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人権・校閲

こちら人権情報局

8月29日の人権情報

 【最近の記事から】

◎は朝日新聞本紙、【県名】は朝日新聞地域面、○は他紙などの記事。

■視覚障害

<論点>視覚障害者用屋内誘導ブロック――2020年東京オリパラに向けて検討進む(8/21毎日新聞)

2人乗り「タンデム自転車」 公道走行には多くの制限(8/13産経新聞)

■聴覚障害

【三重】高校生議会、聾学校の生徒が津波対策など質問(8/21)
 高校生たちに県政に関心を持ってもらおうと、高校生による「県議会」が20日、津市の県議会本会議場であった。三重県議会としては初めての取り組み。8校26人の生徒が防災や産業振興などについて質問し、県議が答弁した。

■発達障害

(私の視点)発達障害の支援 高校でも環境の整備急げ 柘植雅義(8/22)
 発達障害にかかわる理解やその子どもたちへの教育、学術研究は近年、急速に進展している。しかしながら非常に危惧していることがある。それは小中学校に比べると、高校での取り組みが遅れているということだ。

(書く)思いを筆にのせて 発達障害の中3「心が一筋に」(8/7)
 伝えたい言葉を毛筆で表現する、「書く」のコーナー。小中高校生が込めたさまざまな思いとともに、まとめて紹介します。 ■書道続けて自信、成長 東京都板橋区立板橋第三中3年生の吉村翔(かける)君(14)が送ってくれたのは「春夏秋冬」の4文字。発達障害がある翔君が、書道を続けることで乗り越えてきた日々と、将来に向けた希望が込められていた。

【福井】DVDで発達障害語る 越前出身の歌手・堀川さん(8/16)
 越前市出身で川崎市を拠点に活動しているシンガー・ソングライターの堀川ひとみさん(37)が、発達障害を公表し、東京都教委の人権学習教材DVDに出演している。子どもたちに「得意、不得意は誰にでもあること」と伝えている。

■障害者と仕事

(一身二生)電機メーカー社員から障害者の生活支援員、星名公吉さん:上(8/22)
 ■「ものづくり」の原点、再発見 星名公吉さん(62歳) 牛乳パックをちぎったり、紙をすいたり、できあがったはがきを袋につめたり――。夏の日の午後、障害者支援施設「第3川越いもの子作業所」(埼玉県川越市)では、20~60代の約20人が、牛乳パックを原料に紙すきをして、名刺やはがき、一筆せんなどをつくっていた。

【新潟】障害のある子ら就労体験 「ぷれジョブ」広がる(8/9)
 障害のある子どもたちが週1回、地域の中で就労体験をする「ぷれジョブ」の活動が県内でも広がっている。子どもたちが働く経験を積むだけでなく、地域の人々と関わり合うことで、誰もが暮らしやすい地域づくりにもつながっている。

■命の選別

(ザ・テクノロジー:15)DNA検査、命の選別に道(8/19)
 遺伝子検査とはどんなもので、検査を通じてどこまで分かるのか――。 遺伝子検査は、人の細胞の核のなかにあるDNAを読み取り、その配列を調べ、変異がないかを確かめている。DNAは、人それぞれの髪の毛の質、目の色、体つきや体質に至るまで両親から受け継いだ遺伝情報を詰め込んだ、いわば生命の設計図。1ミリの100分の1から1千分の1というサイズの核のなかに、約30億もの塩基が数珠つなぎになって詰め込まれたヒトのDNAを全て読み取ることは、ほんの20年前までは夢のような話だった。

出生前診断が抱える問題、病院の説明不十分 厚労省調査(8/7)
 約20年前に国内で導入された出生前診断について、「命の選別」につながりかねないという指摘があることなど倫理的な課題を説明している医療機関は約4割だったとする調査結果を厚生労働省研究班がまとめた。出生前診断は事前の説明が欠かせないが、不十分なまま広がっていると研究班はみている。

