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人権・校閲

こちら人権情報局

がっこうに行きたい

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
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■今週のことば
「まいにち、つかれる。でも、がっこう、たのしい」=福井県越前市の自宅から、岐阜県大垣市の「HIRO学園」まで、片道4時間かけて通学する日系ブラジル人のナタリアさん(2010年10月4日夕刊「往復8時間の通学路〔がっこうに行きたい1〕」から)

往復8時間の通学 がっこうに行きたい(1)拡大午前5時30分、ガラガラの車内に独り座り、暗い車窓にもたれて眠るナタリアさん=福井県敦賀市

◎連載「がっこうに行きたい」
 長引く不況が日系ブラジル人の子供たちを直撃している。学費が払えずに学校をやめたり、学校運営が危機にさらされたりする中で、懸命に学ぶ子供たちの姿を追った (アサヒ・コムでスライドショーがご覧になれます)。
往復8時間の通学路(10/4夕刊)
廃品回収、学びの資源(10/5夕刊)
教会教室 支えあいの輪(10/6夕刊)
旅行費用、手作り袋で(10/7夕刊)

■今週の注目記事

さっちゃんの死の真相を知りたい(10/5大阪版)
 大阪市西成区の木津川で昨年11月、女性医師の遺体が見つかった。日雇い労働者が集まるあいりん地区(釜ケ崎)で野宿者らの診療を続け、信頼も厚かった矢島祥子(さちこ)さん(当時34)。大阪府警は自殺と事件の両面で捜査しているが、両親は「自ら死ぬなんて考えられない」と、街頭で情報提供を呼びかけ始めた。矢島さんの身に何が起こったのか――。

「途方もない独創性」日本の障害者アート、パリで反響(10/4大阪本社版)
 芸術教育を受けていない精神、知的障害者らが、思うがままに自己を表現する芸術「アール・ブリュット」の本場のパリで、日本人の作品を集めた初の「ジャポネ展」が評判を呼んでいる。会場のパリ市立美術館では異例の集客を記録し、現地メディアは「途方もない独創性」と絶賛。国内で独自の発展を遂げた和製アートは、上々の海外デビューを飾った。

「リケジョ」獲得作戦 専用シャワー室 トイレ改装(10/4)
 理系の学部で学ぶ女子学生、略して「リケジョ」。大学内では少数派の彼女たちを増やそうとする取り組みが、全国の大学で盛んだ。女子高校生だけの説明会やキャンパス体験を催したり、トイレをきれいに改装したり。「世界のトップ大学は男女比がほぼ半々なのに、東大は『2割の壁』を超えられない。3割分の女性のパワーはどこへ行っているのか」と嘆くのは、東大の男女共同参画室長で大学院理学系研究科の村尾美緒准教授。理系女子獲得作戦、成功の方程式は何か。

トイレ不許可、受刑者が勝訴 国に賠償命令 福井地裁(9/29大阪本社版)
 福井刑務所(福井市)の男性受刑者(32)が作業中にトイレの利用を許可してもらえずに失禁し、精神的、肉体的苦痛を受けたとして、国に慰謝料など計90万円の損害賠償を求めた訴訟で、福井地裁(坪井宣幸裁判長)は9月29日、国に慰謝料など5万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。

「障害年金取れる」うつ病患者に不適正指南 ネット販売(9/29西部本社版)
 うつ病患者を対象に「生活費を確保しよう」などと触れ込み、障害年金の取得を促すマニュアルが有料で出回っている。年金申請には障害認定が必要で、診断書に症状を重く書いてもらうように「医師を誘導してください」などと指南する内容だ。厚生労働省は「テクニックで年金取得を目指すのは年金制度の趣旨にそぐわない」と問題視している。

■イベント

◎手話バンド「こころおと」ライブ(「聴覚障害者向け、床に振動板」10/5神奈川版)
 川崎市のクラブチッタで開かれる手話バンド「こころおと」のライブに、聴覚障害がある人でも音が体感できる音響システムが導入される。協力したのは、ドームでのライブやロックフェスティバルの音響装置で知られるヒビノ社(本社・東京)。床に振動板を設置し、通常はステージ側にあるスピーカーを会場後方にも置く。手話バンド「こころおと」は、「音楽を楽しむことに耳の障害は関係ない」を合言葉に2000年に結成された。メンバーの中には聴覚障害者もいて、実際のボーカルに合わせ、手話で歌詞を表現する。ライブは、10日午後5時から川崎市のクラブチッタで。当日券は3千円。

■asahi.com>マイタウンから

【青森】障害児医療の再編案、親ら反発 リハビリ施設「維持を」(10/1)
 生まれつき身体機能の不自由な子どもに対する県のリハビリ医療が大幅に後退しかねないと、親の間で反発が広がっている。県が策定した障害児医療の再編計画案で、肢体不自由児のリハビリ施設の中心的存在である青森市の医療療育センター「あすなろ」の機能を縮小するとされたためだ。親たちは、子どもの身体機能の獲得には医療は欠かせないとし、特別支援学校と隣接した「あすなろ」の現状維持を願っている。

