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人権・校閲

こちら人権情報局

えっ 知らんほ?

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■今週のことば

車体に「えっ 知らんほ? 発達障害のこと」と書いた標語とたくさんの笑顔をあしらったラッピング(包装)バスが、 山口県宇部市役所にお目見え。県立宇部総合支援学校中学部1年の御手洗敦也君(13)が「笑顔でいっぱいのまちになってほしい」 とデザインした(2010年10月30日山口版「発達障害 バスで知って」)。

発達障害、バスで知って 宇部、生徒がデザイン /山口県拡大ラッピングバスと、デザインした御手洗敦也君=宇部市役所

■今週の注目記事

◎知事の育休に意見いろいろ
 広島県の湯崎英彦知事(45)が育休を取ることをめぐって、各地の知事らからさまざまな意見が出ています。「反対派」の橋下・大阪府知事ですが、議論を呼び起こすために反対姿勢を見せたという報道もあります(11月3日付産経新聞〈大阪〉)。「くだらない啓発ではなく、激論を交わしましょうと(箕面市長に)事前にメールで伝えていた」そうです。

広島の湯崎知事「育休」取得へ 1日数時間、1カ月めど(10/19)

箕面市の倉田市長、育休表明 次男の出産で(10/21)

橋下大阪府知事、首長の育休取得に反対 「世間知らなさすぎ」(10/21大阪本社版夕刊)
 「首長の育休(取得)は反対。世間が育休をとれる環境をつくってからとるべきだ」との考えを示した。

広島知事「大きなお世話」 育休に苦言の橋下知事に反論(10/21)
 「我々は育休を取りやすい政策作りをしており、その一環だ」と説明した。

「育メン」実践します 湯崎・広島県知事に第3子誕生(10/27大阪本社版)
 今月末から育児休暇を取ると発表していた広島県の湯崎英彦知事(45)に26日午後、第3子となる次男が誕生した。出産には立ち会えなかったが、公務の合間に約30分の時間休の形で「育休」を取り、わが子と対面した。今後1カ月程度、子どもの小学校と幼稚園への送迎や、食事の支度などのため、1日数時間の育休を取るという。

男の育休 高い壁(10/28三重版)
 全国の自治体で、男性の育児休暇の取得促進をめざそうと、自ら「育休」をとる首長が現れだした。県内では、伊勢市の鈴木健一市長が3日間取得中。野呂昭彦知事は27日の定例会見でこうした動きを、「男性の育児への参加は進められていかなければならない」と評価した。ただ男性職員の取得率は低く、普及には時間がかかりそうだ。

「知事に育休ない」北海道知事(10/29北海道版)
 「選挙で選ばれた自治体トップは24時間、常に道民の生命と安全を守る責務がある。子どもが小さくて面倒みることが必要だから、災害が起きて陣頭指揮しなくちゃならないのを『やらない』って言えるかどうか。そこはちょっと違うんじゃないか」

若い首長の育休取得 愛知県知事「結構なことだ」(11/2愛知版)
 神田知事は「育児休暇の問題が出るのは、それだけ首長が若返っているということ」と、30、40代の若い首長が増えつつあると指摘した。育児休暇取得については「態勢さえ整っていれば、結構なことだ」と賛意を示した。

「自分で決めりゃいい」広島知事の育休で石原都知事(11/2東京版)
 「結構じゃないですか。うん。私はもう、女房に預けっぱなしだったけども。当世ですからね、知事といえども人の子の親なんだから。がたがた言うやつは、誰が言っているんだよ」「大した問題じゃねえや。自分で決めりゃいいんだ、そんなことは」

成長の証し スペシャルオリンピックス、11月5日から(10/30大阪本社版)
 知的障害がある人のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス(SO)日本・夏季ナショナルゲーム」が11月5日、大阪で開幕する。水泳や陸上など12競技に、全国各地区から1048人が参加。熱い思いで練習を続けてきた選手たちの成長の証しを、家族や支援者らが見届ける。

ミスキャンパス関関同立5拡大ミスコンのプレイベント「ミスキャンパス関関同立」に出演した4大学のミス候補者たち=16日午後、京都市中京区、筋野健太撮影
関西のミスコン、どない? 関関同立、そろって開催(10/29大阪本社版)
 首都圏の大学では「女子アナの登竜門」とも呼ばれ、学園祭の華として開かれるミスコン。関西の大学ではなぜか低調だったが、昨年始めた関西学院大、同志社大に続き、今年は関西大、立命館大の学生が11月の学園祭期間に合わせて初開催する。大学側は「女性差別にあたるおそれがある」として公認せず、あくまで学生有志の催しという位置づけだ。なぜいま、ミスコンなのか。

