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人権・校閲

こちら人権情報局

100年待つべきではない

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
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■今週のことば

「女性の強さ、勤勉さ、知恵は、人類の最も貴重な資源であるにもかかわらず未開発にとどまっています。この可能性の活用のために、さらに100年待っているべきではありません」(ミチェル・バチェレUNウィメン事務局長=2011年3月9日「私の視点 国際女性の日 平等の約束、実現すべき時」から)

  ※UNウィメンは、国連女性開発基金(UNIFEM)など四つの機関を統合したもので、2010年7月に設立されました。初代トップにあたる担当事務次長になったのが、チリのバチェレ前大統領。バチェレ氏はチリ初の女性大統領で、女性の地位や生活環境の向上を図ったことでも知られています。

■国際女性の日(3月8日)

「女性が地球を元気にする」 国際女性の日の記念シンポ(3/8)
 「国際女性の日」の8日、シンポジウム「女性が地球を元気にする」(駐日国際連合諸機関、朝日新聞社主催)が有楽町朝日ホールで開かれた。世界で活躍する女性たちが、働く意味や、立ちはだかる壁をどう乗り越えるかなどについて意見を交わした。

  
男女平等、バラに願い込め 連合岡山、労働条件改善など訴え /岡山県拡大「国際女性デー」を前に、労働条件の改善などを訴え、女性の尊厳を象徴するバラを配る連合岡山の女性委員会のメンバーら=岡山駅前

※3月8日は国際女性の日(国際女性デー)でした。7日の朝日新聞「あすは何の日」によると「1857年のこの日、米ニューヨークの被服工場で働く女性たちがデモをした。低賃金や長時間労働に抗議し、改善を求めた。1908年のデモが由来という説もあるが、日付は同じ。1911年、国際女性デーとして初めて欧州で祝われ、今年で100周年を迎える」とのことです。
 「国際婦人の日(国際婦人デー)」と表記されることもありますが、最近は「女性」が多くなっています。朝日新聞の記事データベースで見ると、「国際女性デー」という表記が初めて登場するのは、1989年2月7日。「女性が考え、女性が作った生活用品の専門店が、国際女性デーの3月8日オープンする」という記事でした。ちなみに、労働省の「婦人局」が「女性局」になったのが97年、警視庁が「婦人警察官」を「女性警察官」に改めたのは99年のことです。

イランでデモ 「女性デー」指導者夫人らの解放求める(3/9)
 イランの首都テヘランで8日夕(日本時間同日夜)、野党勢力「改革派」などが呼びかけた反政府デモが始まった。同日の「国際女性デー」に合わせて企画されたもので、逮捕されたとの情報がある改革派指導者ムサビ元首相とキャルビ元国会議長、それぞれの夫人の解放を求める名目だ。

「007」のD・クレイグが女装披露、男女格差訴えるビデオで(3/8)
 映画「007」シリーズのジェームズ・ボンド役で知られる英俳優ダニエル・クレイグが、8日の「国際女性の日」に向けて製作された男女平等を訴えるメッセージビデオで女装を披露した。監督したサム・テイラー=ウッド氏は「ボンドが『M』にジェンダー格差の問題について考えるよう試されるという設定。この作品を見てくれた人も同様に考えてもらいたい」とコメント。この作品は動画サイト「ユーチューブ」で見ることができる。(ロイター)

■今週の注目記事

「沖縄県民は、ごまかし・ゆすりの名人だ」米国務省部長(3/7)
 米国務省のケビン・メア日本部長(前在沖縄米総領事)が昨年12月、米国の大学生を相手にした説明会の中で、沖縄県民を「ごまかし、ゆすりの名人」と述べるなど、差別的とも取れる発言をしていたことがわかった。沖縄県議会は抗議決議をする方針で、同県内で反発が広がっている。

