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人権・校閲

こちら人権情報局

私の分も歩いて

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
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■今週のことば
「本で地雷のことを知りました。私は装具をつけても歩けません。だけど地雷で足をなくした人は義足をつければ歩けるようになる。だから『義足を作ってあげたい』、そして『私の分も歩いてほしい』ということが私の夢になりました」=地雷で足をなくした子どもに義足を贈る運動を続けている河津実幸(まみ)さん(2010年8月16日大分版「筋ジストロフィー・河津さん初作品展」から)

筋ジス・河津さん、初作品展 地雷で足をなくした人に義足を 日田の公民館 /大分県拡大自宅のパソコンで絵を描いたり、歌を作ったりする実幸さん=日田市大山町東大山

 難病の筋ジストロフィーと闘いながらパソコンで作ったカレンダーの販売益金で地雷で足を失った子どもに義足を贈る活動を続けている大分県日田市の河津実幸さん(23)が、これまでの作品を集めた「実幸の作品展」を同市大山公民館玄関ロビーで開いている。31日まで。実幸さんは、毎日の生活で感じたこと、経験したことをパソコンで絵にしたり、歌にしたりしている。カレンダー作成は2004年から。07年2月にはカンボジアのアンコール小児病院も訪れた。

■今週の注目記事

◎百年の明日 ニッポンとコリア

 ◇家族・第4部=詩人・金素雲、宣教師・沢正彦、歌手・沢知恵の3代の物語
 ・日本語訳 祖父の心/詩人、親日との批判(8/18)
 ・「よき隣人に」贖罪の道へ(8/19)
 ・3代の歌 海峡越える(8/20)

 ◇埋まらぬ溝
 ・陛下「韓国と相当なゆかり」/揺れ続けた「お言葉」(8/25)
 ・徴用の夫 戦地で逝く(8/26)
 ・進出企業 差別が日常(8/27)

◎※Astandの「WEB新書」の「百年の明日 ニッポンとコリア」シリーズ。既刊は次の通りです。

1.光化門復元に未来託す/2.関釜航路、歴史の証人/3.民族の文字ハングル、歴史の鏡
4.「親日派」の歴史に探る未来/5.墓と遺影に刻んだ「家族」/6.経済の交わり、隣国を結ぶ
7.100歳ハルモニ、波乱の人生/8.戦争と分断、「北の家族よ」/9.在日の家族、人生をたどる

〈はぐ〉イクメン・シリーズ(8/23~8/27夕刊)

「イクメン任せて」市長が率先条例案 茨城・龍ケ崎(8/22)
 一般職員だけでなく、特別職の市長や副市長も育児や介護のための休暇が取れるよう、茨城県龍ケ崎市が9月議会に条例案を提案することになった。

性別問題、急ピッチで指針作り IOC(8/24)
 男性か女性か。そんな単純な二分法が通用しない。どう対処すべきか――。性別疑惑に揺れた末、約11カ月のブランクを経て競技に復帰した陸上女子のキャスター・セメンヤ(19)=南アフリカ=は、実は古くからあるスポーツ界の性別問題に改めて目を向けさせた。

日本、決定力不足で8位 視覚障害者サッカー世界選手権(8/23)
 10カ国・地域が参加して英国で開かれている視覚障害者サッカーの世界選手権は21日、順位決定戦があり、日本は8位にとどまった。1次リーグから5試合とも無得点だった。 サッカーW杯南アフリカ大会の岡田ジャパンの目標と同じベスト4をめざしていた。朝日新聞社に入った連絡によると、風祭監督は「決定力の部分で負けた」と悔やんだ。

「専業主婦」で人気?――「ゲゲゲの女房」「借り暮らしのアリエッティ」(8/20)
 専業主婦が主役の「ゲゲゲ」、古い家族像の「アリエッティ」。競争にさらされる現代人をホッとさせるのが人気の理由ではないか。性差別のない社会を目指してきたのに、「昭和」に戻りたい、でよいのか・・・・・・

点字つき絵本「ある程度の量産可能に」 大阪の団体(8/11大阪本社版)
 1冊つくるのに3カ月かかっていた点字つき絵本の製作工程を、「てんやく絵本ふれあい文庫」(大阪市西区)が1週間に縮めることに成功し、7月から「こぐまちゃんとぼーる」(こぐま社)点訳版の一般販売を始めた。「ある程度の量産は準備が整った。人気のある絵本を点訳していきたい」(同文庫)と意気込んでいる。

