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人権・校閲

こちら人権情報局

アンプティサッカー、W杯へ

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■今週の注目記事

足失っても全力プレー アンプティサッカーW杯出場へ(10/13)
 つえをつきながら片足の選手がピッチを走り、片腕のキーパーがゴールを守る。「アンプティサッカー」は病気や事故で片足、片手を失った人たちがプレーする。アルゼンチンで開かれるワールドカップ(W杯)に初出場するため、「日本代表」10人が13日午後、成田空港から出発する。W杯は17日(日本時間)開幕。ブラジル、イングランド、ガーナなど18カ国が参加する。

ボールを追う新井さんとエンヒキさん/アンプティサッカー日本代表、W杯へ拡大ボールを追う主将の新井誠治さん(左)とエンヒキ・松茂良・ジアスさん=10日、埼玉県朝霞市溝沼

〈アンプティサッカー〉 「アンプティ(amputee)」は英語で「切断で手足を失った人」の意味。義足を外した選手がつえ2本を使って片足でプレー。つえでボールをコントロールすると反則になる。キーパーは片腕の人が務める。ピッチは通常のサッカーの約3分の2の広さ。試合は25分ハーフで、7人の選手交代は自由だ。1980年代に米国で始まった。国際アンプティサッカー連盟が開催するW杯は今回で8回目。パラリンピックの正式種目を目指している。

ハンセン病療養所に保育所 12年にも開業へ 東村山(10/14東京版)
 国立ハンセン病療養所「多磨全生園」(東村山市青葉町4丁目)入所者が目指していた園内の保育所設置が、実現に向けて動き出した。熊本県の国立療養所菊池恵楓園でも同様に設置の準備が始まっており、2009年に施行された「ハンセン病問題基本法」が目指す地域開放が実現するのは全国の療養所でこれら2療養所が初めて。早ければ12年に園内で保育所ができることになる。

男女平等度、日本は94位=北欧勢が上位独占世界経済フォーラム(10/12=時事)
 世界の大企業が参加している世界経済フォーラム(本部ジュネーブ)は12日、社会進出や政治参加における性別格差ランキングを公表した。格差が最も小さい総合首位は前年に続きアイスランドで、2位ノルウェー、3位フィンランドと北欧勢が上位を占めた。日本は134カ国中94位と前年(101位)から上昇したものの、主要先進国の中では最下位だった。 

ノーベル平和賞、中国人人権活動家の劉暁波氏(10/9)
 ノルウェーのノーベル賞委員会は8日、2010年のノーベル平和賞を、中国共産党による一党独裁の見直しや言論・宗教の自由などを求めた「08憲章」を起草した中国人人権活動家で作家・詩人の劉暁波(リウ・シアオポー)氏(54)に授与すると発表した。「中国での基本的人権を求める非暴力の闘い」を評価した。中国外務省は8日夜、「(授与は)平和賞を汚すものだ」と激しく反発する談話を出した。

ノーベル平和賞委員長「人権、世界平和に不可欠」(10/9)

家族が市に障害者等給付金など返還 和泉タンス遺体事件(10/5大阪本社版)
 大阪府和泉市で高齢男性の遺体が自宅のタンスから見つかった事件で、市は4日、男性の家族が男性名義の口座に振り込まれるなどしていた市の障害者等給付金や敬老祝い金など約23万円を市側に返還したと発表した。遺体で見つかった男性は、生存していれば91歳とみられ、司法解剖で2004年ごろに死亡したと推定される。

 

■本

◎「80センチに咲く花」(村松勝康、池田書店)=「オラー、あきらめない」 車いすの区議、村松さん自伝(10/9秋田版)
 1歳で脊髄(せきずい)性小児麻痺(まひ)になり、車いすで生活している秋田県出身の東京都葛飾区議、村松勝康さん(66)が自伝「80センチに咲く花」を出版した。支えてくれた母親との思い出を詰め込んだ一冊。村松さんは「子どもたちや、お母さんに読んでもらいたい」と話している。

