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人権・校閲

こちら人権情報局

1月20日号の人権情報

■本

○「障害者の福祉的就労の現状と展望」(松井亮輔、岩田克彦・編著、中央法規、3150円、1/15毎日新聞

○「もう一度、抱きしめたい 脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま」(中村勝雄著、東京新聞、1300円)
 生まれたときからの脳性まひで車いすを利用している著者が、生後1年2カ月で亡くなったダウン症の息子のことを綴ったノンフィクション。著者の中村さんは、作家・エッセイストとしても活躍している。

■心の病
心の病、ボールは友達 サッカー治療で効果 イタリア(1/8)
 ローマ郊外の河川敷で、三つのサッカーチームがリーグを戦っていた。選手は20~50代の男性約30人で、統合失調症やうつ病などを患った人たちだ。病気と闘う“選手”たちの「カルチョ・ソシャーレ(福祉サッカー)」リーグが、今季も昨年10月に開幕し、イタリア全土で繰り広げられている。患者の治療と社会復帰に効果があり、各国で急速に広まっている。

心の病で休職の教員、半数が在校2年未満 公立校調査(12/24)
 心の病で休職する公立学校の先生の約半数は、その学校に勤めて2年未満だったことが文部科学省の調査で分かった。文科省が22日、全国の公立小中高校や特別支援学校などの教員について、2010年度の休職状況などを公表した。

■発達障害
発達障害の長男殺害、母親に懲役5年 東京地裁立川支部(1/17)
 東京都立川市の自宅で昨年1月、発達障害の長男(当時4)の首を絞めて殺害し、長女(同6)も殺そうとしたとして殺人と殺人未遂の罪に問われた同清瀬市の無職女性被告(36)の裁判員裁判で、東京地裁立川支部(毛利晴光裁判長)は17日、懲役5年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。

増える大人の発達障害 仕事に支障、ひきこもりも(1/10産経新聞)
ここから本文こころ元気塾 [発達障害の生きにくさ]読み書き困難で自己否定(1/5読売新聞)

■活躍する障害者・難病患者

拡大試合に臨む斎田選手=千葉県柏市の吉田記念テニス研修センター
【三重】車いすテニス・斎田悟司選手(1/10)
 四日市市出身の斎田悟司さん(39)は、車いすテニスの国内選手として本格的に海外遠征を始めた「先駆者」だ。鍛え上げられた右腕に力こぶが盛り上がる。その腕でサーブを放った次の瞬間、両手が車輪に添い、車いすを持ち上げるほどの勢いでこぎ出す。

【大阪】心臓病の少女の詩 歌になる(12/28)
 重い心臓病を患う少女が生と死に向き合って書いた詩に、恩師が曲をつけた。肺がんを経験した女性が歌い、投稿サイトで音声を公開している。タイトルは「平等」。聞く人に、命や平等について、そっと問いかけている。

【大阪】難病女性、児童とミュージカル 27日公演(12/25)
 「顔を上げて!」「200%の笑顔!」。大阪市城東区の稽古場に、あげは美樹(みじゅ)さん(36)の声が響く。ミュージカル上演に向けて同区の市立聖賢(せいけん)小学校の児童24人を指導するあげはさんは、数千人に一人といわれる二つの難病を抱えながら音楽活動を続けてきた。「私たちにでも、できることがある」を合言葉に、27日の公演で生きる喜びを表現する。

【鹿児島】障害のある子らの絵をカレンダーに(12/25)
 勢いよく引かれた鮮やかな青や緑の線。黄色の背景に浮かぶ茶の馬。自閉症やダウン症の子どもたちが自由に描いた絵がカレンダーになった。作ったのは南九州市川辺町田部田で手作り品を受託販売している「店遊び 萌(もえ)」。絵を描いたのは、鹿児島市と南さつま市加世田にある美術教室「ピカソ」に通う子どもたちだ。

知的障害者が熱演 第九に合わせ無言劇「不戦賛歌」(1/15東京新聞)

脳性まひの小児科医・熊谷晋一郎さんインタビュー全文(読売新聞)
 ・1 厳しいリハビリにストレス(12/22)
 ・2 大学入学で親元離れる(12/23)
 ・3 人間や社会に興味広がり、医学を志望(12/24)
 ・4 障害ある医師、正当化されるか…自問続ける(12/25)
 ・5 発達障害、痛み…研究範囲広げる(12/26)

