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人権・校閲

こちら人権情報局

僕もあの舞台に立ちたい

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
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■今週のことば

「僕もあの舞台に立ちたい」。2002年に日本で行われた「もうひとつのワールドカップ(W杯)」(知的障害者サッカーの世界選手権)を知り、当時中学2年だった加藤隆生(22)は父親の隆造(58)に言った--(2010年2月6日~10日秋田版「隆生の青春 もうひとつのW杯」から)

加藤さん、日本代表決定 知的障害者サッカー /秋田県拡大加藤隆生さん。グラウンドがつかえない冬場はフットサルで試合勘を養う=2010年1月、秋田市

(1)僕は初めて夢持てた=幼稚園のとき、兄の影響でサッカーを始めた。小学校に入ると、周りの子どもとの違いを感じるようになって・・・・・・
(2)晴れ舞台 ほろ苦い経験=ドイツ大会の日本代表に。足の負傷で途中交代した隆生がとった行動に、監督は厳しい判断を下す。
(3)南ア大会へ新たな役割=サッカーをやめたいとまで思った隆生だったが、理解ある恩師の支えもあって再び代表に選ばれる。
(4)ブラジルへ挑戦は続く=南ア大会ではMFとして活躍。今は、介護施設職員として働きながら、サッカーを続けている。

=敬称略

  ※知的障害者サッカーの世界選手権ドイツ大会の日本代表の様子はドキュメンタリー映画「プライドinブルー」と単行本「夢プライドinブルー熱き知的障害者イレブン、ピッチに立つ! 」(湯山尚之、河出書房新社)になっています。この映画の中村和彦監督は後に「アイ・コンタクト もう1つのなでしこジャパンろう者 女子サッカー」も撮っています。

■今週の注目記事

■反貧困
【関西】日雇いから生活保護へ 変わる街の姿 大阪・釜ケ崎(2/10)
 生活保護費の全国の支給総額が年3兆円を突破した。日雇い労働者の街、大阪・釜ケ崎では3人に1人が受給者になった。「日銭1億」といわれた労働者の賃金が街を潤す光景は消え、代わってもたらされた「生活保護マネー」が、この街のかたちを変えつつある。

【関西】生活保護、最多2916億円 大阪市2011年度予算案(2/8)
 大阪市は8日、1兆7206億円の2011年度一般会計当初予算案を発表した。このうち、生活保護費は全国の市町村で最多の2916億円に上り、19年連続の増加となった。

脱路上生活、支える輪 さいたま「ためぞうクラブ」 /埼玉県拡大「ためぞうクラブ」で働く元ホームレスたち。作業の合間、会話に花が咲く=さいたま市岩槻区
【埼玉】働く場・仲間と語る場 元ホームレス支える輪、広がる(2/8)
 生活保護を受けられることになって路上生活から脱出したけれど、職は見つからず話し相手もいない――。そんな元ホームレスたちの再スタートを支える取り組みが、徐々に始まっている。就労機会や出会いの場を提供し、生きがいをもってもらうのが目的だ。「生活は楽になったけど、路上にいた頃よりも寂しくなった。会に来れば仲間に会える」

【宮城】点検・仙台予算(下)/生活保護膨らむ負担(2/7)
 市全体でも、受給者は昨年11月に1万6千人を超え、06年度の約1万1千人から大きく増えた。市の支出は06年度の約174億円から、新年度当初予算では280億円にまで膨らんでいる。「長引く不況で仕事を失ったり、就職できない人が増えたりしていることが大きな原因」

【宮城】一人親家庭が増加、県が新たな支援計画へ(2/2)
 離婚や未婚出産などで一人親家庭が増えている。母子家庭は臨時雇用がほとんどで、収入が不安定。父子家庭は母子家庭と同様の支援が受けられないのが実情だ。少子化が進むなか、多様な生活スタイルに対応できる支援体制の整備が求められている。

■イベント

【埼玉】発達障害児の就労支援(2/8)
 3月13日(日)午前10時、さいたま市の県障害者交流センター(さいたま新都心駅からバス)。発達障害を抱える子どもを持つ保護者、福祉関係者、本テーマに関心のある人対象。講師は県立大社会福祉科の朝日雅也教授。「こどもたちの将来について学ぼう」と題し話す。手話通訳あり(3日までに要予約)。無料。要予約。

