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人権・校閲

こちら人権情報局

12月9日号の人権情報

■米軍属の裁判権問題
米軍属への裁判権、日本にも 日米地位協定運用見直し(11/24)
 日米両政府は、在日米軍に勤務する民間米国人(軍属)の公務中の犯罪でも日本が裁判権を行使できるよう、日米地位協定の運用を見直すことで合意した。玄葉光一郎外相が24日発表した。これを受け、那覇地検は25日に、沖縄県で1月に交通死亡事故を起こした米軍属の男(24)を自動車運転過失致死罪で起訴する方針だ。

死亡事故の米軍属在宅起訴 那覇地検、地位協定見直しで(11/25)

【沖縄】沖縄の声“空白”埋める(11/28)
 日米地位協定の運用見直しに両政府が合意したことで、沖縄県の交通事故でいったん不起訴になった米軍属が、一転して日本で裁かれる見通しになった。日米のどちらでも裁けない「法の空白」を沖縄の民意が埋めた形だが、課題も残る。

在日米軍属の犯罪、4割が不処分 裁判権の空白明らかに(11/14)
米軍属の犯罪、裁かれず 06年から裁判権に空白(11/13)

■映画
◎(窓・論説委員室から)ホーム&アウェー (11/29)
 在日朝鮮人のサッカー選手、鄭大世(チョン・テセ)(27)を追った映画「TESE」(姜成明<カン・ソンミョン>監督)が、川崎、東京、大阪で順次公開される。朝鮮学校を出てJリーグ川崎で活躍し、そのあとドイツに移籍した。北朝鮮代表として昨年の南アフリカW杯に出場、試合前の国歌に号泣した姿が記憶に残る。アジア屈指の重量型ストライカーだ。李忠成のように国籍を変え、日本代表をめざす道もあったろう。(映画「TESE」公式サイト

【北海道】「ちづる」札幌でも劇場公開(11/26)
 自閉症の妹との日常を記録した赤崎正和さん(23)=横浜市在住=のドキュメンタリー映画「ちづる」が26日から、札幌市中央区の「シアターキノ」で上映される。卒業制作として撮った作品が話題を呼び、10月から劇場公開が始まった。札幌では、特別支援教育に取り組む市立清田小校長の白石邦彦さん(59)が映画館に働きかけ、実現した。

■犯罪被害者週間
【東京】性暴力被害「現実知って」(11/29)
 「性暴力被害者の声がきこえますか?」。こんなタイトルのイベントが12月4日、多摩市の関戸公民館ヴィータホールで開かれる。自らの被害体験を踏まえた曲をつくったアコースティックデュオ「PANSAKU(パンサク)」のトーク&ライブと、性犯罪に詳しい福島県警警務部長・小笠原和美さんの講演がある。多摩市の犯罪被害者支援事業の一つ。「性暴力の被害者がどんな状態にあるのか、まず現実の姿を知ってもらいたい」と企画した。

【新潟】犯罪被害者の支援センター、運営費集め苦労(11/26)
 犯罪被害にあった人を手助けする「にいがた被害者支援センター」が運営費集めに苦労している。警察署や検察での事情聴取や病院に付き添ったり、裁判を代わりに傍聴したりする「直接支援活動」は増える半面、年会費収入は伸び悩む。センターは「活動の意義を知って支えてほしい」と呼びかけている。

【静岡】性暴力の被害者を歌で支援(11/27)
 犯罪被害者週間(25日~12月1日)に合わせ、静岡市の静岡市民文化会館で26日、犯罪被害者らを支援する講演会「性暴力被害・わたしたちにできること」が開かれた。武蔵野大の藤森和美教授が、性被害を受けた子どもへの支援方法を中心に講演。その後、女性デュオPANSAKUによる経験談を交えたライブがあった。

■里親
(ニッポン人脈記)親になる、子になる(11/1~22)
 虐待や遺棄などで親と暮らせない子どもは、全国で約4万7千人。その9割が施設にいる。日本ではまだ少ない里親子や養親子を通して、考えたい。家族って何だろう。

