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人権・校閲

こちら人権情報局

3000人の声 聞いて

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
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■本

「性犯罪被害とたたかうということ」(小林美佳、朝日新聞出版)=10/19夕刊「性被害3000人の声 聞いて」
 2008年春、性犯罪被害を実名で伝える本を出した小林美佳さん(35)の2冊目の本「性犯罪被害とたたかうということ」が出版された。この2年半で約3千人の性被害体験者からメールや手紙をもらい、約250人と会った。そうして見えてきた被害者の姿を伝える本だ。

「性犯罪被害とたたかうということ」拡大「性犯罪被害とたたかうということ」。表紙は小林美佳さん

・「被害当事者の仲間だからこそ、聞かせてくれた声があると思う。それを他の人たちにも知ってもらえたら」「返信すると『泣きました。初めてひとに受け入れてもらえた』と返ってくる。周りの人にうち明けても、その人もどうしてよいかわからず、被害者は『話さなければよかった』と悪循環に陥る。これが日本の現状」と語る。

・小林さんの1冊目の本は「性犯罪被害にあうということ」(朝日新聞出版)

性暴力を考えるための基礎講座(10/1広島版)
 広島市中区大手町5丁目の市女性教育センターで。23日(14~17時)は小林美佳さんを招き、性暴力被害を考える。関連シンポジウム「ジェンダー・国籍を問わない性暴力禁止法を!」も11月3日に同センターで。

■今週の注目記事

広島の湯崎知事「育休」取得へ 1日数時間、1カ月めど(10/19夕刊)
 広島県の湯崎英彦知事(45)が、今月末に予定される第3子の出産に合わせ、「育児休暇」を取得することが19日、わかった。特別職である知事には、条例など制度上の育児休暇はなく、仕事を続けながら1日の数時間を休む「時間休」の形をとるという。全国知事会は、都道府県知事で「育休」を取得した人は「聞いたことがない」としている。

職員の育休「後押しに」(10/20広島版)
 「(育児休暇を)『知事でも取るんだ』と思ってもらえたら」。湯崎英彦知事は19日の定例会見で、全国の都道府県知事の中では「聞いたことがない」(全国知事会)という育休取得の意義を説いた。湯崎知事は「下の子(4歳)の幼稚園が離れたところにあり、車でないと送り迎えができない。制服姿を見る機会も少ないし、私が運転したい。それが楽しみ」と話す。公務と両立させ、毎日数時間ずつ時間休を取る方針だ。

橋下知事、首長の育休取得に異議 「世間知らなさすぎ」(10/21夕刊大阪本社版)
 広島県知事や大阪府箕面市長ら首長の「育児休暇」取得宣言が相次ぐ中、大阪府の橋下徹知事は21日、報道陣に「首長の育休(取得)は反対。世間が育休をとれる環境をつくってからとるべきだ」との考えを示した。7人の子どもの父親でもある橋下知事は「首長が先頭にたって育休をとって『機運の醸成を』というが、あまりに世間を知らなさすぎる」と批判。「予算措置でも何でも、やろうと思えばできるんだから。船長である首長が、船が沈む時乗客より先に逃げ出すのはどうか」と主張した。

復興15年、自分は置き去り 震災障害者、神戸でシンポ(10/18大阪本社版)
 阪神大震災で身体や心に障害を負い、「震災障害者」と呼ばれる人たちの課題を探るシンポジウムが17日、神戸市灘区で開かれた。震災障害者は、人数や実情もよくわかっておらず、ようやく今年度、兵庫県や神戸市が本格的に調査を始めたところ。シンポでは、いまも後遺症に苦しみ、街が復興するなかで孤立感を深めてきた震災障害者への理解を求める意見が相次いだ。

地方の公社住宅、福祉事業に開放へ 障害者・高齢者向け(10/14)
 国土交通省は、地方の住宅供給公社の賃貸住宅で、障害者や高齢者向けの支援付きの住まいを運営できるようにする方針を固めた。空き室を福祉目的に使おうと、大阪府と大阪市が規制緩和を求めたのを受け、11月に地方住宅供給公社法施行規則を改正する。 これまで公社の賃貸住宅を借りられるのは、住宅に困っている個人、そうした人々に住まいを貸す自治体などだった。改正後は福祉事業者にも門戸を広げ、障害者らが支援を受けながら生活するグループホーム、ケアホームを運営できるようにする。

 

■asahi.com>マイタウンから

【北海道】B型肝炎訴訟 「命に差」原告反発(10/13)
 国の集団予防接種をめぐるB型肝炎訴訟で、札幌地裁(石橋俊一裁判長)は12日、5回目の和解協議を開いた。裁判所の和解勧告から半年以上たち、国は最大2500万円という具体的な和解金額を初めて示したが、薬害C型肝炎の患者に比べて救済金額が低いことから、原告たちは「命に差をつけるのはおかしい」と厳しく批判した。

【山形】鶴岡養護学校でチェロ奏者講演(10/16)
 鶴岡市出身のジャズチェロ奏者、吉川よしひろさんが14日、県立鶴岡養護学校で講演し、独創的なジャズ演奏を交えつつ、生きることの可能性について語った。吉川さんは聴覚障害を持ち、チェロ奏者としてニューヨークで活躍、ライフワークとして全国の重度障害者施設やホスピスでボランティア演奏も続けている。

【山形】自死遺族集う「青い会」(10/16)
 さまざまな悩みを抱え、自ら命を絶つ人は、県内で毎年300人を超える。残された家族、恋人、友人らも、悔恨や周囲の無理解に苦しんでいる。心の内をさらけ出せる場があったなら――。そんな願いを込め、県内の自死遺族が集い体験を語り合う「青い会」が活動を始めている。代表の高橋ちよ美さん(50)は「気兼ねなく思いを語り、少しでも元気になってもらえれば」と願う。