【高知】国内外の絵本、指で耳で 高知で100点展示(2/4)
 視覚に障害があったり読字が苦手だったりする子どもたちも楽しめるように作られた世界各国の絵本を集めた「世界のバリアフリー絵本展」が13日まで、高知市永国寺町の高知こどもの図書館で開かれている。手に取ることもでき、視覚に障害がある人も理解しやすいよう、音声案内が流れるタッチペンも用意されている。

【広島】小さい子に見てほしい「はだしのゲン」 平和記念資料館(2/9)
 平和記念資料館(広島市中区)地下展示室で4日、企画展「こどもたちの見た戦争―はだしのゲンとともに―」が始まった。同市出身の漫画家、中沢啓治さん(71)が被爆体験を描いた「はだしのゲン」をもとに原爆投下前後の子どもたちの苦難をたどる。企画展では、中沢さんが同館に寄贈した漫画や絵本の原画9505点のうち、13点を紹介。学童疎開をしていた子の手紙や、学徒動員で被爆死した子の遺品などの現物資料52点も展示されている。7月11日まで。入場無料。

はだしのゲン作者の中沢さん、がん治療告白(2/5大阪本社版)
 中沢啓治さんは、肺がんなどで約3カ月間入院していたことを明かした。4日、朝日新聞などの取材に答えた。中沢さんは同日、広島平和記念資料館で始まった企画展の開会式に出席し、「なんとか良くなりました」と笑顔を見せた

■マイタウン>asahi.comから

障害者のアート、絵や書など170点 6日まで大府で展示 /愛知県拡大障害者たちが描いた絵などが展示されている=愛知県大府市明成町1丁目
■アート
【愛知】障害者のアート 絵や書など170点(2/3)
 障害のある人たちが創作した個性的なアート作品の展覧会「パラアートおおぶ」が、愛知県大府市明成町1丁目の市勤労文化会館で開かれた。障害者と多くの市民の接点を設け、理解者を増やそうと同市などが初めて企画した。

【滋賀】パリで大絶賛 障害者の作品凱旋展(2/4)
 障害者アートの本場パリで絶賛された日本人作家らの作品を紹介する「凱旋展」が大津プリンスホテル(大津市におの浜4丁目)で開かれた。「アール・ブリュット・ジャポネ」と題し、昨年3月から年明けまでパリ市立美術館であった展覧会は異例の集客数を記録。世界での「成功」をきっかけに県は2011年度から、アジアの障害者アートの拠点づくりを支援することを決めた。

■民族共生・国際理解
【新潟】外国の異文化を生徒に伝えたい(2/10)
 異なる文化を知って他者を尊重する視点を養い、そして日本を見直してほしい――。でも、単に話をするだけでは、なかなか伝わらないところに「国際理解教育」の難しさがある。海外で受けた自分の感動をどうやって生徒と共有するのか。教諭たちは日々模索している。国際協力機構(JICA)主催の研修でブータンを訪れた教諭の報告を聞いた。

【福井】市営住宅の外国人入居制限の福井市で集い(2/7)
 外国人から市営住宅の入居申し込みを受け付ける際、福井市が会話力を条件にしている問題を受け、同市の国際交流団体「インターナショナルクラブ」が6日、同市の県国際交流会館で、「福井の共生社会を考える」と題した集いを開いた。滋賀県の外国人問題に詳しい同県立大講師の河かおるさんの講演に、国際交流団体や外国人の支援団体のメンバーら約20人が耳を傾けた。

【大阪】遊んで学ぶ ハングルカルタ(2/7)
 ゲーム感覚で楽しくハングルを学ぼうと、ハングルと絵を組みあわせた特製の札を取り合うカルタ大会が6日、大阪市生野区の市立北巽小学校で開かれた。朝鮮半島の言葉や文化を学ぶ民族学級がある府内の15小学校から、在日コリアンや日本人の子ら計約140人が参加した。

【兵庫】民族教育、実態まず見て 尼崎朝鮮学校、授業を一般公開(2/7)
 在日コリアンの子どもらが通う尼崎朝鮮初中級学校(尼崎市西立花町4丁目)の授業が6日、一般に公開され、地元の住民ら約70人が参観した。民族教育への理解を深めてもらうねらいで、5年ぶりの実施。高校無償化の適用の可否を巡って朝鮮学校の教育内容に注目が集まる中、北朝鮮の指導者への考え方などについて参観者と校長との意見交換もあった。

■被害者に支援を
【熊本】被害者支援センター 公益法人化1年余(2/8)
 実際に犯罪に遭ったら? まわりの人が被害者になったら? 犯罪や事故などの被害者やその家族、遺族らを支援する公益社団法人「くまもと被害者支援センター」(熊本市水前寺6丁目)には日々、相談が寄せられている。センターが公益社団法人となってから1年余り。犯罪被害者支援をめぐる現状について、浦野エイミ・センター長に聞いた。