拡大里親交流会で自己紹介する参加者たち=鹿児島市
【鹿児島】里親の増加向けて県が支援(11/28)
 虐待を受けた子どもや保護者がいない子どもを親に代わって育てる仕組みに里親制度がある。人との関係を築く基本となる「家庭」で子どもを育てられるが、必要とする子どものうち実際に里親に預けられているのは日本全体で1割、県内では5%とわずかだ。

「施設」から「里親」へ 孤立しないサポートが大事(11/21産経新聞)

■虐待
子どもの死因 登録して検証 小児学会、予防策に反映へ(12/3)
 事故や虐待による死など「助けられる命」を救おうと、日本小児科学会が、子どもの死亡状況を登録し、その原因を検証する仕組みを作ることを決めた。子どもの死に立ち会った医師が、なぜ、どのように亡くなったのか情報を登録する。現在の国の統計調査では子どもの詳しい死因がわからず、死につながったリスクを探ることで、予防策にいかす。

4歳長男をたたいて死なせた疑いで母親逮捕 大分・別府(11/27西部本社版)
 大分県別府市天満町のアパートの一室で4歳男児の遺体が見つかった事件で、別府署は26日、男児の母親で住人の無職の容疑者(37)を傷害致死容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め「しつけでたたいた。殺すつもりはなかった」と話しているという。司法解剖で死因は頭のけがによる硬膜下血腫と分かった。
【大分】夫制止後も執拗に暴力/別府・4歳児虐待死(11/29)

【神奈川】虐待早期発見へ心構えや注意点 横浜市が医師用ガイド発行(12/2)
 児童虐待を少しでも早期に見つけようと、横浜市が医師向けのマニュアル「子ども虐待対応・医学診断ガイド」を発行した。医療現場で虐待を見分けるポイントをまとめたもので、初めての試みという。

○ストップ!DV
・(上)暴力被害「16年以上」2割も(12/2読売新聞)
・(中)震災影響広がる悲劇(12/5読売新聞)
・(下)交際相手 防止法の対象外(12/6読売新聞)
配偶者からの言葉の暴力 精神的DVに理解を(11/30京都新聞)
「子どもシェルター」各地に、虐待から逃げる10代後半(11/27読売新聞)

■自殺予防
【愛知】父講演で 子音楽で 自殺予防訴え(11/28)
 自殺予防に取り組んでいる愛知いのちの電話協会が12月4日、名古屋市中区栄の電気文化会館イベントホールで講演とチャリティーコンサートを開く。12月1日の「いのちの日」にちなむ行事で、ギタリストの梶原順さんらが演奏した後、名古屋学院大名誉教授の梶原寿さんが「人生の危機こそ再生のチャンス」と題して講演する。

【高知】遺族 気遣いうれしい(11/29)
 12年前に集団暴行事件で次男を亡くした岡山県備前市の市原千代子さん(57)が28日、高知市の県警本部で「被害者遺族から見た被害者支援」を題に講演した。犯罪被害者の支援に携わる警察官ら約120人に、被害者や遺族が暮らしやすい環境づくりの大切さを呼びかけた。

■障害者雇用
◎障害者の雇用人数、過去最多(11/26)
 厚生労働省は25日、企業で働いている障害者の人数が2011年6月1日時点で過去最高の36万6199人になったと発表した。一方、従業員数の1.8%の障害者を雇う法定義務を達成している企業の割合は45.3%にとどまった。

【埼玉】障害者雇用率 全国最低1.51%(11/26)
 県内の民間企業で働く障害者数が過去最多になったものの、障害者の雇用率は全国最低――。こんな実態が25日、埼玉労働局の調べで分かった。法定雇用率(1.8%)を下回る企業が6割を占める中、障害者を雇うための工夫を凝らす企業も増えている。

【三重】障害者の雇用率 民間は全国46位(11/28)
 三重労働局は25日、県内の民間企業の障害者雇用率(今年6月1日現在)が1.51%で、47都道府県中下から2番目の46位だったと発表した。昨年より0.01ポイント改善し、全国最下位から一つ順位を上げたが、依然として低い水準にある。同局は「障害者を雇いたくても職域が見つからないという企業が多く見られる」と話している。