【大阪】沖縄の基地負担、「本土の意識」問う集い 大阪(3/10)
 沖縄をめぐる米高官の差別的発言に反発が強まる中、世論の多数が日米安保条約に賛成しながら、在日米軍基地の約75%が集中する沖縄の負担の解消に積極的に動こうとしない「本土の認識」を問う集いが12日と15日、大阪市内で相次ぎ開かれる。大阪市中央区大阪城のピースおおさかでは12日午後2時から、大阪市淀川区十三本町1丁目の映画館「第七芸術劇場」では15日午後6時半から。

【沖縄】ゆすり発言、名護でも反発広がる 市長「許せない」(3/9)
 米普天間飛行場(宜野湾市)の移設先とされる名護市でも反発が広がっている。「全く沖縄を理解していないし、バカにしている。とんでもない発言だ。こんな状況で(県内移設の)日米合意がなされたり、同盟が大切だと言われたりしても、とても許せるものではない」。稲嶺進市長は8日、朝日新聞の取材にこう憤った。

「通訳が不十分」 大阪地検、調書の証拠能力を自ら否定(3/5)
 大阪府東大阪市で起きた強盗致傷事件の裁判員裁判で、大阪地検が「通訳が不十分だった」として中国出身の被害者らの供述調書の証拠能力を自ら否定していたことがわかった。事件は昨年1月、東大阪市のマッサージ店で発生。中国出身の経営者らに暴行を加えて5万円を奪ったなどとして中国籍の女性被告(45)が起訴され、地検と府警は経営者らから被害状況などを聞き、供述調書を作成した。だが、検察側は公判になると、「この調書は正確でない可能性がある」と述べ、証拠として採用しないよう求めていた。

橋下知事「慎重に」 性犯罪の再犯防止、GPSも検討へ(3/3大阪本社版)
 大阪府の橋下徹知事は2日、性犯罪の再犯防止策について、前歴者に対する全地球測位システム(GPS)の利用も含めて検討する考えを、府議会の答弁や報道陣とのやりとりで示した。ただ宮城県が条例化を検討中の前歴者にGPS携帯を義務づける案について、橋下知事は「刑罰法規に適応しない面があり、慎重に見極める」とも述べた。

父親に実刑判決 桜井の5歳餓死 奈良地裁(3/2大阪本社版)
 奈良県桜井市で昨年3月、長男(当時5)を餓死させたとして保護責任者遺棄致死罪に問われた父親の元会社員、吉田博被告(36)の裁判員裁判の判決が3日、奈良地裁であった。橋本一(はじめ)裁判長は「陰湿かつ卑劣な犯行で、責任は極めて重い」として懲役9年6カ月(求刑懲役10年)を言い渡した。

■イベント

【大阪】タイガー現象、なんか違う 施設出身者が13日にシンポ(3/9)
 児童養護施設への学用品のプレゼントをきっかけに全国に広がった「タイガーマスク現象」。匿名の善意の輪をメディアが感動的に取り上げる様子を「なんか違う……」との思いで見つめていた施設出身者たちがいる。「かわいそうな子どもとひとくくりにしないで」。施設の実情や子どもたちが望む支援を知ってほしいと、当事者の声を伝えるシンポジウムを箕面市で13日に開く。シンポジウム「タイガーマスクの育ったところ~児童養護施設で育った若者たちのこえ」は13日午後2~4時半、箕面市萱野1丁目の「らいとぴあ21」で。参加無料。

イヌイット版画 誕生秘話 お手本は日本(3/8)

イヌイット版画展 イヌイット版画と日本の版画家の作品が並ぶ会場拡大イヌイット版画(右端)と日本の版画家の作品(右から2番目)が並ぶ会場=東京・青山のカナダ大使館
 極北の民イヌイットの版画芸術の誕生には、半世紀前の日本の版画家らが深くかかわっていた。そんな知られざる縁を紹介する「旅する版画 イヌイットの版画のはじまりと日本」展がカナダ大使館(東京都港区)で15日まで開かれている。意外なのは「知られざる」のが、日本だけではないこと。「民族芸術」の抱える複雑さが浮かび上がる。