■asahi.com>マイタウンから

【北海道】アイヌ文化担い手 札幌大奨学生が成果紹介(11/1)
 アイヌ文化の担い手を育成する札幌大学(札幌市豊平区)の「ウレシパ・プロジェクト」の発表会が、同大で開かれた。同プロジェクトは、アイヌ民族の若者らへの奨学生制度を柱に、同大が今年度から始めた。奨学生らは半年間の学習成果を映像で紹介したほか、民族衣装をまとって古式舞踊を披露した。

【北海道】体で聴いたリズム鮮烈 釧路(10/27)
 体で音を感じる――。聴力に障害を抱える人たちが集う「釧路聴力障害者協会蝦夷(えぞ)太鼓」が結成30年を迎え、釧路市の市民文化会館で記念公演を開く。聴覚障害者の本格的な太鼓の会は、道内では釧路だけで、全国でも珍しいという。支えてくれた人たちへの感謝と、ろう学校に通う子どもたちに夢を与えようを合言葉に、最後の練習に励んでいる。

【岩手】ペットボトルに情報込めて高齢者安心キット 釜石市配布(10/29)
 独り暮らしの高齢者が自宅で倒れたり災害に見舞われたりした場合の迅速な救命活動に役立ててもらおうと、釜石市はペットボトルにかかりつけ医の名や健康保険証のコピーなど万一の際に必要な情報を入れて保管する「緊急医療情報キット」を希望者に手渡す事業を始めた。

【秋田】母語が外国語の児童ら、文化の違いが壁に 指導員が報告(10/28)
 母語が外国語の児童・生徒への日本語支援の課題を共有しようと、県教委は、県内の非常勤日本語指導員を集め、研修を開いた。指導員からは、会話はできても学校で勉強についていくのが難しかったり、文化摩擦を感じたりして、言葉の壁が埋まりにくい現状が報告された。

【宮城】仙台・女性向け商品の店/がん術後ケア(10/26)
 乳がんや子宮がんにかかった女性が術後に使う下着を販売する「KEA(ケア)工房」(本社・東京)の仙台店が3月、JR仙台駅西口にできた。店員と個別に相談することで、自分に合った下着を買えるだけでなく、思っていることを打ち明ける場にもなっている。

【千葉】全国障害者スポーツ大会 県勢の活躍光り幕(10/26)
 「ゆめ半島 みんなが主役 花咲く笑顔」を合言葉に、千葉市など7市町で開かれていた第10回全国障害者スポーツ大会(ゆめ半島千葉大会)が10月25日、閉会した。千葉市美浜区の幕張メッセであった閉会式には選手、役員、観客計9872人が参加、3日間の健闘をたたえあった。大会を通じて、県選手団が選手団別で歴代最多となる145個、千葉市選手団が30個の計175個の金メダルを獲得した。

【東京】盲ろう教育の源流に記念碑(10/31)
 明治時代、目や耳が不自由な子どもたちが学んだ学校が築地にあった。東日本初の盲ろう学校で、日本語の点字を考案するなど障害児教育の先駆けといえる存在だった。学校は移転して当時の面影は残っていないが、今年が開校130年にあたることから、卒業生らが跡地近くに記念碑を建て、11月1日に除幕式を開く。

【神奈川】介護の悩み 話して楽に(10/29)
 わが子の顔がわからなくなる、昼夜を問わず徘徊(はいかい)する、突然暴れる……。そんな認知症の家族の介護に疲れ、思い詰めた人たちを支える活動が徐々に広がっている。介護経験者の「先輩」に悩みを聴いてもらうことで気持ちが和らぎ、現実に向き合う気力を取り戻す場となっている。

【石川】障害者への理解深めて 金沢でフェス(11/1)
 金沢市袋畠町の県産業展示館で、「県障害者ふれあいフェスティバル」(同実行委主催)が開かれた。県内の小規模作業所や入所施設など約70団体が参加した。

【愛知】「植民地朝鮮」の教科書で日韓併合学ぶ(10/29)
 日韓併合100年を迎え、企画展「日韓併合100年を植民地朝鮮の教科書でふりかえる」が、刈谷市井ケ谷町の愛知教育大付属図書館アイスペースで開かれた。

【愛知】大逆事件で獄死 高木顕明に光(10/26)
 大半が国のでっち上げとされる「大逆事件」で、無期懲役となり獄死した清須市出身の僧・高木顕明(けんみょう)。非戦や平等を求めたその生涯に光をあてた学習資料集を、事件から100年に合わせ真宗大谷派(本山・東本願寺)が出版した。同派が高木を永久追放処分にする前、まじめな人柄や檀家(だんか)との深い信頼関係について報告を受けていたことを示す貴重な資料も収録した。