【岡山】障害者1000人雇用促進条例/総社市(11/29)
 総社市は28日、「障がい者千人雇用推進条例」案を発表した。障害者の雇用に取り組む企業の優遇などを盛り込んでおり、障害者雇用の促進をうたった同様の条例は全国の市町村でも珍しいという。12月5日に始まる定例議会に提案する。市は2015年度末までに障害者千人の雇用実現を目標に掲げている。

障害者雇用 笠岡に拠点(12/2中国新聞)

■障害者とスポーツ
響紀行 ブラインドサッカー ゴールに導くコール(12/3大阪本社版夕刊)
 真っ暗なグラウンドから声が聞こえる。「右、右」「いくで」。夜の大阪城公園。目の不自由な人たちによるブラインドサッカーの練習に、照明は必要ない。鉛入りのボールが転がると、音がかすかに鳴る。それが彼らの羅針盤だ。「大阪ダイバンズ」のDF山口修一さん(33)は、10代後半で視力を失った。23歳で始めたときはまともにボールにさわれなかったが、初試合で放ったシュートが運良くネットを揺らした。22日、日本代表チームの主力選手として、ロンドン・パラリンピックにつながるアジア選手権(仙台市)に挑む。

【埼玉】打って投げて心寄せ 障害者、笑顔でプレー(11/27)
 高校野球で県内屈指の強豪・浦和学院の野球部員が、障害者を指導する「ふれあい野球教室」(県障害者スポーツ協会など主催)が26日、さいたま市営浦和球場であった。キャッチボールやノック、ティー打撃などで一緒に汗を流し、交流を深めた。

アンプティサッカー、初大会 つえ操りボール蹴る(12/3共同通信)
筆洗(11/20東京新聞)=プロレスの試合で頸椎(けいつい)損傷の大けがをして、全身不随になったハヤブサさん、蒲田高校の文化祭で若者へ応援歌

■障害者と芸術・文化
詩のちから被災地へ 奈良の障害者施設、作品募り一冊に(12/2大阪本社版)
 東日本大震災の被災者を詩で励まそうと、奈良市の障害者施設「たんぽぽの家」が全国の障害者から作品を募り、詩集「言葉のちから」にまとめた。2冊を1セットで購入してもらい、1冊は東北の被災者に届ける。

【岩手】三陸復興ロゴ入り年賀状が完成(12/7)
 毛筆体のロゴ「三陸復興」を添えた被災地発の年賀状デザイン案を、岩手県がホームページを通じて無料で提供している。独特の字体のロゴは、ダウン症の書家金沢翔子さん(26)の作品。生来の障害を抱えながら活躍する姿に復興を重ねたいと願う県が頼んだ。

拡大全日本マーチングコンテストに車いすで出場した習志野高校の新井舞さん(手前)と妹の咲さん=20日、大阪城ホール
【千葉】車いすで夢の舞台へ(11/25)
 習志野高の全日本マーチングコンテストでの演奏のクライマックス。新井舞さん(3年)は隊列の中央に車いすでつけると、クラリネットを思い切り高く掲げた。妹の咲さん(1年)がそばに付き添った。新井さんは左足のまひで幼稚園のころから車いすの生活が続いている。中学生で吹奏楽を始め、「高校では本格的にやりたい」と、県内屈指のバンドを擁する習志野高に進学した。

【大阪】区別ない暮らし願い、障害者らの人形劇20年 大阪(11/23)
 精神障害者らでつくる大阪府枚方市の人形劇団「やなぎ」の創立20周年記念公演が、同市新町2丁目のラポールひらかたであった。障害者の社会復帰のきっかけにしようと始まった公演は213回を数え、劇団員は「お客さんの声援で続けられた」と喜んだ。創立時から続けている人形劇「大きなかぶ」と、精神疾患を題材に、障害者と健常者が区別なく暮らす社会の実現を願ったオリジナルの紙芝居「ハートのお話」を初披露。客席の市立幼児療育園の園児や家族ら約100人が、節目の公演を拍手で祝福した。

独創的な詩で全国制覇 神戸・須磨翔風高、西尾君(11/22神戸新聞)=西尾君には脳性まひの障害がある
障害者アート:高知に美術館オープンへ 専門収蔵庫設置は全国初--来月(11/19毎日新聞夕刊)