【群馬】性犯罪被害者支援で医療費補助が大幅増 転居費補助3件(2/3)
 県警は2日、2010年の犯罪被害者支援業務のまとめを発表した。強姦(ごうかん)などの性犯罪被害者(未遂を含む)に対する医療費の全額補助は53件で、09年の33件と比べ大幅に増えた。 10年より全国に先がけて始めた、性犯罪被害者の「転居費用補助」(上限10万円)は3件の適用があった。

■再犯防ぐために
【福島】自立更生促進センター半年 地域との共存、試行錯誤(2/7)
 民間で受け入れ困難な仮釈放者が職を探す約3カ月間を過ごす福島自立更生促進センター(福島市狐塚)は、最初の入所者を迎えてから半年近くがたち、計5人を迎え入れた。反対派の不安を和らげつつ、入所者の更生を実現する道とは――。運営に携わる人たちは試行錯誤している。

【北海道】受刑者の思い ラジオで発信(2/4)
 「苗穂ラジオステーション」。こんなタイトルのラジオ番組が始まっている。手紙を寄せ、曲をリクエストするのは札幌刑務所(札幌市東区東苗穂2条1丁目)の受刑者たち。もともとは刑務所内に限った放送を想定していたが、企画を知った同市西区のコミュニティーFM・三角山放送局(周波数76・2メガヘルツ)が一般向けにも放送を始めた。

  ※読売新聞(2/4、2/5、2/9、2/10)=連載「罪と罰 識者に聞く」。受刑者の特性に合わせた刑、被害者と向き合う教育、家族への支援、出所者の雇用について、専門家へのインタビューが掲載されています。

■心の病と
【三重】「親が精神障害 子ら支援を」(2/7)
 統合失調症など精神障害のある親がいる子どもを支援する「親&子どものサポートを考える会」の講演会が6日、津市の三重大学医学部であり、東京都精神障害者家族会連合会会長の野村忠良さん(67)が、「親本人への適切な治療と、家族全員への支援がほしかった」と思いを語った。

【長野】精神科の緊急相談、24時間受け付け 看護師ら対応(2/5)
 精神障害のある人やその家族からの緊急の相談に迅速に対応するため、県は1日から精神科救急情報センターの相談時間を24時間365日態勢に拡大した。これまでは夜間と休日のみだったが、県立駒ケ根病院に新本館棟が完成し、「県立こころの医療センター駒ケ根」がオープンしたのに合わせて充実を図った。

■支援教育
【山梨】特別支援教育審議会 県教委に答申書提出(2/8)
 重度から中軽度の障害がある子どもたちを受け入れる特別支援教育について検討してきた県の審議会(会長・山口勝弘山梨英和大教授)は、職業教育に重点を置いた専門学科を知的障害者が通う特別支援学校高等部に設置することや、深刻化する教室不足の解消などを求める答申書を、県教育委員会の渡辺努委員長に提出した。

【静岡】増える障害児 細る教育(2/7)
 知的障害や肢体不自由のほか、学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害……。少子化に歯止めがかかる兆しがみられない中、障害児教育を受ける児童生徒数は年々増加の一途をたどっている。受け皿となる県内の特別支援学校からは、「施設が手狭で教育の質を保てない」と悲鳴が上がり始めた。

■イクメン
【埼玉】イクメン・カジメン、写真でいっそう男前? 草加で展示(2/10)
 育児や家事に励む男性を撮影した市民写真展「イクメン・カジメン」が、草加市松江1丁目の市文化会館で開かれている。3月5日まで。

【愛媛】イクメンのなり方、体験談から学んで 労働局が冊子作製(2/9)
 子育てに積極的な「イクメン」たちの体験談を紹介する冊子「四国における男性の育児休業事例集」を、四国の4労働局がまとめた。育休を取った男性らの27の事例と職場の支援、上司の声などが盛り込まれている。「男性が積極的に育児に参加できるよう、労使の取り組みの参考に」(愛媛労働局の担当者)との狙いがある。

子育て楽しく、パパの輪 鳥栖で講座 /佐賀県拡大子どもたちに絵本を読み聞かせるイクメンの小津智一さん(左)=鳥栖市轟木町のとす市民活動センター
【佐賀】子育て楽しく パパの輪(2/7)
 育児を積極的に楽しむ男性「イクメン」への理解を深めてもらおうと、鳥栖市のとす市民活動センターで6日、親子向けの子育て講座があった。とす市民活動ネットワークなどの主催。子どもを持つ県内外の父親や独身男性ら約25人が参加した。