■障害者の支援

障害ある子、タブレットで試験 東大など開発、読み書きサポート(8/5)
 試験問題の文字が拡大できたり、音声で読んでくれたり。才能があっても障害のために紙と鉛筆の試験では実力が発揮できない小中学生が、タブレットで試験を受けられるプログラムの発表が4日あった。東大先端科学技術研究センターと日本マイクロソフト、東芝が共同開発した。

【埼玉】「障害者トイレ改善を」 母子の願い、議会動かす(8/13)
 秩父市議会に出された「秩父市のユニバーサルデザイン化に関する請願」が6月の定例会で、全会一致で採択された。呼びかけたのは、自らも障害者の親で秩父市在住の主婦、勝又紀子さん(38)。車いすでも利用できる障害者用トイレの整備・改善を求める内容で、請願に賛同する約4千人分の署名も出された。

<キラリ人生>地域で安心できる場を 障害者の通所施設開く(8/13東京新聞)

■障害者の活動

私たちも青春フラガール 特別支援学校が初の「甲子園」(8/24)
 「フラガールの聖地」と呼ばれる福島県いわき市である高校生のフラダンス競技大会「フラガールズ甲子園」に、初めて特別支援学校のチームが参加する。「青春してるね」。踊る楽しさを知った生徒たちは、24日の本番を待ちわびている。

衣の新感覚、障害者と探る ヨコハマ・パラトリエンナーレ、アンリアレイジと皆川明が参加(8/21)
 横浜市中区の象の鼻テラスで開催中の「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014」(9月7日まで)にアンリアレイジと、ミナペルホネンの皆川明が参加している。新たな協働による、創造への意欲が感じられる作品となっている。

「生の芸術」感性のままに 「アール・ブリュット」広がる輪 各地で障害者らの展覧会(8/20)
 専門的な美術教育を受けていない人や障害者らによる造形表現は、ヨーロッパで20世紀半ばに芸術として見いだされ、「アール・ブリュット」と呼ばれる。日本でも1980年代から、知的障害者らの作品を中心に注目されるようになった。その関心の広がりを示す多彩な展覧会がこの夏、各地で開かれている。

(いま子どもたちは)撮る:5 細かい動きは苦手だけど(8/6)
 北海道・岩見沢高等養護学校の3年生墨谷(すみや)留奈さん(17)が入学したとき表現写真部に入ると聞いて、父健(けん)さん(50)は最初、「ちゃんとした写真なんか撮れるんだろうか」と心配したという。

(いま子どもたちは)撮る:6 負けたくない仲間と高め合う(8/7)
 ちょっと大人びた言葉遣いでしゃべりながら、どこかユーモラスな雰囲気を醸し出す。北海道・岩見沢高等養護学校表現写真部の1年生荒井優虎(ゆうご)君(16)は、独特のキャラクターの持ち主だ。

(いま子どもたちは)撮る:7 表情豊か、モデル役も楽しい(8/8)
 北海道・岩見沢高等養護学校表現写真部の部活の時間、1年生の木下彩莉須(ありす)さん(16)がいると、場の雰囲気がパッと明るくなる。顧問の河原勇滋教諭(40)にも友達のように話しかけ、からからとよく笑い、よくしゃべる。「ムードメーカーですね」と河原教諭。

(いま子どもたちは)撮る:8 違う視点でハッとさせたい(8/9)
 7月28日、茨城県つくば市。「全国高校総合文化祭」(総文祭)写真部門の会場には大勢の高校生が集まり、グループごとに分かれたテーブルの一角に、岩見沢高等養護学校表現写真部2年の西浦龍也(りゅうや)君(17)が緊張した面持ちで座っている。

【東京】幻聴・妄想…私たちの素顔を 施設通所者が企画展(8/18)
 世田谷区の精神障害者就労支援施設「ハーモニー」の通所者が、22日から千代田区外神田6丁目のギャラリーで、写真やトーク、かるたで自らを紹介する展示会を開く。自身の妄想や幻聴などを元にした「かるた」の制作で、理解と共感が広がり、今回のイベント開催につながった。