【岩手】ドキュメント「介護の現場」 8日から上映(10/1)
 介護保険制度ができてまる10年。介護の現場を描いたドキュメンタリー映画「ただいま それぞれの居場所」が8日の北上市をはじめに、県内3カ所で上映される。監督は久慈市出身の大宮浩一さん(52)。お年寄りの利用者と施設の若いスタッフが織りなす「人間讃歌(さんか)」が描かれている。

【埼玉】高齢者の家事、手伝うと商品券 県内20地域で福祉事業(10/3)
 高齢者や障害者の支援組織に登録した人が掃除、食事、外出などを手伝い、サービス時間に応じて商品券を受け取る事業が県内で広がっている。9月21日に熊谷市の上熊谷商店街、10月1日には鴻巣市、杉戸町、上里町で開始。これで実施地域数は20に達し、11月には八潮市で始まる予定。県は来年度中に30地域に上ると見込んでいる。

【埼玉】路上から自立へ一歩(9/28)
 ホームレスら生活に困っている人が路上販売する雑誌「ビッグイシュー」。県内で販売が始まり半年近くがたった。働くチャンスを得て社会人としての意欲を取り戻しがんばってきた人、そして、彼らを支える人がいる。任意団体「ビッグイシュー埼玉」を立ち上げた川上浩司さん(28)は「人とのつながりができていくうちに、自分の将来について前向きになれるようだ。ビッグイシューで、たくさんの人に自立のきっかけをつかんでもらいたい」と話す。

【千葉】学生ボランティア540人 結団(10/1)
 23日から始まる、第10回全国障害者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」に、学生ボランティア541人が参加する淑徳大学(千葉市中央区)で、結団式があった。福祉教育に力を入れる同大は、21日から閉会式翌日まで6日間を全学休講とし、学生たちがボランティアに参加しやすい態勢を取る。

【多摩】難病と生きる姿に共感(10/7)
 神経系の難病、筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症(ALS)の患者、塚田宏さん(77)=三鷹市=を描いた記録映画「動かない体で生きる私の、それでも幸せな日常」が、9月にスイス・バーゼルで開かれた映画祭「ルック&ロール」で特別賞を受けた。塚田さん本人も現地入りして同じ病気の患者と交流、上映会場で盛んな拍手を浴びた。

【多摩】自立の夢膨らむパン 調布(10/1)
 知的障害者らが就労に向けた訓練をしながらパンを販売する店が、調布市布田2丁目にできた。これまで出張販売だけだった市内の援護施設「すまいる」の分室で、関係者にとっては念願の常設店舗。知的障害者が一般企業への就職を目指す、同市初の就労移行支援事業所という位置づけだ。

【神奈川】車いす音楽家集団が来日(10/6)
 アフリカ・コンゴ(旧ザイール)の車いすストリートミュージシャン集団「スタッフ・ベンダ・ビリリ」が、全国ツアーを敢行中だ。横須賀市のよこすか芸術劇場では、10日の彼らの公演に先立ち、創意工夫で楽器を作ってしまうアフリカ人の心意気を実感する催しがあった。

【新潟】障害者の運転講習 聖籠町の免許センターで34人参加(10/5)
 障害のある人に車の運転技術を確かめてもらおうと、新潟市身体障がい者交通安全友の会や県警などは3日、聖籠町の運転免許センターで運転の講習会を行った。34人がマイカーで参加した。

【新潟】長岡中心街に障害者のアンテナ店 空き店舗に7月誕生(9/30)
 長岡市の中心商店街に7月、空き店舗を利用して、障害者団体がつくるパンやクッキー、食品、地元産品を販売するアンテナショップ「Tempo(テンポ)」が開店した。4月に閉店した旧大和長岡店の近くにあり、商店街活性化のほか、障害者との共生による事業化も模索する。

【新潟】周辺住民も参加 「未来祭」を開催(9/27)
 在日朝鮮・韓国人と地域住民との交流を目的とした「ミレ(未来)フェスティバル2010」が、新潟市東区の新潟朝鮮初中級学校で開かれた。生徒が伝統舞踊などを披露したほか、近隣の小学校の児童らも合唱を発表。訪れた約千人を楽しませた。

【福井】県民生協が高齢者向け弁当宅配 福井市中心部で試験導入(9/28)
 買い物や炊事に不自由する高齢者に弁当を宅配する事業を、福井県民生活協同組合(県民生協)が始めた。来年3月末まで福井市中心部の8地区で試験導入し、好評なら配達範囲を広げる計画だ。県民生協は昨年、中山間地域の買い物支援として移動店舗を始めたが、市街地の高齢者からも同様のサービスを望む声が増えていた。

