(8月6日付朝刊に掲載した「ことばの広場」を再録しました)

 先週に続き、よい意味でも使われる若者の「やばい」という言葉を取り上げます。

 東京・渋谷で10~20代の110人に聞いたところ、「何でも『やばい』。使いまくり」(高校1年女子)など、9割以上が肯定・否定の両場面で「やばい」を用いると答えました。「とりあえず心が動いたら『やばい』」(高3女子)、「テンションが高まると出る」(中学3年女子)と、良しあしより心の動きを重視する人も多く、「悪い意味では使わない」(高2男子)という声もありました。

 会話中に意味が通じないことはないか尋ねましたが「表情や言い方で分かる」(高2女子)、「相手の性格で判断する」(大学1年男子)など、あまり気にしていない様子でした。