【福岡】吃音の悩み、みんなで話そう 21日、中高生向けに集会(3/7)
 「吃音(きつおん)」の悩みをざっくばらんに話そうと、吃音者の自助グループが21日、福岡市内で「中高校生のつどい」を開く。吃音のある中高校生や保護者の参加を募っている。午後1~5時、福岡市博多区東比恵3丁目の麻生リハビリテーション専門学校で。

■本

◎「植民地朝鮮と愛媛の人びと」 (愛媛新聞社)=真の友好関係へ知って(3/7愛媛版)
  「日本コリア協会・愛媛」 は、明治期から太平洋戦争の終戦までの朝鮮半島と愛媛の関わりをまとめた「植民地朝鮮と愛媛の人びと」 (愛媛新聞社) を出版した。植民地教育に反対した教育者から、現地の人々に苦痛を与えた県人中心の軍隊などを紹介している。東俊一会長は「真の友好関係を築くために、地元と朝鮮の関わりを多くの人に知って欲しい」 としている。

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■働く

【岐阜】特別支援校生の就労 「応援団」登録広がる(3/10)
 卒業後に就職を希望する特別支援学校の生徒を支えようと、高山市の4企業が「働きたい! 応援団ぎふ」に参加することになった。県教委が始めた支援企業の登録制度で、9日に同市の飛騨特別支援学校で登録証が交付された。学校関係者は「働きたい気持ち、社会に出たいという意志を支え、応援してほしい」と訴えていた。

【北海道】障害者の手作りせっけん、広がる販路 富良野の施設(3/7)
 ラベンダーやモミ、ハッカの香りのせっけんを、富良野市の障害者通所施設「サポート・ステーション栄町」の利用者が手作りしている。ハーブ・アロマテラピー製品などを手がける「生活の木」(本社・東京)の店舗やインターネットショップで販売されている。障害者の社会参画だけでなく、ビジネスに高める試みが少しずつ広がっている。

【岐阜】授産施設、存続の危機 岐阜の「すまいるはうす」が募金(3/6)
 岐阜市東改田で20年続く知的障害者の授産施設「すまいるはうす」が、存続できるかどうかの危機に立っている。開設当初から土地と建物を無償で提供してきた所有者が、家庭の事情から「3月いっぱいで手放したい」と伝えてきたからだ。施設を残したい利用者の親や職員は、自分たちで買い取ろうと募金集めに懸命だ。

【山口】磨いた技能で世界と勝負 国際障害者大会へ(3/4)
 韓国・ソウルで9月に開かれる障害者の国際技能競技大会、第8回国際アビリンピックに県内から周南市のパソコン修理業宮本進一さん(42)と山口市の県立山口総合支援学校高等部2年、木戸健裕(てるひろ)さん(17)が出場する。ともに初出場の2人に、世界の舞台でいかに戦うか、意気込みを聞いた。

■学ぶ

【滋賀】高校は行きたいけれど 外国籍の子に言葉の壁(3/6)
 高校進学を希望する外国籍の子どもたちにとり、「言葉の壁」は深刻な問題だ。基礎学力があって日常会話ができても、試験問題の日本語が難しいため、進学をあきらめる生徒もいる。教師やボランティアからは支援態勢の充実を求める声が上がっている。

【北海道】北大・小野教授、18日最終講義(3/6)
 自然保護やアイヌ民族の権利回復運動などの先頭に立ってきた小野有五(ゆうご)・北大大学院地球環境科学研究院教授(63)が定年退職することになり、18日午後2時から北大クラーク会館で最終講義・記念講演会がある。開発の犠牲になったり、差別されてきたりした人々の役に立つ市民科学者をめざし、もがいてきた「泥まみれの半生」。教え子たちや市民運動仲間も駆けつけ、学問のあり方に対する疑問や次世代へのメッセージを社会に伝える。