【静岡】ブラジル・日本混成劇団、浜松で始動(10/4)
 浜松市を拠点に演劇活動をしている松尾交子(ともこ)さん(38)が在日ブラジル人らに参加を呼びかけて結成した劇団が3日、浜松市中区のはまホールで活動を開始した。12月のブラジル人コミュニティーのイベント「クリスマスフェスタ」で、日本語とポルトガル語のせりふを盛り込んだ10分程度の小作品を発表するのが目標だ。

【静岡】学びの場 地道に/浜松(9/26)
 ブラジル人が在住外国人の圧倒的多数を占める浜松市で、フィリピン人への学習支援を地道に続けてきた団体がある。「フィリピノ・ナガイサ(助け合い)」。発足から16年間、県内に暮らす同胞の心のよりどころになってきた。発足から16年間、県内に暮らす同胞の心のよりどころになってきた。代表の水口パズさんは、自身の後継になる若者たちを見守りながら、さらに足腰の強いグループに育て上げたいという思いを強めている。

【京都】目隠しで味わって(10/7)
 アイマスクを着用して目が見えない状態で料理を味わう「ブラインドレストラン」の催しが東山区のイタリア料理店で開かれ、話題を呼んでいる。視覚障害への理解を深めるとともに、食への意識を高めるのがねらい。参加者は戸惑いながらもコース料理を味わった。

【大阪】何かできる 虐待防止 大阪・西区で集い(10/4)
 大阪市西区のマンションで7月、3歳と1歳の姉弟が母親に置き去りにされ死亡したとされる事件を受け、同区に住む大学講師や保育士、NPO法人理事長らが9日、虐待事件について考える集会を西区民センターで開く。テーマは「安心して子育てできる街に」。子どもの虐待事件の再発防止を願い、教育学者や子どもの非行対策などに取り組む府の職員らが出席し、参加者らと自由に語り合う。

【大阪】共生への思い 後世へ(10/3)
 在日外国人の人権問題に長年携わり、2年前に76歳で亡くなった布施源氏ケ丘教会(東大阪市)の合田悟牧師が残した日記など段ボール56箱分の資料をデータベース化しようと、ともに活動した仲間たちが作業を進めている。研究者や市民に活用してもらい、共生社会の実現を目指した牧師の思いを受け継いでほしいと願っている。

【兵庫】虐待・育児… 宝塚市の相談業務 新体制始動(10/2)
 虐待や子育てなど、家庭全般の問題を扱う宝塚市の「子ども家庭支援センター」が1日、相談員を増員した新体制で相談業務を始めた。今年7月に市内であった中3の女子生徒2人による放火事件で、センターの対応が批判されたことを受けた動き。

【奈良】支え寄り添い完歩 難病の夫・全盲の妻(10/3)
 秋の大和路を歩く「第8回大和路まほろば国際スリーデーウオーク」の5キロコースで、難病と全盲の高齢夫婦が歩ききった。支え合いながら歩みを進める2人に同行させてもらった。

【和歌山】障害者の就労支援の場「つつじが丘苑」完成(10/3)
 社会福祉法人つわぶき会(和歌山市和田)の福祉就労センター「つつじが丘苑(えん)」(米坂公男苑長)が和歌山市つつじが丘7丁目に完成。2日、現地で竣工(しゅんこう)式があった。つわぶき会が、市有地約5千平方メートルを借り、メーンの第一作業棟や食堂、シャワーのある管理棟など鉄骨平屋建ての4棟を建設した。事業費約1億6千万円のうち、国などから8200万円の補助金を受けている。同苑は1日にオープン。通所する障害者が、消臭剤やシャンプー・リンスを容器に詰め、包装を仕上げて出荷する作業を担当している。

【高知】華麗な演技 高知で披露(10/4)
 車いすの社交ダンスでペアを組む広島県呉市の阿田光照さん(33)、陽子さん(27)夫妻が3日、高知市高須砂地のサンピアセリーズで華麗なダンスを披露した。夫妻は車いすの社交ダンス大会で日本一に輝き、今年11月にドイツで開かれる世界選手権に日本代表として参加する。車いすで踊る光照さんは「高知でも広まってほしい」と話した。

【福岡・北九州】視聴覚障害者AED学ぶ(10/4)
 視覚障害者を対象とした救命講習が3日、福岡市のふくふくプラザであり、市視覚障害者福祉協会の会員18人が参加。AEDの使い方などを学んだ。

【長崎】引きこもりの苦しさ、理解して 長崎などで自主上映作品(10/7)
 対人恐怖症で引きこもりになった女性が、農業とのふれあいを通じて自立していく姿を描いた自主上映作品「アンダンテ~稲の旋律~」が、長崎、諫早両市など4カ所で上映される。小説家の旭爪(ひのつめ)あかねさん(43)が、自身の体験を元に書いた作品が原作となっている。旭爪さんは「引きこもっている人やその家族の苦しい思いを知り、理解を深めて頂ければうれしい」と話している。