■聴覚障害者
【大阪】重度難聴者家族が体験談 3日大阪で開催(12/2)
 補聴器では音を聞き取れない重度の難聴の子どもを持つ家族が、体験を語り合って子育ての不安や疑問を共有する報告会「お子さんが重度難聴とわかったら」が12月3日、大阪市内で開かれる。重度難聴と診断され人工内耳の手術を受けた東京の9歳の女児が参加者の質問に答え、大阪や東京の3家族の保護者らが、手術に至るまでの経緯や子育ての苦労、情報収集の仕方などの体験を話す。

【岐阜】岐阜聾学校「言葉」の意味考える(11/25)
 手話や発話、読唇などいろいろな「言葉」を学ぶ聾(ろう)学校の生徒たちが演劇に取り組んでいる。テーマとなる学校の歴史は、県内の聴覚障害者が歩んできた道と重なる。障害を越えて表現することの意味を考えてもらおうと、27日の本番に向けて稽古に熱が入る。

手話:「聞こえない」育児 経験者体験をDVDに(12/5毎日新聞)
聴覚障害者:洋菓子店やユニクロ…生き生き接客(11/29毎日新聞)

■障害者支援・理解
今年最高の笑顔咲く 神戸ルミナリエ、障害者招く(12/1)
 神戸市中央区で1日から始まる光の祭典「神戸ルミナリエ」の会場で、障害のある人たちに一足早く光の彫刻を楽しんでもらう「ハートフルデー」が30日夜に開かれた。午後6時半、市役所に近い東遊園地に設けられた光の壁掛け「スパリエーラ」(直径37メートル、高さ19メートル)が点灯すると、訪れた人から歓声が上がった。神戸ルミナリエは旧外国人居留地周辺で1~12日に開催。約400万人の来場を見込んでいる。

障害ある子、普通学校通いやすく 介助員もケアOKに(11/30)
 たんの吸引などの医療的ケアが必要な児童生徒が普通学校に通いやすくなる。文部科学省が29日、一定の研修を受けた介助員らがケアを行うことを認める指針を定めた。障害を持つ子の就学先を広げるのが狙いで、来年度から実施する。

拡大「テーク、新聞」。中村さんが指示すると、ダニーは床にあった新聞を中村さんの手元に運んだ=盛岡市役所
【岩手】盛岡で全国初の介助犬「出張認定」(12/1)
 盛岡市の中村康夫さん(62)の暮らしを支えるダニー(ラブラドルレトリバー、オス3歳)が介助犬に認定された。盛岡市での介助犬給付は初めてで、県内第3号。通常は指定法人の施設に出向くが、移動が難しい中村さんのために、日本補助犬協会(横浜市)が9月に盛岡で「出張審査会」を開いた。

【埼玉】川越・塙保木一学園PTAが文科相表彰(11/23)
 川越市の県立特別支援学校塙保己一学園(荒井宏昌校長)のPTA(佐藤久美子会長)が22日、今年度の優良PTA文部科学相表彰を受けた。点字ブロックの上に自転車が放置されている状態を改善しようとした取り組みが評価された。

【大分】車いす用駐車場に「利用証」(12/1)
 車いす利用者らが駐車しやすくするため、県は20日から「大分あったか・はーと駐車場利用証制度」を始める。趣旨に賛同する公共施設や民間の車いす専用駐車場を「大分あったか・はーと駐車場」に指定した上で、希望する車いす利用者らに利用証を配布。車のミラーなど見やすい所に掲示してもらう。1日から利用証を交付する。

「ヒューマンライブラリー」試み広がる 障害、不登校 多様な生き方、対話して理解(12/4毎日新聞)
八王子市:条例で障害者差別禁止 12月市議会に提案/東京(11/29毎日新聞)
読字障害支援:きょう調布で講演会/東京(11/25毎日新聞)