【京都】障害者施設生産・販売のジュース、厚労大臣表彰 与謝野(10/29)
 与謝野町岩屋の障害者通所授産施設、社会福祉法人よさのうみ福祉会「つむぎ」が生産・販売している「丹後産の果実・野菜100%ジュース」が厚生労働省から優秀製品に選ばれた。

(京の人)久保ますみさん 関西盲導犬協会の啓発担当 /京都府拡大久保ますみさん=亀岡市
【京都】関西盲導犬協会の啓発担当 久保 ますみさん(10/27)

 視覚障害者の歩行を助けるために訓練された「盲導犬」の存在は、映画やテレビなどを通して知られるようになった。法的にも、飲食店や交通機関などは、盲導犬の同伴を原則的に拒んではならないと定められている。だが、盲導犬とそのユーザーへの対応をしっかり理解している人は意外に少ないという。関西盲導犬協会(亀岡市)啓発担当の久保ますみさん(49)=写真=に現状を聞いた。

【大阪】児童虐待 「救いの網」模索(10/31)
 大阪市西区のマンションで、母親に置き去りにされた幼い姉弟の遺体が見つかった事件から3カ月。市は8月6日から、児童虐待で緊急対応が必要な通報があれば24時間態勢で消防署員が安否確認に駆けつける全国初の取り組みを始めた。10月28日からは府警が派遣した警察官2人を市こども相談センター(児童相談所)に配置して態勢を強化した。現場では試行錯誤が続く。

【大阪】高次脳機能障害 リハビリ5年の成果と現状(10/26)
 病気や事故で脳を損傷し、記憶力や注意力が低下する「高次脳機能障害」を持つ長男と向き合い、ピアノによるリハビリを5年間にわたって続けた成果と現状を、母親の野田容子さん(64)=豊中市蛍池南町3丁目=が、同市内で講演。順調に回復していた長男は今年、再手術した。一進一退の厳しい現実に立ち向かう「親の覚悟」を語る。

【大阪】死刑囚も面会や手紙 制限改善求め意見書(10/26)
 大阪拘置所(大阪市都島区)が再審請求中の特定の死刑囚に対し、支援者との面会や弁護士との手紙のやりとりなどを制限しているのは不当だとして、有識者でつくる同拘置所視察委員会(委員長・三上孝孜(たかし)弁護士)が10月25日、改善を求める意見書を拘置所に出したと発表した。

銀賞に2人輝く 全国障害者技能競技大会 /広島県拡大「料理の盛りつけがお菓子づくりのヒントになる」と話す渡さん=広島市南区
【広島】銀賞に2人輝く/全国障害者技能競技大会(10/27)
 横浜市で開かれた第32回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)で、県内から喫茶サービス種目に出場した渡智恵(わたり・ともえ)さん(24)=広島市、写真=が銀賞に輝き、3年連続3回目の全国大会出場で初めての入賞を果たした。

【山口】乳がん経て 臨床心理士(10/28)
 乳がんの闘病体験を役立てたいと、臨床心理士になった女性がいる。柳井市の冨士山弘美さん(52)。左乳房の全摘手術を受けた後、往復5時間かかる大学院に3年間通い、資格を取った。この春から周東総合病院(柳井市)で、がん患者の相談にのったり、入院患者の心のケアをしたりしている。冨士山さんは週3日、患者と接する。生まれつき手足に脳性まひがあり、つえを手放せないが、常に笑顔を絶やさない。立ち寄った女性(50)は「がんが再発して落ち込んだ時も、この笑顔で立ち直れた」と話した。

【香川】「ありがとう」に働く喜び 高松のうどん店、障害者活躍(10/29)
 知的障害のある人たちが手伝う、うどん店が高松市成合町にある。社会福祉法人たんぽぽの会(高松市)が運営する「さぬきうどん。たんぽぽ」だ。障害者の就労支援の場にと開店し、3年半。調理や接客を覚えながら、おいしいと評判のうどんづくりを支え、自信を深めた7人が従業員として他店へ巣立っていった。

【香川】特別支援学校の生徒増加 検討委が報告書(10/27)
 知的障害のある子どもを対象とした特別支援学校の児童生徒数増加への対応策を話し合ってきた県教委の「特別支援学校における教育推進検討委員会」が、報告書をまとめた。教室の確保やスクールバスの増車などが必要だとし、可能なものから実施するよう求めている。近く細松英正教育長に提出する。県教委によると、知的障害のある子どもが対象の県立特別支援学校は県内に4校あり、在籍者は1999年度の500人から09年度は660人に増加。20年度はピークの825人と推計している。