校の町立太子東中学校(同町太田)で、大会出場を報告した。後輩ら約400人に、銀メダル獲得までの戦いぶりなどを話した。

【島根】DVシェルター解散(5/18)
 配偶者や恋人からの暴力(DV)を受けている被害者を保護するため、松江市で一時避難所(シェルター)を運営していたボランティア団体「かざぐるまの会」が、3月末に解散した。「県が運営するシェルターが松江市内にできたことで、役割は終えた」と判断したためという。代表は「活動を通して、保護だけでなく自立支援を充実させなくては、と痛感した。いったん解散し、これからの活動を考えていきたい」としている。

【広島】お年寄りや障害者などの居住支援(5/20)
 お年寄りや障害者、外国人、母子家庭の世帯などが民間住宅を借りやすいよう支える活動を展開する「住宅支援びんごNPOセンター」(本部・尾道市)が22日、福山市の福山商工会議所で無料相談会を開く。NPOセンターは「県あんしん賃貸支援団体」の第1号として登録されており、会員の司法書士や行政書士、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーらが入居後の生活も含めて相談に応じる。

【徳島】スズムシ全国に(5/21)
 鳴門市大麻町板東の知的障害者施設「鳴門授産センター」は飼育中のスズムシを6月1日から発送することにし、準備作業を進めている。同センターの飼育係が孵化(ふか)させた約3万匹で、観賞用ケースの中に入れる小屋や飾りはいずれもボランティアの手作りという。

【愛媛】手作り豆腐人気、障害者らの励み 新居浜(5/22)
 障害者の就労支援などに取り組んでいる新居浜市南小松原町の多機能型事業所「ワークチームゆい」が今月から手作り豆腐を売り出している。平日の午前中に製造し、午後から車で学校や企業などを回って販売。「大豆本来の甘みが味わえる」「とろけるような食感で食べやすい」と、中高年を中心に人気を集めている。

【福岡】北朝鮮の「原爆棄民」(5/21)
 支援を得られない“原爆棄民”の苦しみを知ってほしい――。北朝鮮に住む被爆者を追ったドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ピョンヤン 棄(す)てられた被爆者」が29日、福岡市中央区の九州日仏学館で上映される。北九州市で学んだこともある女性の姿を通して、冷たい日朝関係が見えてくる。

【福岡】語り 遊び 修学旅行(5/19)
 韓国の知的障害者施設「愛光園」の園生たちが修学旅行で来日し、18日、鞍手町の知的障害者施設「サンガーデン鞍手」と宗像市の身体障害者療護施設「むなかた苑(えん)」を訪問した。作業を見学した後の交流会では、好きな歌手や俳優、携わっている仕事、相手の年齢など互いに質問をし合い、言葉の壁を越えて活発に交歓していた。

【佐賀】車いすマラソン 2歳児500メートル完走(5/24)
  「チャレンジ!!笑顔・元気・勇気」を合言葉に「佐賀セラミックロード車いすマラソン大会2010」が23日、佐賀県有田町で開かれた。1990年に始まって21回目、九州各県などから63人が参加。時折、激しく降りしきる雨の中ゴールをめざした。最年少の大分市の塩谷太郎ちゃん(2)は父親の一郎さん(31)が伴走して500メートルの部に出場。「太郎がんばれ」の声援を沿道から受けて、ニコニコ顔で完走。「親子おそろいのウエアで家族ぐるみの参加がよかった」と「ベストウエア賞」に選ばれた。

【長崎】こころの病気 絵本で知って(5/21)
 思春期前後からかかりやすくなる精神疾患を子どもたちに知ってもらおうと、動物を主人公にした物語形式で紹介した「こころの病気がわかる絵本」全5巻を、大村市の大村共立病院副院長で精神科医の宮田雄吾さん(41)らが出版した。