■東日本大震災の被災者支援
【埼玉】特技生かし支援の輪(12/1)
 東日本大震災からまもなく9カ月。関心の薄れが心配されるなか、川口市のボランティア団体「笑顔 届け隊」は震災直後から月2回、現地で活動してきた。メンバーは4歳から70代まで。「一人ひとりができることをしよう」と、個性を生かした支援をしている。ポップコーン売り場を担当したのは、さいたま市北区の鈴木亜妃子さん(39)。これまでに11回、支援活動に参加した。聴覚に障害があり、障害を持つ被災者から「励まされる」「悩みを共有できる」と歓迎されているという。

【埼玉】14作業所、被災の障害者支援(11/24)
 障害のある人が手作りしたクッキーを販売する「クッキーバザール2011」が26、27日、さいたま市で開かれる。障害者が働く県内14作業所などがつくる「クッキープロジェクト」が主催し、東日本大震災後に県内へ避難している福島県双葉町民や、専門学校のボランティアらが協力。被災した障害者への支援にも役立てる。

東日本大震災:福島第1原発事故 集団避難の障害者、鴨川から南相馬市に帰還/千葉(11/23毎日新聞)

■生活保護・生活弱者
生活保護受給者約205万人 8月も最多更新(12/6)
 厚生労働省が6日発表した8月の生活保護受給者は、前月より9376人多い205万9871人だった。7月の受給者数は、通年平均でそれまで過去最多だった1951年度の約204万7千人を上回ったが、8月も最多をさらに更新した。

【長野】移動販売で買い物弱者支援(11/25)
 セブン&アイ・ホールディングス(東京)傘下のイトーヨーカ堂とセブン―イレブン・ジャパンは24日から、高齢化などによる買い物弱者の支援のため、坂城町で専用車両による移動販売「イトーヨーカドーあんしんお届け便(IY便)」「セブンあんしんお届け便(セブン便)」を開始した。イトーヨーカ堂が専用車両で移動販売を実施するのは全国で初めての試みという。

【京都】保護打ち切り違法(12/1)
 実現不可能な目標収入を設定され、生活保護を打ち切られたのは違法だとして、伏見区の男性(59)が京都市に約490万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が30日、京都地裁であった。佐藤明裁判長は打ち切り処分を違法と認め、市に約412万円の支払いを命じた。

【熊本】生活保護 険しい自立(11/29)
 生活保護の受給者が県内でも増えている。2010年度は過去20年で最多の1万5992世帯。「最後のセーフティーネット」の役割を果たす一方、自治体の財政を圧迫している面もあり、いかに自立へと支援できるかが課題となっている。

■ハンセン病
【三重】ハンセン病元患者に私たちが今できること 坂口力元厚労相に聞く(11/28)
 ハンセン病患者の隔離政策を違憲とした熊本地裁の判決が言い渡されてから、10年が経った。療養所の入所者と地域住民の交流を図る方法も探られてきたが、平均年齢80歳を超えた入所者たちに残された時間は少ない。いま私たちに出来ることは何か。判決当時、厚生労働大臣だった坂口力衆院議員(77)に聞いた。

【熊本】来年9月再審請求へ(11/26)
 無実を訴えながら1962年に死刑執行されたハンセン病患者の再審請求をめざす有志の実行委員会が発足し、合志市の国立療養所菊池恵楓園で初会合を開いた。入所者自治会や支援組織など12団体の代表らが出席し、執行から50年となる来年9月に再審を申し立てる方針を確認。今後、講演会やシンポジウムを重ね、社会の関心を高めていくという。

■闘病支援・病に関連する訴訟
こころの病に「支援法制定を」 超党派議連、1日発足(11/30)
 精神疾患がある人たちを支える仕組みを充実させようと、超党派の国会議員が「こころの健康推進議員連盟」(会長・石毛エイ子〈エイは金へんに英〉衆院議員)を12月1日に発足させる。対策の基本理念を盛り込んだ「こころの健康基本法案(仮称)」を、議員立法で来年の通常国会への提出をめざすという。

【滋賀】「自宅で看取られたい」(12/3)
 人生の最期を住み慣れた自宅で迎えるためには、ヘルパーによる訪問介護だけでなく、医師や看護師が「看取(みと)り」に積極的にかかわる態勢作りが必要だという。来年度の介護保険制度の改正もにらみ、県のモデル事業にもなった守山市での取り組みを追った。