【長野】筋ジス患者の土屋さんが50歳記念のコンサート(8/22)
 佐久市で音楽活動を続けてきた土屋竜一さん(49)が来月6日、トーク&コンサートを開く。10歳で筋ジストロフィーと診断され、20歳までの命と宣告された。12月の誕生日に一つの目標だった節目の50歳を迎えるのを前に、人生を振り返る催しを開き、新たな一歩を踏み出す。

【奈良】県文化会館で特別支援学校の生徒らの作品展示(8/18)
 特別支援学校に通う児童や生徒、卒業生の様々な作品が並ぶ「キラリと輝く!特別支援学校アート展2014」が、奈良市の県文化会館で開かれている。

NHK:障害者バラエティー「バリバラ」3年目突入 ありのまま「笑い」もプラス 当事者の視点で「一歩前進」(8/9毎日新聞)

■手話

絵本:手話使い楽しむ 「てとてとてんとうむし」メンバー、熊本市で読み聞かせ会 /熊本(8/24毎日新聞)

J1鳥栖:対FC東京戦は手話で応援(8/13毎日新聞)

■点字

点字・パソコン競技会:視覚障害者ら参加 出場者ら技術競い白熱 /富山(8/25毎日新聞)

■難病

難病:慢性疲労症候群 実態調査開始へ(8/20毎日新聞)

■障害者とスポーツ

育て未来のパラリンピアン 東京で競技体験会(8/24)
 日本障がい者スポーツ協会と日本パラリンピック委員会(JPC)が23日、東京都北区の障害者総合スポーツセンターで選手の発掘事業を開催した。障害者スポーツでの大規模な発掘事業は、今回が初めて。約70人の応募者が、陸上や車いすテニスなど15競技から好きな競技を選んで体験した。

障害者W杯、感謝の出場 資金難の危機、SNSで支援の輪 サッカー・ブラジル大会(8/7)
 知的障害者サッカーの世界選手権は12日、ブラジルで開会式があり、日本代表18選手が出場する。4年に一度、サッカー・ワールドカップ(W杯)後に同じ国で開かれ、「もうひとつのW杯」と呼ばれる国際大会だが、経費不足で出場辞退する国が相次いだ今大会。日本は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用して資金を集め、参加にこぎ着けた。

【茨城】障害者ゴルフ、9月に土浦で初めての世界選手権(8/17)
 障害者を対象にしたゴルフの初めての世界大会「第1回世界障害者ゴルフ選手権」が9月末から、土浦市で開かれる。県内からも男性1人が日本代表チーム入りした。競技人口を増やして各国に競技団体整備を促しつつ、パラリンピック種目としての採用をめざす。

【神奈川】「静かで熱い甲子園」迫る 全国盲学校野球大会(8/20)
 全国盲学校野球大会が21~22日、平塚市で開かれる。全盲や弱視の選手が音を頼りにプレーするため、応援も制限され、「静かな甲子園」とも呼ばれる。初出場する神奈川選抜チームが「野球との出会いを通して得たものを伝えるプレーを」と練習に励んでいる。

【鹿児島】「もう一つのW杯」ブラジルで12日に開幕(8/8)
 サッカーのワールドカップ(W杯)に沸いたブラジルで12日、知的障害者のサッカー世界選手権大会が幕を開ける。「もう一つのW杯」と呼ばれる晴れ舞台に、元ヴォルカ鹿児島のストライカーで姶良市役所職員の西真一さん(41)が日本代表コーチとして臨む。

サッカー:知的障害者世界大会 日本は4位(8/25毎日新聞)

社説:視点 パラスポーツの日 共生の理念を広めたい=論説委員・落合博(8/25毎日新聞)

夢のパラ五輪 集まれ 2020年東京 選手発掘イベント(8/24東京新聞)

サッカー:知的障害者世界大会 日本ひたむき4強 遠征費は自己負担/ユニホームも1着(8/21毎日新聞)

筋ジスの高1、馬術で世界へ…10月に国際大会(8/13読売新聞)

ゴールボール:「沈黙の中の格闘技」人気に火付くか 日本女子、ジャパンパラ大会V 「視覚障害者以外も楽しんで」(8/12毎日新聞)