■視覚障害
【茨城】視覚障害者向け 天文で培った技術、発展(1/10)
 表面がでこぼこで、目の不自由な人が触って姿や形をイメージできる特殊な写真の技術開発が、常磐大(水戸市)の中村正之研究室で進んでいる。4年前に完成した天文分野の資料は、すでに全国で1万人が観賞。新たに、人の顔の表情の立体写真化に世界で初めて成功した。

【群馬】歌がつなぐ盲学校の絆(1/7)
 「ダブルMです。Mは漫才と漫談の略でーす」「違うでしょ」――。昨年12月20日、館林厚生病院のロビー。2人の軽妙なやりとりに、集まった患者や付き添いら数十人から笑い声があがった。県立盲学校出身の2人で組んだ音楽ユニット「ダブルM」。ボーカルの井口美優さん(19)=館林市堀工町=、ギターの松本英樹さん(36)=前橋市南町3丁目=の名前と名字の頭文字から名づけた。

視覚障害者の就労機会広げて 講座で実例紹介(1/14日経新聞)
視覚障害「強み」に開発 日本IBM東京基礎研究所・浅川智恵子さん(1/13読売新聞)
弱視者向け立体表示装置=眼鏡型で小型軽量―東大教授(1/11時事通信)

■聴覚障害
花王が字幕入りCM お年寄りらに配慮、13日から放送(1/12)
 花王は13日から、字幕を入れたテレビCMを試験的に流すと発表した。高齢者を中心に推定で2千万人いるとされる難聴者に対応するため。デジタル放送が始まったことで大半のテレビ番組で字幕を表示させることができるが、CMではまだ広がっていない。試験は3月末まで。

【神奈川】【一歩先へ】 目で「聞く」私輝け(1/3)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の相模原キャンパスの会議室。開発員の長谷川晃子(30)は、相手の目ではなく、口元を見て話を「聞く」。長谷川は、生まれつき両耳が聞こえない。JAXAは、金星探査機「あかつき」や天文衛星「すざく」など六つの科学衛星を運用する。地上から探査機などに様々な指示を出すアンテナは四つしかない。その交信スケジュールを調整するのが、長谷川の仕事だ。

【京都】聴覚障害児の通学時間改善を 京都府教委に親たちが改善要望(12/22)
 京都府南部の聴覚障害児が長い通学時間を強いられている問題の改善を求め、親たちでつくる「京都聴障児親の会」が21日、府教委を訪れ、教育長あての要望書を出した。木津川や宇治、京田辺など6家族と関係者ら11人が参加した。親の会は、府立宇治支援学校に今春開設された障害児支援のためのスーパーサポートセンター(SSC)内で乳児期の療育を充実させることや、聾学校幼稚部の分室の開設、府南部の公立小中学校に難聴学級を開設することなどを求めた。

拡大開発した補聴用ソフトを作動させる大坪健二さん=神戸市中央区
【兵庫】スマホ、補聴器代わり(1/11)
 大人になってからのおたふくかぜで片耳が聞こえなくなった神戸市須磨区の男性が、携帯電話のiPhone(アイフォーン)を補聴器代わりに使えるソフトを開発し、売り出した。自らの体験を元に、突然聴力を失った人のつらさや戸惑いを少しでも軽くしたいとの思いからだ。

難聴児:普通校、配慮して 医療進歩し一見健常 騒がしいと聞き取れず誤解も(1/8毎日新聞)
聴覚障害を持つ映像作家・今村彩子さん/愛知(1/7毎日新聞)

■ジェンダー
米フィギュア男子のウィアが結婚 お相手は男性弁護士(1/12)
 フィギュアスケート男子で世界的な人気を誇るジョニー・ウィア(米)が、ボーイフレンドのロシア人男性と昨年末に結婚した。昨年発売した自伝で自らが同性愛者であることをカミングアウトしたばかりの27歳の新たな門出。「結婚式は夏にやるよ!」とロイター電は喜びの声を報じている。

「女性になりたい」少年に未承認剤販売 容疑の男逮捕(1/6)
 高校1年の男子生徒(16)に未承認の女性ホルモン剤を販売したとして、奈良県警生駒署は6日、無職の男(33)を薬事法違反(未承認医薬品の販売)の疑いで逮捕し発表した。2人は昨年5月ごろ、性同一性障害の人が集まる携帯電話のコミュニティーサイトで知り合ったという。

