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観字紀行

番外編~マンガの中の「葛」~

金子 聡

 突然ですが、「葛」の番外編です。今回は旅に出ず、趣向も筆者も変えてお届けします。

 前回までの「葛」を巡る旅で、伝統的に印刷物では「」が使われてきた、という話がありました。
 そこで、様々な出版物の中でも、特に漫画で「葛」の字がどう描かれているかを調べてみましょう(早くも予算やネタが尽きたわけではありません。次回は必ず旅に出ます。準備もしてます)。

 まずは、前々回の葛飾編で出てきた写真をもう一度ご覧ください。

 南葛飾高校ですね。

 南葛飾……、サッカー好きの方ならピンと来ませんか?

 そう、「キャプテン翼」です(単行本第2巻の扉絵から)。

 主人公の天才サッカー少年・大空翼が「南葛(なんかつ)市」に引っ越してくるところから、この物語は始まります。
 「南葛市」は東京ではなく、サッカーの盛んな静岡がモデルだそうです。名前は作者・高橋陽一氏の母校、都立南葛飾高校にちなんでいます。上の絵は翼君が転入した南葛小のユニホームで、南葛飾高と同じく「」になっていますね。

 「キャプテン翼」は集英社の「週刊少年ジャンプ」に1981~88年に連載されました。その間に主人公の翼君は中学生になり、ブラジルへと旅立って行きます。

 最終の第37巻で、全日本の代表選手たちをドリブルで抜き去る翼君(の左胸)。南葛中のユニホームも
」です(対戦相手を「なにィ」「そんなァ」とキリキリ舞いさせる、超絶華麗なテクニックは単行本でお楽しみください)。

 お次はこちら。

 これも葛飾編に登場しました。

 「葛飾」と「警察」といえば……。