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人権・校閲

こちら人権情報局

7月15日の人権情報

〈特に注記のない場合、新聞記事の日付などは東京本社最終版です〉
〈asahi.com内の記事へのリンクについて=日付の古いものは表示されないことがあります〉

■映画

旅立つ父と息子の絆 抑制的に シャオルー監督「海洋天堂」(7/1)
 自閉症の息子と末期がんの父親との絆を描いた「海洋天堂」が公開される。アクション俳優のジェット・リーが父親に扮し、息子への愛を繊細に表現している。監督はシュエ・シャオルー。「北京ヴァイオリン」の脚本で知られ、今回が初メガホンになる。

■本

「困ってるひと」(大野更紗著、ポプラ社)=7/10読書面
 ミャンマーの難民問題を研究する24歳の女性が、突然、難病にかかった。病名は「筋膜炎脂肪織炎症候群」。免疫システムが正常に制御されず、全身に炎症がおこる。何十種類もの薬を服用しつつ、熱、倦怠(けんたい)感、痛みに苦しむ毎日が続く。

「世界一あたたかい人生相談」(ビッグイシュー販売者・枝元なほみ著、講談社)=7/1読書面
 「ビッグイシュー」誌の連載を文庫化。それは、路上生活者である雑誌の販売者たちの多くが、読者の若者からの相談に乗っていたという、路上での人と人とのつながりから始まった。くわえて、料理研究家の枝元が悩みに効く料理のレシピを紹介。

「白い罪--公民権運動はなぜ敗北したか」(シェルビー・スティール著、径書房)=7/1読書面
 差別の問題を語って刺激的な本だ。あるいは、反発する向きもあるかもしれない。著者は、『黒い憂鬱(ゆううつ)』(邦訳は五月書房刊)などの著書がある黒人の論客。本書の問題提起は、日本の差別問題を考えるうえでも重要な意味をもつだろう。

■スポーツでつながる

拡大「We are」を手話で表現する参加者たち=NACK5スタジアム
【埼玉】700人が手話応援(7/4)
 さいたま市大宮区のNACK5スタジアムで3日、サッカーJ1の大宮アルディージャがサンフレッチェ広島と対戦し、大宮のサポーターや県立特別支援学校大宮ろう学園の生徒らが、手話で応援した。手話応援は、障害者と健常者のふれあいの場にしようと2006年に始まり、3回目の今年は去年の倍の約700人が参加した。

【兵庫】車いすバスケ 生徒らが体験/洲本・洲浜中(7/7)
 車いすバスケットボールを通じて、障害者と健常者が区別なく生活できる社会のことを学ぶ教室が6日、洲本市塩屋2丁目の市立洲浜中学校(亀田秀和校長)の体育館であった。全校生徒約200人が参加し、県内の学校で車いすバスケットの楽しさを伝えている姫路市のボランティア団体「チームWeB」のメンバーが講師を務めた。

【徳島】球児の聖地彩る 作業追い込み(7/3)
 9日開幕の全国高校野球選手権徳島大会(県高野連、朝日新聞社主催)の開会式に並べられる黄色のマリーゴールドを、阿南市上大野町の県立阿南支援学校の生徒6人が育てている。大会を目前に、最後の世話に追われている。きれいな花をつけたプランターは、入場行進の際、各校が整列する目安として、各列の前に置かれる予定だ。花を提供するのは同校と城西の2校で、同校が提供するのは今回が初めて。県高野連常任理事で、同校で園芸の授業も受け持つ豊田将志教諭(37)が、授業で育てた花を徳島大会の会場に飾ってもらえたらと思い、昨夏、県高野連に掛け合い今年から実現させた。中心になったのは自閉症や知的障害のある高等部1~3年の男子生徒6人。

拡大「試合で使うサインの確認をしよう」と集まる部員たち。練習中のミーティングも手話で行う=唐津市浜玉町、ひれふりの里グラウンド
【佐賀】高校野球 仲間つなぐ目と手話(7/8)
 7月初めの日曜日。唐津市のひれふりの里グラウンドで、27~72歳の聴覚障害者でつくる「佐賀カチガラーズ ソフトボール部」の部員が練習していた。 選手が守備位置につき、シートノックが始まった。「カキーン」とノッカーがボールを打つ。「バシッ」とグラブがボールを吸い込む。額から汗を流した選手たちのユニホームは泥だらけ。かけ声は一切聞こえない。彼らはグラウンドでも、お互いのアイコンタクトと手話で息を合わせる。  チームは、マネジャーをあわせて15人。今年5月に開催された「第48回全九州ろうあ者スポーツ大会」に県代表として出場し、初優勝。秋に愛知県で催される全国大会に出場する。全国4強入りが目標だ。

■アラカルト

「後見人付くと選挙権喪失は違憲」 知的障害者が提訴(7/5大阪本社版)
 知的障害や認知症の人が財産管理などを依頼する「成年後見人」が付くと、選挙権が失われる公職選挙法の規定は憲法に反するとして、京都市に住む知的障害者の男性(57)が国を相手に選挙権の確認を求める訴訟を京都地裁に起こした。同様の提訴は東京、さいたま両地裁に続き3例目という。