「女子ボクサーにスカートを」 アマチュア連盟が検討(12/24)
 来夏のロンドン五輪から正式種目になる女子ボクシングで、スカート着用の義務化が検討され始めた。女子種目の関心を高める狙いだが、選手からは反発の声が上がっている。国際アマチュア連盟は11月、スカートについて「統一見解を得たい」と意見を広く集めることにした。来年1月の会議で結論を出す。

「処女検査」を禁止 エジプトの裁判所(12/28産経新聞)
境界を生きる:性別の違和感、映画で描く 東京で来月公開(12/25毎日新聞)
 Coming Out Story公式サイト=性に違和感を持った人を追うドキュメンタリー映画。1/4~東京・下北沢のトリウッドで上映

■DV・性被害
性被害者名、ネットに 被告側弁護士が設定ミス(12/27)
 東京地裁で審理された性犯罪事件の被害者や裁判員候補者の個人情報が、インターネット上で閲覧できる状態になっていたことが26日、日本弁護士連合会の調査で分かった。被告の弁護人を務めた弁護士が大手検索サイトの掲示板を使った際、「非公開」に設定すべきところを誤って誰でも見られる状態にしていた可能性が高いとみられる。26日午後になって削除された。

性暴力被害者を地域でケア 神奈川県と県立保健福祉大、被害理解した専門職養成へ(12/24)
 性暴力の被害者が、自分の暮らす地域で安心して心身のケアを受けられるように、神奈川県立保健福祉大学と神奈川県が、性暴力被害に対応できる保健医療福祉の専門職を養成するプログラムを、開発する。被害の特性を理解した看護師や保健師、助産師、医師、ソーシャルワーカーらを育てて、地域全体の支援の底上げをはかる考えだ。県立保健福祉大が、神奈川県の「大学発・政策提案制度」に応募して、採択されたもので、県と共同で実施する。2012年度に、神奈川に合った養成プログラムをつくり、13年度にモデル事業を実施する。

被害女性の新住所漏らす 福岡の郵便支店、暴行容疑の男に(12/24)
 福岡市早良区の郵便事業会社早良支店が、交際していた男から暴力被害を受けて転居した市内の50代女性の新住所を、本人の同意を得ずに男に教えていたことがわかった。女性は転居先に男が現れたため福岡県警早良署に暴行容疑で被害届を出した。同社は女性に謝罪した上で「担当者や責任者を処分する」という。

映画「トガニ」、実際の暴行事件加害者を拘束(12/31聯合ニュース)

■ハンセン病
【群馬】ハンセン病元患者で詩人・桜井哲夫さん死去(12/29)
 ハンセン病の元患者で、詩人としてふるさとや家族を思う詩を作り続けてきた桜井哲夫さんが草津町の栗生楽泉園で亡くなった。87歳だった。桜井さんは青森・津軽の出身。17歳で同園に入所し、重い後遺症で視力や両手の指を失った。60代で本格的に詩を作り始め、津軽民謡のような心地よいリズムでのびやかにうたった。

【越冬 大震災から10カ月】歴史の力 元ハンセン病患者が結んだ縁(1/10産経新聞)

■アラカルト
障害のある受験生を放置 センター試験で案内ミス 佐賀(1/17)
 佐賀大(佐賀市)であった14日の大学入試センター試験で、歩行障害などのある受験者の女子高校生(18)が別室で問題を配られずに放置されていたことが17日わかった。この生徒の日本史Bの試験開始が1時間遅れたため、生徒は昼食と休憩を短縮して残りの科目を受験した。

「HIV感染で休職強要された」看護師が2病院を提訴(1/13)
 エイズウイルス(HIV)に感染した福岡県内の20代の看護師が、検査した大学病院が無断で勤務先の病院に感染を伝えたうえ、退職に追い込まれたとして、両病院を経営する2法人に対し慰謝料など計約1100万円の損害賠償を求める訴訟を11日付で福岡地裁の支部に起こした。

障害男性拘束され死亡 東大阪の作業所職員4人略式起訴(12/28大阪本社版)
 大阪府東大阪市の障害者の作業所で2009年11月、興奮して暴れた知的障害者の男性(当時22)を押さえつけた際に過って死亡させたとして、東大阪区検が、当時の職員4人を業務上過失致死罪で略式起訴していたことが捜査関係者への取材でわかった。