【和歌山】最高裁に特別抗告(11/26)
 和歌山市に住む難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の男性(75)が1日あたり24時間の公的介護サービスを提供するよう市に求めた訴訟で、男性側が25日、介護時間の増加を認めなかった大阪高裁決定を不服として、最高裁の判断を仰ぐための特別抗告と許可抗告をした。

【鳥取】患者3人 国と和解(12/3)
 集団予防接種の注射器の使い回しをめぐるB型肝炎訴訟で、鳥取地裁に提訴していた患者3人が2日、国と和解した。国が和解金計2805万円を支払う。6月の国との基本合意に基づいて全国で和解が進んでおり、中国地方では初の和解。

【高知】がん闘病 遠慮しないで(11/27)
 宮城県の石巻赤十字病院で「リンパ浮腫セラピスト」を務め、自らも2度のがん手術を経験した大塚弓子さん(33)が26日、高知市で講演した。約250人に、患者、医療従事者、東日本大震災の被災者の三つの立場から体験を話した。

摂食障害に理解を 自助団体の全国大会(11/22読売新聞)

■アラカルト
86年の福井女子中学生殺人、再審決定 名古屋高裁支部(11/30)
 福井市で1986年に中学3年の高橋智子さん(当時15)が殺害された事件で、名古屋高裁金沢支部の伊藤新一郎裁判長は30日、懲役7年の実刑判決が確定して服役した前川彰司さん(46)=同市=の再審開始決定を出した。検察側は名古屋高裁への異議申し立てを検討するとみられる。

16歳長女監禁致死、母に懲役3年6カ月判決 岡山地裁(11/26大阪本社版)
 岡山市北区の自宅で今年2月、知的障害のある長女(当時16)を浴室に閉じこめて死なせたとして、逮捕監禁致死罪に問われた母親の清原陽子被告(38)に対する裁判員裁判で、岡山地裁(森岡孝介裁判長)は25日、懲役3年6カ月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

拡大犠牲になった83人分の靴の前で黙禱(もくとう)する遺族ら=鹿角市
【秋田】強制連行犠牲者の分 83足の靴の前で祈り(12/1)
 太平洋戦争末期に強制連行され、鹿角市の旧三菱鉱業(現三菱マテリアル)尾去沢鉱山で死亡した中国人犠牲者の追悼式が30日、現地であった。来日した関係者や日本人支援者ら約30人が参列、過酷な労働の末に命を落とした犠牲者を追悼した。旧尾去沢鉱山で中国人犠牲者の追悼式が開かれたのは初めて。

【神奈川】収容所跡訪ね苦難思い語る(12/2)
 元従軍看護師で、捕虜として横浜に約3年間抑留されたオーストラリア人女性ローナ・ジョンストンさん(96)が1日、横浜市泉区の収容所跡を訪ねた。当時の記憶を持つ近所の人が古い写真などを持ち寄り、苦難の日々を過ごしたローナさんと思い出を語った。

【山梨】奨学金、資金集めピンチ(11/28)
 ラオス、カンボジア、タイで貧困層の子どもの就学を支援する「ダルニー奨学金」が大きな壁にぶつかっている。草分けとして認知度は高いが、2008年のリーマン・ショック以降、資金の確保に苦しんでいるためだ。「ドナー」と呼ばれる全国の寄付者が26、27の両日、甲府市に集い、県内の生徒たちも活動継続を呼びかけた。

【島根】男性自立セミナー/感想から即興劇(11/30)
 観客が語った話を、役者が台本なしの即興劇で再現する「プレイバックシアター」が12月3日午後0時半から、大田市大田町の男女共同参画センターで上演される。演劇として楽しむだけでなく、共感による仲間作りや癒やしの効果も期待されるという。

性別適合手術に保険適用を 精神神経など4学会、国に要望書(12/2産経新聞)
警察官がETC割引悪用=詐欺容疑で26歳巡査逮捕―千葉県警(11/25時事通信)
母子手帳、来春改正 父親の参加促す 広がる自治体独自の工夫(11/17日経新聞)