山手線ホームドア、新たに9駅に 14年までに設置(7/5東京本社版)
 JR東日本は5日、山手線全29駅で進めているホームドア(可動式ホーム柵)の設置について、すでに完了した恵比寿、目黒に続き、2014年3月までに大崎、池袋など新たに9駅で設置すると発表した。計画によると、12年度中に大崎、池袋駅、13年度中に大塚、巣鴨、駒込、新大久保、目白、高田馬場、田町駅で設置する。全日本視覚障害者協議会(事務局・東京都)の要望に基づき、視覚障害者向けの施設や盲学校が近くにある駅から優先的に設置することにした。今年1月には目白駅で全盲の男性がホームから転落して電車にひかれ、死亡する事故が起き、ホームドアの必要性が改めて指摘されていた。

【北海道】外国人支援 始めませんか 来月、養成講座(6/28)
 市民団体「多文化共生ネット北海道」(共同代表=古賀清敬・北星学園大准教授ら)は7月2日、「多文化共生サポーター」の養成講座を札幌市内で初めて開く。在日外国人をめぐる現状や日本の法制度などを説明し、日本語を含めた学習支援から生活相談まで、様々な外国人支援に取り組める人材を育てる狙いだ。

【秋田】障害のある子と深まる地域交流(7/5)
 障害のある子どもが、障害のない子どもや住民と交流する事業を県教委と仙北市が今年度から始めている。県内の特別支援学校(養護学校)に通う児童・生徒はこの20年で約1・5倍に増加。将来の就職も見据え、地域で共に学び、理解を深め合うのが狙いだ。

【埼玉】被災障害者を支援 歌の県内連続公演(7/9)
 東日本大震災で被災した障害者らを支援しようと、音楽療法士らが県内各地で連続コンサートを始めた。寄付先は福島県の障害者団体。開催地の住民の協力を得ながら、新たな出演者も加わる公演をリレーのように引き継ぎ、息の長い支援を目指す。10日は川越市で第2回公演が開かれる。

【東京】視覚障害者のスマホ使用法を開発 点字を応用 東京(7/8)
 凹凸がないスマートフォン(多機能携帯電話)や情報端末のタッチパネルを目の見えない人が使う方法を、東京都練馬区の視覚障害者、長谷川貞夫さん(76)が開発した。点字の原理を応用し文字入力する仕組みだ。

拡大南米の民族楽器「ケーナ」を演奏する子どもら=川崎市高津区
【神奈川】不登校児 心重ねて20年(6/29)
 不登校児らを支援するNPO法人「フリースペースたまりば」(川崎市高津区)が7月2日、開設20周年を記念してコンサートを開く。プロの音楽家に交じり、子どもたちも南米音楽のフォルクローレを演奏する。

【富山】香る絵 スナエ(7/9)
 キャンバスに近づくと甘い香りが漂ってきた。指先で触れてみると、ざらざらとした砂の感触。現代美術作家で富山美術学院(富山市)院長の高橋りくさんが、目の見えない人たちにも鑑賞できる絵画の制作に乗り出した。名付けて「スナエ」。鼻と手触りで色彩を感じ取れる、かつてない美術を模索する。

【三重】「それが大事」手話で歌う 伊賀の障害者と子供ら共演へ手話で歌おう 「それが大事」 (7/8)
 知的障害者通所授産施設「上野ひまわり作業所」(三重県伊賀市予野)の通所者と、伊賀市内の小中学生らが手話を使った「ひまわりコンサート 太陽に両手広げて22」が10日、伊賀市西明寺の市文化会館で開かれる。元「大事MANブラザーズバンド」ボーカルの立川俊之さんをゲストに迎え、手話と共に全員でヒット曲「それが大事」を歌う。

【滋賀】手話通訳士協/県支部が設立(7/4)
 日本手話通訳士協会の県支部(梅本悦子支部長)が3日設立され、草津市大路2丁目の市立サンサンホールで記念式典があった。同支部会員や聴覚障害者団体の関係者ら約80人が出席した。同協会の支部設立は全国で11番目。

【福岡・北九州】介護状況の評価表、虐待防止に(7/4)
 福岡市の九州大学大学院医学研究院の小野ミツ教授らの「高齢者虐待防止研究プロジェクト」が、介護者による虐待を防ぐため、介護状況を把握する評価表づくりを進めている。

【熊本】障害者差別 減るか(7/9)
 障害者差別のない社会づくりを目指す、全国的にも珍しい県条例が熊本に誕生した。障害のある人が感じている暮らしにくさを減らし、目的に掲げる「共生社会の実現」につなげる力になるのか。条例検討委員会のメンバーとして素案作りを担った2人に、制定の背景や意義、課題を聞いた。

【熊本】地域外 25人感覚障害(7/4)
 水俣病被害者救済法に基づく救済策の「対象地域外」の潜在被害を明らかにしようと、天草市の民間医院「天草ふれあいクリニック」で3日、検診会が開かれた。

【大分】中津市260万円未支給/重度障害者加算(6/30)
 生活保護を受け、重い障害がある世帯に支給される重度障害者加算について、中津市が3世帯計約260万円分を払っていなかったことが29日、分かった。

【大分】重度障害者生活保護、宇佐市でも加算漏れ(7/2)
 生活保護を受け、重い障害がある人に支給される重度障害者加算について、宇佐市も2世帯計約40万円を支払っていなかったことが1日、分かった。