【第12回朝日アジアフェロー・フォーラム】緊張する南北関係と日本「併合」100年の夏に
 3月26日の韓国海軍の哨戒艦「天安」沈没事件で、朝鮮半島の緊張が高まっています。7月9日の安保理議長声明で事態は平穏化するのでしょうか。北朝鮮の核開発をめぐる6者協議はどうなるのでしょう。米国や中国の思惑はどうなのでしょう。今年2010年は、日韓併合条約から100年、さらに朝鮮戦争勃発(ぼっぱつ)から60年など、節目の年でもありました。過去の戦争と植民地支配をめぐる歴史認識の問題が問われている暑い夏。議論は盛り上がりました。

■今週の本
「おんな 立ち止まらない女性たち 1945-2010」(日本写真家協会編、朝日新聞出版)
 土門拳、木村伊兵衛、田沼武能、荒木経惟……。1945年から2010年まで、日本の女性を写真家はどう撮ったのか。女性はどう撮られたのか。日本写真家協会が総力をあげてつくる永久保存版の写真集。
 同名の写真展は、8月29日まで東京都写真美術館で。京都市美術館別館、日本新聞博物館にも巡回する。

マンガ日本史「平塚らいてう」(朝日新聞出版)
 明治時代後半、女性の立場が低いことに疑問を持ち、女性の新しい生き方を模索した平塚らいてうに迫る。

◎ 「さすらいの舞姫 北の闇に消えた伝説のバレリーナ・崔承喜」 (西木正明著、光文社)=8/12夕刊文化面「粛清された舞姫 追う」
 20世紀を代表するダンサー、イサドラ・ダンカンに比すると評価されながら、北朝鮮で粛清された舞踊家、崔承喜(チェ・スンヒ)(1911~69年)。作家の西木正明さん(70)が、彼女の一生を追った。日本、北朝鮮で権力に翻弄(ほんろう)されながらも舞う姿が、人間の強さ、もろさを語りかける。

■asahi.com>マイタウンから

【北海道】障害者の自立へグループホーム 夕張(8/20)
 夕張市南清水沢にある知的障害者の生活施設「清水沢学園」(出嶋覚施設長)が、高齢化してきた入所者の自立と多様な暮らし方をめざし、グループホームを開設することを決めた。

【青森】膠原病患者支える拠点 三八地域に設立(8/21)
 免疫異常が原因とされ、関節痛やむくみなどの症状が現れる難病「膠原(こうげん)病」。その「患者の会」が県内で初めて三八地域に9月11日にできる。会は情報交換をしたり、悩みや不安を打ち明けたりする拠点として、患者にとって大きな励みにもなる。

【東京】石原知事 朝鮮学校への補助金、見直し示唆(8/21)
 石原慎太郎知事は20日の定例記者会見で、大阪府が不適切な公金支出に当たる恐れがあるとして朝鮮学校への補助金を凍結したことへの意見を問われ、「問題が顕在化してくれば、東京は東京で考えなくちゃいけない」と述べ、都も補助金の見直しを検討する可能性を示した。説明の中で石原知事は、北朝鮮を指す意味で「北鮮」という言葉を1回使った。「植民地時代に作られた差別語」との指摘がある呼称だ。石原知事は「北朝鮮」という呼称も使用した。

【福井】全身不随の元医者をオペラで激励 支援受けた声楽家実現(8/19)
 脊椎(せきつい)損傷で6年前、全身不随になった元産婦人科医の玉井和典さん(81)=小浜市小浜広峰=の病床から時折、よく通る声のオペラの一節が漏れる。音楽愛好家の玉井さんから父親のように世話を受けたと見舞う、声楽家の男女の声だ。「今度はホールで聴かせてあげたい」と、2人は21日、市内のホテルでオペラの演奏会を開くことにした。

【山梨】日韓学生「韓国併合100年」議論 早大生ら北杜に50人(8/21)
 韓国併合100年をめぐる日韓両国の学生による意見交換会が20日、北杜市高根町の清泉寮で開かれた。両国の学生約50人が参加。過去の歴史を正確に学ぶことの重要性を確認する機会となった。

【愛知】韓国併合100年を考える活動、市民団体が28日に集会(8/23)
 韓国併合100年を機に、3月から講演会や映画上映などを続けてきた「『韓国併合100年』東海行動実行委員会」は、28日午後1時半から、名古屋市中区新栄町2丁目の名古屋YWCAで、活動の締めくくりとなる集会を開く。

