文字
観字紀行
(2011/12/02)
信長の時代から平成の大合併までの歴史を見てきた愛知県清須市から戻って、最終回は番外編というべきでしょうか、「東京・清洲」です。
その橋の名が「清洲橋」。今まで名前は気にしていませんでしたが、この橋の名は愛知の清須とはたして関係があるのでしょうか。出かけてみました。
浅草の上流も含めて隅田川には多くの橋がかかっていますが、川を航行する船から識別できるようにとの理由もあり、形や色にそれぞれ特徴があります。その中でも優美な姿で有名な清洲橋。東京都中央区日本橋中洲と、江東区清澄にかかる橋です。鋼鉄むきだしの橋ですが、どっしりとゆるいアーチを描き、落ち着いた青色と、ガス灯を思わせるデザインの照明があって、武骨さよりも優雅な印象を与えます。