【茨城】目・耳不自由な人にも教員の道 筑波技術大が教職課程(3/4)
 視覚、聴覚障害者が学ぶ筑波技術大学(つくば市)で、新年度の入学生から、中学や高校の教員免許を取得できるようになる。 取得できるのは、聴覚障害者が学ぶ産業技術学部の産業情報学科が、中学校の数学と高校の数学、情報、工業。同部総合デザイン学科が、高校の工芸。視覚障害者が学ぶ保健科学部の情報システム学科が、高校の情報。大学院技術科学研究科の産業技術学専攻が、高校の情報と工業。同科の保健科学専攻が高校の情報。

■歌う

【埼玉】アルディージャ応援、手話で「大合唱」 参加者募集(3/5)
 ホーム開幕戦は手話で応援――。Jリーグ・大宮アルディージャのサポーターや県立特別支援学校大宮ろう学園の生徒たちが13日、NACK5スタジアム(さいたま市大宮区)でのサンフレッチェ広島戦で、手話を取り入れた応援を繰り広げる。実行委員会は「障害があってもなくても、一緒に応援を楽しもう」と参加者を募集している。

【熊本】認知症の母を介護の日々歌う 61歳男性が117曲(3/4)
 認知症の母親の介護を続けながら、その日常を歌で表現している男性がいる。熊本市でホテルなどの音響や照明を担当する会社を営む高橋尚宏さん(61)。傍ら「濱野裕生」の名前で音楽活動し、福祉施設や病院などでコンサートを続けている。「介護は親が命じた子育ての集大成」。そんな思いを詞にのせながら。

■盲導犬

盲導犬に付く ヨコ拡大盲導犬に近づいて興味深そうに見る児童ら=海老名市立杉本小学校
【神奈川】目隠し、盲導犬と歩いたよ 海老名の小学生、仕事学ぶ(3/9)
 盲導犬や視覚障害者への理解を深めてもらう「学校キャラバン」が8日、海老名市の市立杉本小学校であった。日本盲導犬協会が相模鉄道の協賛で開き、3年生110人が盲導犬の仕事などを学んだ。

【新潟】最後の質問、見守る相棒 盲導犬ウリエル(3/5)
 盲導犬を連れて議員活動をしてきた藤田芳雄・長岡市議(62)=3期=が4日の市議会で、最後の一般質問に立った。今期限りで引退する。通算25回目の質問。最初の選挙で訴えた言葉を使った。「障害者やお年寄りに優しい街は、だれにでも暮らしやすくなる」。演壇のそばで、相棒が静かに見守った。藤田市議は、盲導犬ウリエル=雄のラブラドルレトリバーで4歳=と演壇に向かった。普段は演壇の陰に隠れるウリエル。この日は冒頭の約5分間、あるじを心配するかのように演壇脇から見上げていた。

■虐待を防ぐ

【静岡】虐待やいじめのない学校・家庭を 斎藤安彦さん(3/4)
 児童虐待、いじめ、学級崩壊……。子どもの人権問題に長年取り組む斎藤安彦弁護士が、4月から静岡県弁護士会の会長に就任する。身近で相談しやすい「町医者的弁護士」をめざしてきた。子どもの悲鳴はなくせるのか。

【和歌山】児童虐待防止へ県との連携深める 県警人事異動(3/5)
 県警は4日、春の人事異動を発表した。10日付の発令で、対象者は226人と前年より21人減。退職者を除く内訳は警視正4人、警視75人、警部119人など。県内14署の署長のうち10人が異動する。児童虐待を早期に把握するため県との連携強化を図る。 増加する児童虐待については、県の中央児童相談所にあたる「県子ども・女性・障害者相談センター」に刑事経験のある警察官を出向させる。児童虐待などが疑われるケースについて、専門知識をもった人材が早期に対応することで事件の未然防止を目指すという。

■反貧困

【福島】ビッグイシュー販売(3/8)
 「お昼休みです。私の休憩時間は3分間。ウルトラマンのタイマーと同じです」。正午、仙台市青葉区の定禅寺通り。雑誌「ビッグイシュー」を左手に掲げたホームレス、鈴木太さん(45)の元気な声が響く。

【宮城】ただ働き同然 連載ホームレスのいま(3/7)
 「仕事なら紹介するよ」。朝7時、仙台駅構内のベンチにいた男性(41)は、初老の男に声をかけられた--景気が回復しつつあるが、県内では仙台市で確認できるだけでも100人を超えるホームレスがいる。就職できない人は後を絶たず、ネットカフェや車内で暮らす人も少なくない。社会はどう支えていけばいいのか。ホームレスのいまを見る。
絆を断たれる 連載ホームレスのいま(3/8)

■etc.

