(6月29日付朝刊に掲載した「ことばの広場」の拡大版です)

あなたは覚えられますか?

 3月26日に本州と北の大地が北海道新幹線で結ばれてから、3カ月がたちました。今回新たに開業したのは、北海道側では「木古内」と「新函館北斗」、青森県側では「奥津軽いまべつ」の計3駅です。開業によって見込まれる経済効果に、地元は大きな期待を寄せています。
 
 ところで、最近の新幹線の駅名は「ちょっと長い」と感じませんか。「おくつがるいまべつ」も「しんはこだてほくと」も、読み仮名を数えると9文字にもなります。

 長さを競うなら、上には上がいます。昨年、延伸開業した北陸新幹線の「黒部宇奈月温泉」(くろべうなづきおんせん)は11文字。現時点で「全国一長い駅名」です。

 また駅名表記の文字数で比べるなら、「奥津軽いまべつ」が7文字でトップの長さです。以下、「くりこま高原」と「いわて沼宮内」(いずれも東北新幹線)が6文字で続き、「筑後船小屋」(九州新幹線)が5文字――といったように、長い駅名が目白押し。なかなかの個性派ぞろいで、覚えるにも一苦労といったところでしょうか。

 そもそも、駅名はどのようにして決まるのでしょう。朝日新聞の過去記事を参照し、専門家への取材も通じて、新幹線の駅名を次の3タイプに分けてみました。