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人権・校閲

こちら人権情報局

あなたの心とつながる時間

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■今週のことば
「温かいひとときを私と一緒に過ごしませんか。あなたの心とつながる時間」=東京都立川市の拘置所で、受刑者のメッセージとリクエスト曲を流す所内ラジオ放送でDJを務める「FMたちかわ」のチーフアナウンサー三谷啓子さん(2010年9月17日夕刊「更生見守るオンエア 立川拘置所で所内ラジオ開始」から)

三谷啓子さん拡大スタジオでメッセージを読む三谷啓子さん。「受刑者のメッセージはどれもすごく丁寧に書いてある」=立川市曙町2丁目のFMたちかわ

◎東京都立川市にある立川拘置所が、受刑者のメッセージとリクエスト曲を流す所内ラジオ放送「ハートto(と)ハート」を始めた。拘置所として全国で初めての取り組みだ。ボランティアで参加したラジオのDJは「前向きな心を取り戻すきっかけになれば」と話している。

■本

「部落差別をこえて」(臼井敏男著、朝日新書)=9/19読書面
 「あそこは気をつけろ」「部落の子はムチャクチャやった」。ふとしたときにそんな偏見にまみれた言葉が出ることがある。部落差別はいまだに消えていない。そうした現状と、差別に向き合う生き方を33人の物語でつづる。関西と東京で差別の表れ方が異なることや、差別される人たちの間でも解決への戦略に違いがあることなども描く。朝日新聞の連載「ニッポン人脈記・差別を越えて」に加筆した。

■イベント

創作ダンスで躍動 路上生活の喜怒哀楽(9/21大阪版)
 ホームレスや元ホームレスの人たちが、プロのダンサーの助けを借りてつくる創作ダンスの公演「ソケリッサ」が28日、初めて大阪で開かれる。路上生活で味わった喜怒哀楽をクラシックやロックに乗せ、型にとらわれずに即興を交えながら全身を使って発散させる。出演するのは、東京の路上で生活する人や簡易宿泊所、アパートで暮らす40~70代の計6人。ホームレスが販売し、売り上げの一部が収入になる雑誌・ビッグイシューの販売員たちだ。

新聞博物館10周年記念、10月にシンポなど開催--水俣病報道についても(9/20)
 「日本新聞博物館」「放送ライブラリー」「横浜情報文化センター」の開館10周年を記念して10月9日にシンポジウム、10日にトークショーが横浜市中区の同センターで開かれる。9日は熊本放送制作のドキュメンタリー番組「記者たちの水俣病」を上映。現場で取材した記者らをパネリストに招き、水俣病報道を通して公害のような問題の取材や報道のあり方を検証する。10日は、記者らが「サッカーワールドカップ南アフリカ大会」取材の苦労話などを披露。朝日新聞科学医療グループの東山正宜記者らは「はやぶさ帰還」の取材の様子について話す予定だ。

■今週の注目記事

主夫初の夏 密な関係--はぐ・イクメン反響編(9/21夕刊)
 千葉県松戸市の小笠原繁男さん(61)は昨年9月に定年退職し、主夫になった。それまでパート勤務をしながら主婦業をしてきた妻の幸代さん(49)が、今は都内でフルタイムで働く。高1の長男(15)と、知的障害を伴う自閉症で、登下校の送迎や外出時の付き添い、身支度の手助けなどが必要な次男(14)の4人家族。家事と育児をこなす毎日で、月に10日近く会社に泊まり込んでいた会社員時代とは一変した。主夫になって1年。次男との関係はこれまで以上に密になったと感じる。

闘う農家、実りの秋 脱農協、補助金受けず水耕栽培(9/20)
 農協から脱退し、補助金にも頼らない愛知県田原市の農家、岡本重明さん(49)が、独自の水耕栽培で、野菜の生産・販売を手がけている。特許もとった独自の農法は少ない投資で始められる点が大きな特徴。中国で安全な野菜への需要を掘り起こし、国内では障害者の雇用拡大にも一役買っている。

独ベスターベレ外相、同性のボーイフレンドと結婚(9/19)
 同性愛者であることを公表しているドイツのギド・ベスターベレ外相(48)が17日夜、ドイツ西部ボンで長年のボーイフレンドであるミヒャエル・ムロンツさん(43)と結婚した。ビルト紙など独メディアが「近親者とボン市長の立ち会いで結婚した」と報じた。ベスターベレ外相は数年前から、ムロンツさんと共に公の場に現れることも多かった。

宮ぷー みんなで見てるよ 脳内出血の教諭、伝達装置でメルマガ、共感の輪広がる(9/18大阪本社版)
 石川県の特別支援学校教諭の男性が昨年初め、脳内出血で倒れた。一時命も危ぶまれたが、奇跡的に意識を取り戻し、頭や指が動くまでに回復。かつての同僚教師と、病室に置かれた機械を使ってやりとりする様子を記したメールマガジン(メルマガ)が共感の輪を広げている。登録者は現在4千人で1年前の20倍に。「2人の交流で温かい気持ちになれる」との感想が寄せられている。

「命の値段」、非正規労働者は低い? 裁判官論文が波紋(9/17大阪本社版)
 パートや派遣として働く若い非正規労働者が交通事故で亡くなったり、障害を負ったりした場合、将来得られたはずの収入「逸失利益」は正社員より少なくするべきではないか――。こう提案した裁判官の論文が波紋を広げている。損害賠償額の算定に使われる逸失利益は「命の値段」とも呼ばれ、将来に可能性を秘めた若者についてはできる限り格差を設けないことが望ましいとされてきた。背景には、不況から抜け出せない日本の雇用情勢もあるようだ。