■asahi.com>マイタウンから

【青森】「ボッチャ」に歓声 八戸第一養護学校(10/9)
 パラリンピックの正式種目ボッチャを体験する授業が8日、八戸市大久保の県立八戸第一養護学校であった。小学部の児童らがボールを投げ合い、歓声をあげた。ボッチャは、重度脳性まひや同程度の四肢重度機能障害者のために欧州で考案されたスポーツ。赤と青の球を各6球投げたり転がしたりし、相手の球に当てる手段なども使って、いかにジャックボールと呼ばれる白球に近づけるかを競う。自分で投げられなくても介助者に意思を伝えられれば参加できる。

【茨城】障害者慈しむコスモス咲く 父母らのNPO種まき 取手(10/9)
 取手市高須の障害福祉サービス事業所「ポニーの家」の畑にコスモスが花開いた。「家」を利用する障害者たちの父母らでつくるNPO法人「虹の家」が今年初めて種をまいた。猛暑の影響で開花はやや遅れたものの、秋風と共に見ごろを迎えた。

【栃木】ひとり親・自死遺族、同じ屋根の下で連携支援 宇都宮(10/11)
 ひとり親や自死遺族らを支援する二つの市民団体が、宇都宮市内の店舗兼用の建物を半分ずつ借り、それぞれの活動拠点を開いた。となり同士、協力を密にしながら、生きづらい社会を変えるための交流と発信の基地づくりをめざしている。

【群馬】買った商品届けます 商店街が高齢者向けサービス 館林(10/10)
 館林市の中心市街地にある「かごめ通り商店街」(斉藤進会長)が9日から、購入商品を高齢者らの自宅に無料で配達する「御用聞きサービス」を始めた。空き店舗で生鮮市「かごめ六斎市」を開催する毎月第2、4土曜日限定だが、今後サービスの拡充を検討するという。配達対象は、六斎市で販売する生鮮食料品や、商店街約20店舗で取り扱う日用品など。

【埼玉】「発達障害」歌で伝える 鴻巣で(10/8)
 鴻巣市の市文化センター「クレアこうのす」で9日、「発達障害 歌で伝える講演会」が開かれる。発達障害児の父親でもあるシンガー・ソングライターのうすいまさとさん(36)=横浜市=が、子どもたちの気持ちを歌い、思いを語る。発達障害で気持ちを伝えることが苦手でも、絵や太鼓など得意分野もある――。うすいさんは、そんな個性や気持ちを代弁して作った「脳の歌」などを歌う。

【千葉】「ゆめ半島千葉大会」選手、千葉市長訪問(10/9)
 23日から始まる第10回全国障害者スポーツ大会「ゆめ半島千葉大会」を前に8日、千葉市代表選手団の4選手が、熊谷俊人市長を表敬訪問した。選手宣誓する小西貴美子選手(アーチェリー)は「大きな大会で雰囲気や声援が違う。自己ベスト、大会新記録を出して優勝を目指したい」と話した。

【多摩】難病患う子と家族の滞在施設 府中(10/13)
 難病を患う子どもと家族のための滞在施設「ファミリーハウスひまわりのおうち」が11月1日、府中市白糸台の京王線飛田給駅近くにオープンする。遠くて通院するのが難しい患者と家族にとっての「病院近くのわが家」をめざし、NPO法人ファミリーハウス(千代田区)が都内に運営する施設として10カ所目。循環器が専門の榊原記念病院まで徒歩10分程度で通える。

【新潟】残された時間はあまりない(10/13)
 「私に残された時間はあまりない。一日でも早く解決してほしい」。B型肝炎新潟訴訟原告団の代表で、ただ1人実名を公表している佐渡市の金子剛さん(63)は、苦しい思いを国にぶつける。B型肝炎に感染し、肝障害を発症してから30年近く。8年前には肝硬変となり、死の恐怖と戦いながら暮らす日々だ。