【東京】「うどピラフ」立川の味 福祉喫茶、毎日10食完売(10/17)
 立川市特産のウドをふんだんに使った「うどピラフ」を、立川市役所新庁舎内の福祉喫茶「Cafeはぁもにぃ♪」がメニューに取り入れ、評判を呼んでいる。7月のデビュー以来、1日10食の限定メニューは毎日完売。ウド独特の食感が人気の秘密だ。 「はぁもにぃ♪」は、市社会福祉協議会が運営、障害者の就労支援の場として、今年5月の新庁舎開庁と同時にオープンした。現在スタッフ6人のうち、20~30代の知的障害者3人が、接客や調理の一部を担当している。

【東京】アイヌの神謡 アニメ化(10/15)
 東京と札幌のアイヌ民族らがアイヌ語の「カムイユカラ」(神謡)のアニメ化に取り組んでいる。自然と共生してきたアイヌ民族の考え方を伝えるのがねらいだ。カムイユカラはカムイ(神)が一人称で語る神話。韻を踏んだ物語を節をつけて謡う口承文芸のユカラの一つ。アニメ化される「七五郎沢の狐(きつね)」は、キツネのカムイが住んだ土地に産業廃棄物の処分場ができ、立ち去らざるを得なくなるという話で、約20分の短編。

【神奈川】高齢者・障害者対象に 無料の電話法律相談(10/18)
 横浜弁護士会は、高齢者や障害者などから電話で法律相談を受け付ける「みまもりダイヤル」を実施している。日本弁護士連合会(日弁連)との共催。受け付ける内容は遺言、相続、財産管理、成年後見制度、借金、虐待、消費者被害など。本人や家族のほかホームヘルパーら介護者からの相談にも応じる。

【富山】グラウジーズ、1型糖尿病患者を応援 募金や試合招待(10/14)
 プロバスケットボールbjリーグの富山グラウジーズが、1型糖尿病の患者や研究基金への支援を始める。ホームゲームで病気を紹介する映像を流したり募金を呼びかけたりするほか、患者や家族をゲームへ招待する。 黒田祐社長や1型糖尿病の患者を支援するNPO「日本IDDMネットワーク」の井上龍夫理事長らが13日、県庁で記者会見した。

【愛知】ユダヤ人の作家 差別問う「表現」(10/21)
 第2次大戦中にリトアニアでユダヤ難民約6千人を救ったとされる岐阜県出身の外交官、杉原千畝(1900~86)の記憶にささげる映像作品が、愛知芸術文化センター(名古屋市東区)で24日まで上映されている。。「あいちトリエンナーレ2010」の出展作家、スティーブン・コーヘンさんが名古屋市内で撮影、編集した「彷徨(さまよ)えるユダヤ人」だ。コーヘンさんは南アフリカ出身。白人でユダヤ人、同性愛者という少数者の立場から、民族や宗教、性をめぐる差別や偏見をテーマに多彩な表現を手がける。

【大阪】歩いた 登った 笑顔の2000人(10/17)
 歩こう、それぞれの速さで――。16日に開幕した第12回和泉弥生ロマン・ツーデーウオークでは初めて、段差が少なく、車いすの人も参加しやすいコースも設けられ、全国24都道府県から約2千人が参加した。和泉市などはこの日の3コースのうち、7キロを「バリアフリーコース」として設定。体が不自由な人も歩きやすいように坂や段差が少ないルートを選んだ。

【兵庫】「難病に負けぬ」絵本に(10/14)
 筋肉が骨に変わる難病と診断された明石市内の中学1年山本育海君(12)の闘病する姿を描いた絵本の販売会が17日、同市内で開かれる。育海君がブログで闘病の様子を書きつづり、支援者と交流する姿などが描かれている。

【鳥取】酵素の力で新鮮ワカメ 障害者事業所(10/11)
 伯耆町内の障害福祉サービス事業所が、特許技術の酵素を使って新鮮なまま県産ワカメを保存し、冷凍食品として売り出している。米子市内のスーパーマーケットのほか、インターネット販売も。職員の長谷川吉保さん(33)は「ワカメの常識を変えたい」と話し、福祉の商品という理由でなく、味と食感で選ばれる商品を目指す。

【広島】米の未臨界核実験に怒りと失望(10/14)
 米国の4年ぶりの未臨界核実験を受け、県内各地で抗議の動きが相次いだ。「核兵器のない世界」の理想を掲げたオバマ政権で初の実験だけに、強い失望感が広がった。

【福岡・北九州】韓国で知的障害者交流(10/12)
 北九州市の知的障害者と支援者ら37人が、韓国・ソウルで12日に開かれる知的障害者同士の日韓交流大会に参加する。日本側の障害者は大半が初めての海外旅行。国際交流を楽しみに準備を進めている。

【長崎】米の未臨界核実験、長崎市長らが抗議文(10/15)
 米国が9月に未臨界核実験を実施していた問題で、長崎市の田上富久市長は14日、米国のルース駐日大使やオバマ大統領に抗議文を送付した。

【長崎】核廃絶は… 驚き落胆(10/14)
 オバマ政権下では初となる未臨界核実験が明らかになった。核廃絶の機運が高まっていただけに、県内の平和団体からは落胆と非難の声が相次いだ。

【大分】耳で楽しむ映画/視覚障害者向け上映会(10/ 17)
 視覚障害者に楽しんでもらう音声解説付きの映画上映会が16日、大分市内であった。映画の音声解説を手元のFMラジオを通じてイヤホンに流し、場面の転換や役者の表情を伝えた。