歴史認識の差、根底に 日韓文化財問題でシンポ(9/16夕刊)
 植民地期に日本にもたらされた文化財の返還を求める声が韓国で高まっている。両国の主張がかみあわないように見えるのは、なぜなのだろうか。日韓の文化財問題の背景を考えるシンポジウムを、早稲田大奈良美術研究所が今月11日に開催した。

■asahi.com>マイタウンから

【茨城】「絵は生きがい」 北茨城の木村さん、大病乗り越え個展(9/19)
 北茨城市の木村進さん(84)の油絵展が20日まで、同市磯原町磯原の「かつらぎ画廊」で開かれている。2度の脳梗塞(こうそく)を乗り越えての個展だ。「絵は生きがい。楽しんで描いていきたい」

【東京】福祉の逸品、全国から入荷 阿佐ケ谷「にぎやかな風」(9/22)
 北海道から沖縄まで、全国の福祉施設で作られている食品や工芸品を集めて販売するお店が21日、JR阿佐ケ谷駅(杉並区)のガード下にできた。区内の社会福祉法人が開いた「にぎやかな風」。店長の茶谷恒治さん(38)が全国を歩き、障害のある人が手間ひまかけて作った約220品をそろえた。「売る場所」が増えることで、彼らの工賃アップにつなげたいという。

【神奈川】人と人つなぐ ホッとカフェ(9/22)
 50代の主婦3人が5月、横浜市港北区小机町に開店したコミュニティー喫茶「ホッとカフェ」が地元の交流の場となっている。気軽にお茶を飲み、おしゃべりができるスペースだ。3人はそれぞれ障害を持つ子どもを育て上げ、自分の時間ができた今、「何か社会に貢献したい」と店を始めた。「『ここに来ればホッとする』と言われる場所にしたい」と話す。

【神奈川】がんと闘う患者や家族らリレーで歩く 横浜で(9/17)
 がん患者やその家族、友人らが交代で24時間歩き続け、生きる勇気や希望を見いだして、交流や支援の輪を広げるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ」(日本対がん協会など主催)が、18~19日、横浜市港北区の日産フィールド小机で開かれる。

【神奈川】介護ロボットを貸与/県が試行、7施設へ(9/15)
 県は14日、今後人手不足が予想される介護福祉分野で活躍が見込まれる介護ロボットの普及を目指し、県内7施設に試験的にロボットを無償貸与する、と発表した。貸与期間は9月末から12月末までで、ロボット導入効果に関するデータも集める。

【愛知】引きこもり・不登校相談1カ所で 春日井(9/15)
 引きこもりや不登校の相談を、保健所とNPOが1カ所で受け付ける試みが春日井保健所(春日井市柏井町)で16日に実施される。引きこもり相談の「ワンストップサービス」は県内初といい、全国的にも珍しい試みという。

【京都】障害ある子に馬のぬくもり 盲目の山下さん(9/20)
 難病で視力を失った山下泰三さん(62)が、馬とのふれあいを通じて生きる楽しさを発見してほしいと、知的障害や自閉症の子供たちを対象に、ホースセラピー「しょうがいしゃ馬っ子の会」を開いている。「自分も、馬に生きる勇気をもらった。こういう体験を、必要としている人に届けられないか」

【大阪】元阪神の赤星さん、橋下知事とトーク 堺で障がい者展(9/19)
 今年で8回目を迎えた「共に生きる障がい者展」が18日、堺市南区の国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)で始まった。元阪神タイガースの赤星憲広さんと橋下知事らが障害者の就労などをテーマにトークを繰り広げ、1500人以上が詰めかけた。赤星さんが「勇気をもって一歩踏み出せば、どんな壁も乗り越えられる」と語ると、視覚障害のある田中陽子さん(29)が「勇気をもつ勇気をもちたい」と返し、会場から拍手を受けた。

【兵庫】障害者も快適観光を/篠山(9/22)
 篠山市の出資法人「ノオト」などで組織する「丹波篠山ユビキタス推進協議会」(会長=金野幸雄副市長)は、携帯情報端末「iPod―Touch」を使った「移動支援情報システム」の社会実験を25日~11月28日に市内で実施する。バリアフリー情報などを提供し、高齢者や障害者などの移動制約者の人たちが歩いて楽しめる街づくりにするのがねらい。今月26日には同市で「第22回全国車いすマラソン大会」があり、大会参加者の意見も求めるという。

【兵庫】世界障害者野球 日本代表、連覇へ結束(9/20)
 11月に神戸市で開かれる第2回世界身体障害者野球日本大会(日本身体障害者野球連盟主催)に向けて、日本代表チームが19日、同市須磨区のスカイマークスタジアムのサブ球場で初練習をした。全国9チームから選ばれた22選手が紺色の代表ユニホームでグラウンドを走り回った。大会は11月6、7の両日、スカイマークスタジアムで開かれる。開会式は6日午前9時からで、2日間とも入場無料。2006年にあった第1回大会は日本が優勝している。

【島根】浜田市職員パワハラで自殺、認定(9/17)
 2006年10月に浜田市役所の男性職員(当時50)が自殺したのは、上司によるパワーハラスメント(職権を背景とした嫌がらせ)が原因と認定された。

【広島】第20回夢☆紡ぎ展(9/17)
 10月31日まで、福山市鞆町の「鯛匠(たいしょう)の郷 とっとギャラリー」。「福山六方学園」など同市内にある三つの障害者施設の人たちが作った陶芸作品、ガラス細工など計600点を展示販売する。