■働く
【三重】働きがいバリアフリー(2/10)
 空き缶やペットボトルを集めてリサイクルする工場が昨年11月、鈴鹿市内にできた。回収から選別、粉砕までの作業を担うのは障害がある人たち。何かあった時を考え、機械をすぐに止められる装置をつけるなど、工場も障害者の働きがいを後押しする。

【鳥取】障害者を高校で雇用へ 県教委(2/10)
 知的障害者や聴覚障害者に県立学校の非常勤職員として働いてもらい、民間企業に就職する地ならしをしようと、県教育委員会が新たな就労支援に乗り出す。

【岩手】障がい者働く場、盛岡にカフェ10日に開店(2/9)
 障がい者の雇用の場を広げようと、盛岡市盛岡駅西通1丁目の「アイーナ」の4階のスペースに10日、カフェが開店する。販売スタッフには障がい者が採用され、オープンを前に準備を進めている。カフェは開放的な吹き抜けの下に設けられ、約10人の障がい者が販売スタッフとして働くことになった。弁当や団子にケーキ、果物や野菜を使ったジェラートなどが味わえる。

【茨城】農業を障害者の働く場に つくばのNPO、開設準備(2/8)
 農業で障害者の仕事の場を作ろうと、つくば市のNPO法人「つくばアグリチャレンジ」が農場「ごきげんファーム」の4月開設に向けて準備を進めている。農業の担い手のいない農家などから畑を借り、障害者に働いてもらい、障害者と農業の可能性を最大限生かしたいとしている。

■etc.
【福島】知的障害者の全国スペシャル五輪(2/10)
 知的障害者がスポーツプログラムを発表するスペシャルオリンピックスの第5回ナショナルゲーム(全国大会)冬季大会が来年冬、県内で開幕するまで、10日でちょうど1年となった。先月に実行委員会が発足し、急ピッチで準備が進んでいる。大会は2012年2月10日から3日間にわたり、計7競技が行われる。

【群馬】桐生でいじめ・不登校を考えるシンポジウム(2/8)
 いじめや不登校について考える講演・シンポジウムが6日、桐生市であった。同市の小学6年の少女が昨年自殺したことに衝撃を受け、NPO法人「パスの会」が催した。基調講演した心理カウンセラーの内田良子さんによると、学校は不登校対策のため、無理に子どもたちを登校させようとしており、子どもは学校を休みにくくなっているという。
いじめ考えよう 自殺問題受けシンポ 桐生市で6日(2/6)

【千葉】「男女平等」が消えた 男女共同参画計画案(2/6)
 県が策定中の「第3次男女共同参画計画」について「男女平等の理念が後退している」として、市民団体や法曹団体などから見直しを求める声が出ている。第2次計画まで明記されていた「男女平等」という言葉が、案で消えたことなどが理由だ。県側は「男女平等を否定するものではない」とするが、国の同計画ではこの言葉が使われている。

【岐阜】代読「本人に決定権を」 元市議の支援集会(2/7)
 岐阜県中津川市議会の「代読訴訟」の原告で元市議の小池公夫さん(71)を支援する市民の集いが6日、同市の「ちこり村」であった。大阪夕陽丘学園短大教授(憲法学)の川崎和代さん(61)が「障害者の自己決定権を求めて」と題して講演。「障害のある人が力を100%発揮できる手段は、当事者でなければ決められない」と述べ、声が出せない小池さんが市議会で発言する手段について、多数決で一方的に「パソコンを使用」と決めた議会を批判した。

【三重】部落問題を考える集い(2/6)
 部落差別など人権問題への理解を深めようと5日、津市で「部落解放研究第16回県集会」があった。人権団体や企業など283団体でつくる実行委員会主催。歌手で同和教育にも携わる中山洋一さん(49)のトーク&コンサートや部落差別に関する研究報告もあり、教育関係者ら約900人が参加した。

【長崎】代わりに電話して聴覚障害者に「お願い手帳」贈呈(2/10)
 耳や言葉が不自由な人が外出先で、手助けを求める時などに活用できる「電話お願い手帳」の新刷200部がNTT西日本佐世保支店から佐世保市に贈呈された。日常連絡に使うファクス送信用紙をとじた「ふれあい速達便」400部も贈呈され、市障がい福祉課窓口や県ろうあ協会佐世保支部(同市戸尾町)でともに無料配される。