【三重】手話で生き生きと 久居高3年北村さんスピーチコン出場(8/19)
 東京・有楽町朝日ホールで28日に開かれる第27回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト(全日本ろうあ連盟、朝日新聞社など主催)に、県立久居高校3年の北村恵美さん(18)が出場する。東海地方唯一の代表として「心の底から喜怒哀楽を表現したい」と練習に励んでいる。

【滋賀】コンサートに行けない患者に音楽を 大津の病院で演奏会(8/23)
 コンサートに行けない人たちに音楽を届けたい――。フランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者、大野和士さん主催の無料コンサートが22日、大津市瀬田月輪町の滋賀医科大学付属病院で開かれた。「クラシックを身近に感じてほしい」との願いを込め、患者やその家族約200人でいっぱいになった会場に、ピアノと歌の美しいハーモニーが響きわたった。

【京都】浮島丸事件 「語り継ぐ」誓い(8/25)
 終戦直後に舞鶴湾で旧海軍輸送船「浮島丸」が爆発・沈没し、朝鮮人労働者ら500人以上が死亡した浮島丸事件から65周年の24日、沈没現場を望む舞鶴市佐波賀の殉難の碑公園で追悼集会があった。在日韓国・朝鮮人団体の関係者や市民ら約350人が参列して犠牲者の冥福を祈った。

【京都】朝鮮学校無償化除外 抗議訴える詩集(8/19)
 京都市左京区に住むH氏賞受賞詩人の河津聖恵さん(49)らが、朝鮮学校が高校の授業料無償化から除外されていることに反対する詩集をつくり、18日、京都市内で記者会見を開いた。

【京都】「棄てられた」在朝被爆者の苦悩 下京で21日から上映(8/18)
 北朝鮮に暮らす被爆者を追ったドキュメンタリー「ヒロシマ・ピョンヤン 棄てられた被爆者」が21日から、京都市下京区の「京都シネマ」で上映される。9月3日まで。

【大阪】性同一性障害の子ども、どう向き合う? 大阪でセミナー(8/23)
 心と体の性別が一致しない性同一性障害(GID)のある子どもにいかに向き合うかを考えるセミナーが22日、大阪市北区であった。GIDを巡っては、子ども側の訴えで小中学校が性別の変更を認める事例が全国で最近相次いでいる。日本性教育協会が、子どものサポートのあり方を考えようと企画し、教員ら約100人が参加した。

【兵庫】指導研究協、不登校防止策探る 丹波の教師連携(8/21)
 丹波市柏原町柏原の柏原公民館で20日、今年度の丹波地区生徒指導研究協議会が開かれた。丹波地区の小・中・特別支援学校の生徒指導担当者ら約60人が参加した。県教委丹波教育事務所が、小中学校が連携して生徒指導上の課題の解決に役立てるために開催した。テーマは「不登校及び問題行動の未然防止について」。

【広島】障害者の就業拡大支援(8/20)
 障害者と触れ合う中で、働きやすい職場づくりを学んでもらおうと、広島市が9月から、市内の企業などに就業体験事業の委託を始める。「将来の障害者雇用拡大につながれば」と市の担当者は期待を込める。

【徳島】自立の思い 詩に込めて(8/20)
 脳性まひの後遺症がある徳島市の米田太さん(34)は自作の詩集を持って毎日、市内で売り歩いている。「自立のために」と始めて8年。9冊の詩集は計1万6千部が売れた。

【香川】政見放送、手話通訳つきで(8/17)
 耳が不自由な人たちも知事選の政見放送が分かるようにと、県ろうあ協会が手話通訳つきの政見放送を見る会を22~24日に県内3カ所で開く。録画した政見放送をモニターに映し、その横で手話通訳をする。入場無料。希望者は直接会場へ。県選管によると、政見放送の手話通訳は国政選挙の一部でしか認められていない。知事選で聴覚障害者が候補者の主張を知ろうとしても、選挙公報や新聞を読むぐらいしか方法がなかったという。

【大分】視覚障害者12人、東北6県観光旅行(8/20)
 中津、宇佐両市の視覚障害者12人と地元を中心としたボランティア9人が今夏、3泊4日の東北6県観光旅行に出かけた。ボランティアは移動の手助けや名所の説明を細やかにし、視覚障害者は観光の楽しみを十分味わったという。