障害者新法、晴れぬ不安 行き渡らぬサービス(12/24)
 障害者の自立支援策を定めた法律が、全面的に見直されようとしている。今の制度では行政の福祉サービスが十分ではなく、対象から漏れる人もいるのが実情だ。障害者をとりまく環境は良くなるだろうか。

被災犬、セラピー役に 福島の4匹「飼い主失う痛み知る」(12/24)
 東日本大震災で被災した犬たちを保護して、病院や高齢者施設で活動するセラピードッグ(治療犬)に育てるプロジェクトが動き出した。12月半ばには、第一陣の4匹が福島県から千葉県の施設に移り、新たな「犬生」へ歩きだそうとしている。取り組むのは国際セラピードッグ協会(本部・東京)。2002年に発足し、殺処分寸前の犬や捨て犬を保護してセラピードッグに育ててきた。今31匹が活動し、30匹が実習中だ。

【東京】ルーブル美術館でアイヌ民族の語り(12/20)
 央区で個展を開いているアイヌ民族の版画家結城幸司さん(47)は12月、渡仏し、パリ・ルーブル美術館でアイヌの人たちに口承で伝えられてきた神々の物語を披露した。仏のノーベル賞作家ル・クレジオさんが世界各地の芸術家や先住民族らに呼びかけた企画に招かれた。

【愛知】認知症 母の機知(12/24)
 認知症の母親とのほほえましい会話がいっぱい詰まった切り絵の作品展「母からの贈りもの 志(し)ふ古(こ)笑語録」が、碧南市中町2丁目の大浜まちかどサロンで開かれている。壁に飾られた20点の作品には、作者の「認知症の介護にも楽しいことはある」というメッセージが込められ、介護に携わる人たちの共感を呼んでいる。27日まで。作品は、同市尾城町の鈴木富美(ふみ)さん(65)が、自宅で介護する実母(94)との間で何げなく交わされている会話を題材にした。富美さんは、重度の認知症は「何もわからない」と言われることに疑問を持ち、生活能力は低いが、言葉には敏感で機知にとんだ返事をすることに気付き、2007年からメモに書き残すようにした。

【石川】摂食障害 生の声聞いて(1/11)
 摂食障害者を支援する自助グループ「あかりプロジェクト」(事務局・金沢市)が、スマートフォン用の新アプリ(ソフト)「摂食障害あいうえお辞典」の配信を続けている。今も障害に苦しむ人たちをアプリで応援できないか。当事者だったメンバーが考案したのが、摂食障害者を支える家族に、彼らの思いを伝える用語集だった。

【京都】肝炎患者 終わらぬ闘い(12/25)
 全国に300万人超ともいわれるB型・C型の肝炎感染者。裁判を通じて救済される仕組みもできつつあるが、救済されない事例がほとんどで、今なお差別に苦しみ、悩む人は多い。抜本的な対策を求めて、府内でも署名活動が始まった。絶対に血を触ったらあかん」。職場で3年前、こう叫ばれて、向日市の男性(62)は、18年間働いた町工場を去ろうと決めた。翌日、経営者に申し出た。

【広島】災害時用ビブス作製(12/25)
 災害時の避難所で、聴覚障害者や、手話通訳・要約筆記ができるボランティアが一目で分かるようにする専用ビブスを、備後地方の市民団体が作った。情報不足に陥りがちな聴覚障害者の存在に気付いてもらい、コミュニケーションを助ける人を見つけやすくするのが狙い。

【熊本】いじめ・たかり2年半(12/27)
 熊本市の出先機関で約2年半、陰湿ないじめとも言える「パワハラ」が衆人環視で若い職員に行われていた。飲酒運転や事故隠しなども含めて市は26日、計4件10人の懲戒処分を発表。パワーハラスメントで停職6カ月の処分を受けたのは、農水商工局の出先機関にいる男性係長(49)と男性技術参事(47)。2009年4月採用の20代男性職員が職場に配属された同6月ごろから問題が発覚した今年11月まで、仕事のミスを名目にほぼ毎日職場で正座させたり、昼食代など総額100万円以上をおごらせたりしていた。

「見えないつらさ」理解求め 内部障害マーク(1/8毎日新聞)
東日本大震災:障害者の死亡率2倍 在宅者保護難しく(12/24毎日新聞)