【千葉】新居、ありませんか 脳性まひのカップル、条件に壁(3/6)
  二人とも脳性まひで体が不自由なカップルが、バリアフリーの新居が見つからずに困っている。船橋市の杉井和男さん(58)と習志野市の和田みどりさん(42)。昨年12月、結婚を決めた。新居のめどがついてから式を挙げたいと考えているが、なかなか見つからない。仲間が祝宴を開いてくれる4月30日までに、何とか見つからないだろうか。悩みの日々が続いている。

【新潟】1団体と1氏に人権賞 県弁護士会(3/6)
 県弁護士会はこのほど、県原爆被害者の会と、地域活動支援センター「ほっとスペース」(新潟市西区)の施設長、田中一馬さん(31)に人権賞を贈った。県原爆被害者の会は、原爆の恐ろしさや戦争の悲惨さを講演し続けてきた。田中さんは、自身も障がいがあるにもかかわらず、身体障がい者などが手作りのパンやそばの製造販売をする施設の運営をしていることが評価された。 同人権賞は1997年度から始まり、今年度で14回目。

【石川】目で笑い楽しんで 手話や筆記つき落語に200人 金沢(3/7)
 3日の耳の日にちなんだイベント「耳の日フェスタ2011」が6日、金沢市で開かれた。手話落語を考案した上方落語の桂福團治さんと、弟子で全盲の桂福点さんが出演し、手話通訳や要約筆記をつけて落語を披露、会場は笑いに包まれた。 「耳の日フェスタ」は金沢市医師会と同市耳鼻咽喉(いんこう)科医会が8年前から実施。聴覚や視覚に障害を持つ人、健聴者ら約200人が来場した。

【静岡】介護保険事務所 身体拘束、なお1000人(3/5)
 県内の介護保険事業所の利用者のうち、何らかの身体拘束を受けている利用者がまだ約千人いることが県の調査でわかった。介護保険事業所での身体拘束は原則禁止。適正な手続きを踏まずに実施されている例も多く、県は指導を徹底することにしている。

【三重】視覚障害者用ATM 三重銀が全店に設置(3/8)
 三重銀行は7日、県内や東京、大阪、愛知にある全75店舗に、視覚障害者が音声案内で操作できるハンドセット付き現金自動出入機(ATM)を設置したと発表した。三重県内でコンビニエンスストアを除く全店舗のすべてのATMで視覚障害者に対応するのは初めてという。

義足ガッツ、チームの宝 少年野球「高石スワローズ」三島君、笑顔の卒団 /大阪府拡大保護者・指導者チームとの交流戦で一塁を守る三島佑斗君。後ろは出塁した滝本博監督=高石市高師浜丁
【大阪】義足のガッツ、チームの宝 高石スワローズ・三島君(3/6)
 大阪府高石市の少年軟式野球チーム「高石スワローズ」の6年生12人を見送る試合と卒団式が5日、同市立野外活動センターであった。6年生の中で三島佑斗(ゆうと)君(12)はとびきりの笑顔で試合に臨んでいた。1歳の時に難病で左足を切断し、太ももから先はひざ関節付きの義足をつけている。4年前に高石スワローズに入り、公式戦での安打は2本だったが、三塁コーチとして声を出し続け、卒団式で「チームへの貢献度は誰にも負けない」とたたえられた。これからも素晴らしい仲間に出会うため、野球を続けていきたいと思っている。