不屈の障害者卓球マン、リオへ始動…岡山(8/4読売新聞)

■特別支援

(私の視点)病弱特別支援学校 地域の病弱教育に不可欠 松浦俊弥(8/22)
 病気の子どもへの教育を「病弱教育」と呼ぶ。病状に合わせた指導内容により、子どもたちが病気と向き合いながら「生きる力」を高めていけるようにする教育である。

■ダウン症

代理出産でダウン症児、豪州の夫婦が引き取り拒否(8/7)
 代理出産で生まれた赤ちゃんの引き取りを、受精卵を託したオーストラリア人夫婦が拒んだ。タイに住む代理母は「赤ちゃんはダウン症」と説明されていた。こんなケースが海外で議論を呼んでいる。代理出産のルールづくりでこんな事例をどう規定するのか、法整備が検討されている日本でも課題になりそうだ。

■車いす

電動車いす、乗り心地・デザイン兼ね備え PCマウスのように直感操作 来月発売(8/12)
 従来のイメージを打ち破る、斬新な電動車いすが9月3日、発売される。若手技術者たちが、ベンチャー企業を立ち上げ開発した。おしゃれで使いやすいデザインが評価され、国内の空港や遊園地などにも導入される予定だ。

■障害者と犯罪

Listening:<記者の目>責任能力乏しい知的障害者=長野宏美(外信部)(8/20毎日新聞)

■性的マイノリティー

多様性の祭典 仁川アジア大会を前に/ 性的少数者への理解遠く(8/22毎日新聞)

性同一性障害者特例法:施行から10年 戸籍変更に大きな壁 /和歌山(8/20毎日新聞)

カフーホテル:性的少数者対象にウエディング事業 /沖縄(8/13毎日新聞)

■DV

妻が暴力・彼女が刃物を…男性のDV相談4倍に(8/19読売新聞)

DV:避難女性「SOSに周囲が気付く社会になれば…」(8/16毎日新聞)

ストーカーやDV対策、住民票閲覧制限3割増(8/16読売新聞)

DVストーカー 被害者住所の漏洩を防止せよ(8/10読売新聞)

■男女共同参画・女性の社会進出

(夜に働く 24時間託児所編:上)一人で育てる、私が稼ぐ(7/25)
 「ただいま」。午後6時。小学2年生の男児(7)が、階段を駆け上がって、飛び込んできた。

(夜に働く 24時間託児所編:中)この仕事、覚悟と迷いと(8/1)
 「いい子にしてました?」。午後10時半。勤務を終えたばかりの和食チェーン店勤務の母親(38)が、1歳の長男を抱いた女性スタッフにたずねた。

(夜に働く 24時間託児所編:下)「必要な場所」今日も預かる(8/22)
 夜10時過ぎ。ネオン街の明かりはカーテンで遮られている。聞こえるのは、タオルケットを掛けて眠る子どもたちの寝息だけだ。

共働きの夫、7人に1人は家事しない 全国家庭動向調査(8/8)
 妻がフルタイムで働いていても、夫の7人に1人はまったく家事をしていない――。国立社会保障・人口問題研究所が8日に公表した全国家庭動向調査で、女性の家事の負担が依然として大きい実態が浮かび上がった。子どもを産むかどうかの判断にも影響しているようだ。

(ニュースQ3)ママだけ家事・育児に奮闘? CMの表現に議論(8/8)
 共働き夫婦の妻だけが家事育児に奮闘して夫の姿がなかったり、家事をする夫への妻の「ダメだし」が否定的に描かれたり。企業の広告で表現される男女の役割分担をめぐり、議論が起きている。何が問題なのか。

【奈良】離れた場所で「テレワーク」(8/22)
 仕事は会社でするのが当たり前。そんな常識を打ち破り、主に自宅で働く「テレワーク」が、県内でも少しずつ広まっている。

管理職含む全職員、在宅勤務可能に…総務省(8/24読売新聞)

社説:女性管理職6.6% 異次元の対策が必要だ(8/22毎日新聞)