【福井】自立へ収入増模索 坂井の在宅障害者作業所、東京へ出品(10/10)
 在宅の障害者のため作業所などを運営する坂井市のNPO法人「しいのみ」が、11、12の両日、東京・南青山の県特産品アンテナショップ「ふくい南青山291」のフェアに、通所者らが作った薄焼きせんべいを出品する。2006年の「障害者自立支援法」で在宅障害者を取り巻く諸制度が一変するなか、少しでも通所者の収入を増やし、自立できる環境を整えようと、関係者の模索は続く。

【長野】ソチでの飛躍誓う アイススレッジ日本代表、岡谷で合宿(10/10)
 バンクーバー・パラリンピックのアイススレッジホッケーで銀メダルを獲得した、日本代表の合宿が9日、岡谷市・やまびこスケートの森アイスアリーナで始まった。 11月の米国での国際大会に向け、レギュラーを選ぶための合宿。岡谷市が練習拠点の「長野サンダーバーズ」の選手らが、素早いシュートや激しい体当たりを繰り返した。

【岐阜】<障害者書道>みなぎる力(10/12)
 羽島市の児童デイサービスセンター「かみなり村」に通う障害児の作品を中心に約70点を集めた書道展が、羽島市文化センターで開かれている。縦1メートルを超える半紙に「元気」の2文字を荒々しくつづったものや、自分の手形がメーンの作品、バットを振る人の姿に「カキーん」と効果音を加えた絵。思い感じたままを表現した様が浮かび、見る人を和ませる。

【岐阜】可児に車いすの「病院」 点検・整備、リサイクルも(10/6)
 NPO法人アジア車いす交流センター(WAFCA、愛知県刈谷市)は5日、可児市内に「WAFCA車いす病院可児」を開設した。手動式車いすの点検や整備を格安料金で請け負うほか、不用になった車いすを回収し、リサイクルする。 WAFCAは、タイで障害者が働く車いす工場を支援し、そこで作られた車いすをアジアの障害児に寄贈する活動をしている。

【愛知】授産所発アレルギー対応の菓子 高浜、官学民連携で協力(10/9)
 高浜市向山町6丁目の知的障害者通所授産施設「授産所高浜安立」(社会福祉法人・昭徳会、成瀬正孝施設長)は今月から、アレルギー対応食品の焼き菓子の生産を始めた。障害者の賃金アップを図ろうと、地元の食品製造業者、大学、行政の協力を得て実現した。施設は9日、設備の完成式と露店販売などの開所祭を開く。

【愛知】難民の現状学び・話し合う(10/8)
 世界に4千万人以上いるとされる難民・避難民の現状を知ってもらうため、「難民映画祭2010名古屋」が9~11日、長久手町の「町文化の家」で開かれる。日本で難民認定を受けられず逮捕歴などがある数人と意見交換する「フォーラム」もあり、受け入れの課題も考える。

【京都】「国選弁護人、複数選任して」 弁護士会が地裁に要望(10/9)
 裁判所が選任する国選弁護人について、弁護側が2人以上の選任を求めても、地裁から拒否されるケースが、府内の裁判員裁判で相次いでいる。京都弁護士会は今月、複数選任を認めるよう求める要望書を地裁に提出。「十分な弁護を受ける被告の権利が保障されないおそれがある」と指摘している。

【大阪】連帯責任で200人にスクワット100回(10/8)
 大阪市内の中学校で先月、体育の男性教諭(25)が、運動会に向けた学年全体練習で10人が忘れ物をした連帯責任の罰として、約200人の1年生全員にスクワットを100回させていたことが分かった。市教委に「不適切な指導だ」と指摘され、校長が体育教諭を口頭注意した。

【鹿児島】行き場ない子再出発/奄美に自立支援ホーム(10/8)
 家庭崩壊など様々な理由で住む場所がなくなった若者を受け入れ、自立を助ける青少年自立援助ホームの県内第1号施設「さざ波の家・奄美」が、奄美市に誕生した。市内の青少年支援NPO法人が国や県の支援を受け、24時間態勢で未成年者を見守る。「幸せになるために生まれてきたということを知ってほしい」。スタッフの温かいまなざしが、居場所を失った若者に生きる意欲を与えている。