女性が社会で活躍するには 講演や意見交換(8/21読売新聞)

女性の活躍推進 目に見えない「ガラスの天井」(8/20産経新聞)

学校と私:不器用と思い込んでいた=ワーク・ライフバランス社長、小室淑恵さん(8/18毎日新聞)

女性管理職:まだ6.2% 政府目標30%、理想とギャップ−−帝国データ調査(8/15毎日新聞)

■無戸籍者・所在不明児

(私の視点)成人無戸籍者 本人による出生手続き認めて 井戸正枝(8/22)
 無戸籍児の支援と関連する法律の改正運動に携わって11年になる。これまで500件超の相談を受けたが、最近深刻化しているのは、戸籍がないまま成人になった無戸籍者だ。離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子と推定する民法の規定のため、実父の子として出生届が出せないケースが多い。自宅出産が普通だった時代は、誕生日をずらして届けるなどの運用が行われていた。だが、病院出産が主流になり、出生日の記載が厳密になると、無戸籍者が増えた。

「所在不明の子」なくすために フロー図、役割明確に 横浜市、事件機に連携見直し(8/8)
 行政が居場所をつかめない「所在不明の子」が、少なくとも全国に1588人――。朝日新聞の全国アンケートでは、追跡の難しさの一方で、自治体が確認を徹底してこなかった実態も浮かびました。虐待などで幼い命が奪われる事件が続く中、これまでの対応を見直し、対策に動き始めた自治体もあります。

■HIV

Listening:<そこが聞きたい>HIV陽性者と社会 生島嗣氏(8/20毎日新聞)

■教育現場

同性愛に差別的なイベント企画 同志社大がサークル処分(8/23大阪本社版)
 同志社大学(京都市)のイベントサークルが同性愛者に対する差別的なイベントを企画したとして、大学側は20日付でサークル登録を取り消した。サークルが企画をツイッターで告知したところ、「差別的だ」といった批判が多数寄せられたという。

ヘイトスピーチ「殺し合えばごみ排除」 FBに高校教諭(8/22西部本社版)
 大分県立山香農業高校(杵築市)の40代の男性教諭が、自身のフェイスブック(FB)上で、「極左・極右と取り巻き連中が殺し合って、双方消えてしまえば、日本からごみが排除されて大変美しい国になると思う」などと投稿し、同校から厳重注意を受けていたことが21日分かった。

虐待懸念抱え帰宅も 一時保護所4割「高校が欠席扱い」 研究機関調査(8/17)
 虐待などの疑いがあった場合に子どもを緊急に受け入れる一時保護所について、日本子ども家庭総合研究所が全国調査したところ、約4割が「高校生の保護期間を高校が欠席扱いにしている」と回答した。「不明」などの回答もあり、「出席扱い」は1割未満だった。欠席が続いて留年や退学になるのを避けるため、虐待の危険がある自宅に戻る生徒も少なくないという。

道徳の教科格上げ、「公平」「正義」指導へ 心配の声も(8/8)
 「公正」や「誠実」、人間の弱さや強さも――。文部科学相の諮問機関・中央教育審議会は、小中学校の「道徳」の教科への格上げに向けたこれまでの議論のまとめを7日の部会に示した。「特別の教科」(仮称)と位置づけ、指導する徳目を「キーワード」として例示した。文科省は2015年度から段階的な教科化を目指すが、価値の押しつけを心配する声もある。

防衛大生が先輩ら8人告訴 いじめ暴行受けストレス障害(8/8)
 防衛大学校(神奈川県横須賀市)の寮で暴行を受けてストレス障害になったとして、男子学生(19)が7日、上級生や同級生8人を横浜地検に傷害や強要容疑で刑事告訴した。

児童虐待、届かぬSOS 昨年度、最多7万3千件(8/5)
 児童虐待が過去最多を更新し、ついに7万件を超えた。子どもの発する「SOS」を見逃していないか。虐待で傷ついた幼い心のケアはできているか。なお課題は多く、現場の模索は続く。

児童虐待、7万件超 23年連続で過去最多更新 厚労省(8/4)
 全国の児童相談所(児相)が2013年度に対応した児童虐待の件数(速報値)は7万3765件で、前年度より7064件(10・6%)増えた。統計を取り始めた1990年度から、23年連続で過去最多を更新した。

【青森】所在不明の子、青森市は「ゼロ」(8/9)
 自治体が所在を確認できない子どもが、全国的に問題になっている。所在不明の子は、虐待されている恐れもある。確認を徹底してきた青森市では所在不明の子が0と成果が出ているが、県内全体としては課題も見え隠れする。

【宮城】中学不登校の割合、2年連続で全国最多(8/8)
 昨年度に宮城県内の中学校で不登校だった生徒の割合は3・17%で、2年連続で全国で最も高かったことが7日、わかった。全国平均は2・69%。県教育委員会は、震災によって子どもをめぐる環境が変化したことが影響しているとみる。

【滋賀】滋賀県内の児童虐待相談件数、5千件超え過去最多(8/5)
 滋賀県子ども家庭相談センターは4日、同センターと19市町に寄せられた児童虐待に関する昨年度の相談件数が5109件にのぼった、と発表した。前年度から839件(19・6%)増え、同様の形で統計を取り始めた2008年度以降最多。

■生活保護

生活保護世帯、最多を更新 5月(8/7)
 5月に生活保護を受けていた世帯は160万3093世帯で、前月より2852世帯増えて過去最多を更新した。厚生労働省が6日、速報値を公表した。就職の増加などで減る傾向にある4月は前月を下回ったが、再び増加に転じた。

■高齢者

家族の介護で虐待、8人に1人 連合が調査「相当深刻」(8/21)
 介護が必要な高齢者の世話をする家族らのうち、およそ8人に1人が放置や暴言などの虐待経験がある――。そんな調査結果を労働組合の中央組織・連合が公表した。担当者は「深刻な結果。介護する家族の負担軽減や、相談体制をつくっていくよう国に求めたい」としている。

私は誰?記憶失い2年 千葉・野田の施設で保護の男性(8/19)
 「私は誰なのか?」。記憶を失い、身元がわからぬまま施設で2年間暮らす男性がいる。家族や勤め先のばくぜんとした記憶は頭に残っているのに、肝心の部分が抜け落ちている。顔写真が公開されても、有力な情報は届いていない。

活発な高齢者、介護リスク減 運動や町内会、効果的 東京医大など調査(8/13)
 運動やボランティアなど多彩な社会活動に参加しているお年寄りほど、要介護になるリスクが低くなるという研究成果を、東京医科大や千葉大などのグループがまとめ、米科学誌プロスワンに発表した。3種類以上に参加している人は何もしていない人よりリスクが43%下がり、個々の活動では、運動、趣味、町内会で効果が大きかった。

(人口減にっぽん 近未来からの警告)少子高齢、ひずむ国(8/8)
 人口減社会は家族のあり方を大きく変える。同居する家族の支えを前提にした介護保険の仕組みは、家族力の急落で限界が迫る。一方、かつて社会の多数を占めた「子育て世帯」の割合は減り続け、育児を支える環境づくりは後回しになる――。

【千葉】民生委員、負担じわり 将来のなり手不足に懸念(8/10)
 住民の相談に応じ、必要なときには行政への橋渡しをする民生委員。社会の高齢化が進み、求められる役割が増す一方で、将来なり手が不足するのでは、との危機感が広がる。その対策に、千葉市が民生委員の負担を軽くし、後任育成につなげる取り組みを始めた。

■育児

「父の怖さ示したかった」 9歳六男の指切った疑い(8/23大阪本社版)
 小学校4年生の六男(9)の指を包丁で切ったとして、大阪府警は23日、大阪市西淀川区のアルバイトの父親(45)を傷害容疑で逮捕し、発表した。父親は西淀川署に、六男が兄弟げんかをして騒いだことに腹が立ったと説明。「父親の怖さを示したかった」と供述しているという。

■ハンセン病

ハンセン病療養所、職員定員を増員へ 入所者の要請受け(8/16夕刊)
 全国13の国立ハンセン病療養所について、厚生労働省は15日、職員の定員を増やす配置計画に、全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)など統一交渉団と合意したと発表した。入所者の高齢化(5月1日現在、平均83・6歳)が進み、「介護・看護の職員が必要」という全療協の要請を受けた。

ハンセン病作家の本名を公表 遺族「存在取り戻すよう」(8/9大阪本社版)
 ハンセン病療養所に入った体験をもとにした小説「いのちの初夜」の作者、北條民雄(ほうじょうたみお=1914~37)の本名「七條晃司(しちじょうこうじ)」が今月初めて公表された。親族への差別や偏見を避けるため、死後も80年近く、伏せられてきた。生誕100周年を機に、業績を故郷で語り継ごうと、出身地・徳島県阿南市の市文化協会が発売した冊子に記された。

日本人捕虜234人死亡 「カウラ事件」無謀脱走の理由(8/5大阪本社版)
 広島・長崎に原爆が投下される1年前、太平洋戦争の敗色が濃くなるなか、豪州の収容所で日本人捕虜1104人が集団脱走を図った。手製の野球バットや食事用ナイフを手に機関銃へ向かって突撃し、日本側234人、豪州側5人が亡くなった。その「カウラ事件」から5日で70年。捕虜たちはなぜ無謀な脱走を企てたのか――。記者が生き証人たちのもとを訪ねた。岡山県瀬戸内市の国立ハンセン病療養所「邑久光明園(おくこうみょうえん)」で暮らす、回復者の立花誠一郎さん(93)。ニューギニア北部で捕虜となって同収容所へ送られ、事件の前月、ハンセン病と診断された。

【群馬】福島からの子らが療養所でキャンプ(8/4)
 草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」で3日、福島県などから子どもたちを招いたキャンプが始まった。7日までの5日間、元患者らと交流する。

【岡山】カウラ事件犠牲者へメッセージ 療養所で立花さん(8/5)
 第2次世界大戦中、豪州の捕虜収容所で脱走をはかった旧日本兵約230人が死亡した「カウラ事件」。同じ捕虜だった立花誠一郎さん(93)は3日、犠牲者に捧げる自らのメッセージが墓前で流される様子を、暮らしている国立ハンセン病療養所「邑久光明園」(瀬戸内市邑久町)で見た。

【徳島】ハンセン病作家・北條民雄の展覧会始まる(8/8)
 阿南市出身のハンセン病作家・北條民雄が愛用した万年筆や直筆原稿など約100点を集めた展覧会が7日、県立文学書道館(徳島市中前川町2丁目)で始まった。9月23日まで。

ハンセン病問題 親子ら学ぶ(8/22読売新聞鹿児島版)

神谷美恵子 晩年の未発表詩 ハンセン病療養所の精神科医(8/18日経新聞)

■被差別部落

水平社、多彩な顔と論争と 奈良で特別展 深い懐、社会主義も天皇主義も(8/19大阪本社版)
 日本最初の人権宣言といわれ、世界記憶遺産の登録を目指している全国水平社創立宣言。その宣言を生み出す母体となった全国水平社内部のさまざまな理論闘争をひもとく特別展「水平社運動の多様性」が、奈良県御所(ごせ)市の水平社博物館で開かれている。

【愛媛】映画通して人権考えよう 上映後、女性監督が講演(8/3)
 映画を通して人権を考えようという催しが2日、松山市男女共同参画推進センター(コムズ)であり、ドキュメンタリー映画を見た市民約70人が女性監督の講演に耳を傾けた。

■その他

風俗店員の名簿、本籍記載の義務を削除 警察庁が改正案(8/21)
 風俗営業店の経営者が風俗営業法の求めに応じてつくる従業員名簿について、警察庁は約30年間続けてきた本籍地の記載の義務づけをやめる。名簿への記載事項を定めた内閣府令の改正案を21日、公表した。ホームページなどで意見を募り、10月上旬に施行する。